1995-02-22 第132回国会 衆議院 労働委員会 第5号
じん肺そのものにつきましては、現に雇用されておる方、これは当然その方の健康管理が大変重要でございますので、職場におきます健康診断等を通じての健康管理、これをもう徹底していくということが基本であろうかと思いますが、ただ、これらの方がむしろ離職された後どのような形でフォローしていくか、これも非常に重要な問題で、また難しい面もむしろそちらの方にあるのではなかろうか、このように思っております。
じん肺そのものにつきましては、現に雇用されておる方、これは当然その方の健康管理が大変重要でございますので、職場におきます健康診断等を通じての健康管理、これをもう徹底していくということが基本であろうかと思いますが、ただ、これらの方がむしろ離職された後どのような形でフォローしていくか、これも非常に重要な問題で、また難しい面もむしろそちらの方にあるのではなかろうか、このように思っております。
○説明員(林部弘君) おっしゃるように、じん肺そのものが一程度以上の所見を呈するような段階に達している者は、すべておっしゃるように離職後の健康診断が必ず行われなければならないという状況にあるということは言えると思います。
じん肺の定義を明らかにするとともに、現行法制定後の医学の進歩により、肺結核以外のじん肺と密接な関係があると認められる疾病についてもじん肺の合併症としてとらえ、じん肺そのものとは別個に適切なる健康管理を行うこととしたところであります。 第二は、じん肺に係る健康管理の区分の改正であります。
これは合併症としていままで取り扱っておられたのを、合併症にしないで、じん肺そのものとするという意向があるというふうに伺っておりますけれども、このことは事実なんでございましょうか、その点を確認させてください。
これは私、前向きの改善だと評価しているわけでございますが、問題は、合併症発生の原因がじん肺そのものから発生してくるわけでございますので、これらの健康管理を明確にするために、合併症にかかった者は管理四というような立場での待遇をしていくべきではないか、このように思うのでございますが、この点はいかがでしょうか。
それで、今回の法律でじん肺の定義をきちっといたしまして、いま先生御指摘のように「線維増殖性変化を主体とする」ということでどこまで入るのかということが議論されまして、現在のところ、いま御指摘の肺気腫、肺性心というものはじん肺そのものだということで読むというのが現段階の専門家の御意見でございます。
○桑原政府委員 今回のじん肺法の改正は、先生御承知のように、じん肺そのものに着目いたしまして、それが進行しないということに重点を置いてやったわけでございますが、御指摘のように、建設業その他ではいろいろな粉じん作業現場がございますので、こういったじん肺法の改正とともに、こういう粉じん職場において、いろいろな濃度の規制を中心といたしまして、そういう粉じんの災害予防規則というようなものを現在検討いたしておりますが
じん肺の定義を明らかにするとともに、現行法制定後の医学の進歩により、肺結核以外のじん肺と密接な関係があると認められる疾病についてもじん肺の合併症としてとらえ、じん肺そのものとは別個に適切なる健康管理を行うこととしたところであります。 第二は、じん肺に係る健康管理の区分の改正であります。
その間、じん肺そのものの範囲も広がっておりますし、また医学の進歩もございますので、今度の通常国会にできれば改正法案を提出したいということで、寄り寄り、じん肺審議会、あるいは特に医学的な側面につきましては専門家会議というようなものにお願いをいたしましていま検討中でございまして、最終的にどういうスタイルになるかということは、まだ率直に言いまして未定なのでございます。
つまりそれがいま裏から見ると心臓病の問題とかかわり合ってくるわけですが、それはじん肺そのものが重くなったということにもなると思うのです。いずれにいたしましても、この余病の問題についてはさらに検討を進めてみようということを考えております。
○東村政府委員 じん肺そのものをもとに返すというのはなかなかいまの医学では……。ただ、余病というか合併症というか、結核そのものを治すということは結核の治療になるわけでございますが、じん肺そのものを根治する、快方に向かわせるというのは現在の医学ではなかなかむずかしいということになっております。
ですから、じん肺そのものが悪くなったのではなくて、たまたま肺結核が合併して管理四とされたということになるわけでございます。 健康診断につきましては、粉じん作業労働者については、管理一の者は三年に一回でございます。
○村上(茂)政府委員 じん肺そのものにつきましては、安全衛生局で所管いたしておりますけれども、先生御指摘の問題については、きわめて重大な問題でございまして、安全衛生局長が申し上げましたように、労働衛生の面につきましては、労働基準行政全体の面から考えましても、さらに一そう強く推進する必要があるということを私どもかねてから考えておるところでございます。
じん肺そのものの医学的な知識については私はしろうとでございますので、これ以上申し上げられませんけれども、そういうものを含めての予防措置というものもできるだけ現実化したいということで、現在私どものほうにおきましても検討中である、こういうことを申し上げておきたいと思います。