1973-07-04 第71回国会 参議院 本会議 第25号 最後に、「山路来て何やらゆかしすみれ草」の芭蕉の一句を思いしのぶのでありますが、その山路のスミレ草のようなうるわしい事実を報告して質問を終わります。 それは、今春、一部落が集団として僻地から都市近郊に移住いたしました、富山・魚津市の古鹿熊の部落民であります。その農民が、数百年住みなれ耕してきた農地、山林を毎日のように通い続けて管理している涙ぐましい努力の事実があります。 杉原一雄