1954-11-25 第19回国会 衆議院 厚生委員会 第74号
従つて黄変米問題以後今日まで私どもといたしましてはみそ、しようゆ用あるいはせんべい、製菓用等に黄変米が出ているものとは考えておりません。ただ横流しその他いろいろの問題がございますので、さような点からあるいはかような事件が起きているのかもしれません。しかしその場合は明らかに食管法違反になるわけでございます。
従つて黄変米問題以後今日まで私どもといたしましてはみそ、しようゆ用あるいはせんべい、製菓用等に黄変米が出ているものとは考えておりません。ただ横流しその他いろいろの問題がございますので、さような点からあるいはかような事件が起きているのかもしれません。しかしその場合は明らかに食管法違反になるわけでございます。
ただこれは御承知のように一〇%以内のものはみそ、しようゆ用に配給できるわけでございまして、みそ、しようゆの場合におきましては、原料用といたしまして、配給価格以上で売れる場合があるわけでございます。できるだけ仕訳けをいたしまして、さらに再搗精をして可能なものは配給にまわし、みそ、しようゆにまわしすことによつて欠損を少なくいたしたいというふうに考えております。
みそ、しようゆに参りますと、現在みそ、しようゆ用に対する売却価格は、原料用といたしまして一般の配給よりも高くいたしております。従いましてみそ、しようゆ用にこれが充当できまする場合においては、大きな損失にはならないと思います。
○渡部政府委員 大豆につきましては、製油用、味の素用、みそ、しようゆ用、とうふ用、こういうような仕訳をいたしまして、従来の方計で行けは、砂糖のように外貨を締めてしまえ、こういうことはどなたもおつしやらないと思いますからやつて行けるのじゃないかと思います。
だから今あなたがおつしやつたが、工業界で工業塩を直接輸入にしてくれという議論が成り立つならば、一般消費大衆だつて、みそ、しようゆ用、あるいは食料用の塩も直接輸入にさしてくれという理論が成り立たないはずはない。一万四千円、小売ではおそらく二万円を越えると思うが、この高い塩を、海外から直接輸入にまてば四千円の塩で、とにかく安いしようゆと安いみそが食べられるわけである。
それを確保する場合に、妥当な生産者価格を維持するということは、ただみそ、しようゆ用の原料塩の価格をつり上げて行くということによつて国内塩の生産者価格を維持して行くという今のこのやり方は、どう考えても妥当な行き方ではありませんから、これらの点についてひとつ十分政府の方でも検討願うようにということを、本委員会としても専売当局に意見を申し上げておるのでありまして、これらの点については、またいずれ時間がございましたら
たとえば極端なものは、工業用アルコールにまわしたり、あるいは軽度のものは、みそ、しようゆ用にまわす、さらに軽度のものは、おこし等の菓子原料にまわすとかいうような、それぞれその品質によりまして、振りわけをいたしまして、農林省に申入れをいたしております。
○小川(豊)委員 私はそのみそ用、菓子用、しようゆ用、その他に配給なさつたということはわかる。ただ、二年も倉庫の中にほうり込んでおいて、それをどこへまわすことが適当であるかということを研究して行かなければならないという態度が、非常にいけないのじやないかということを言うのです。
砕米につきましては、御承知のように、みそ、しようゆ用等の配給計画かございまして、年度の砕米の輸入見込量に対して、みそ用には幾らということで、時期別に砕米につきましては売却いたしております。
これにつきましては、原則といたしましてみて、しようゆ用に出しております。みてしようゆは、国民生活の必需品てもございまするので、みそ、しようゆ用に出しておりまするが、その余のものにつきましては、お話の通りアルコール用及び少量のものは菓子用に参つております。アルコール用につきましては、通産省と協議いたしまして、その数量をその都度きめるわけでございます。
そのほか酒用、みそ、しようゆ用等の家庭用、それからロス等を考えますと、需要は五百十八万九千トンでありまして、本年度と同様の持越しが可能になるかと思います。
しからば、今まで検査の結果悪かつたものもやむを得ず輸入されてしまつた、こういうものをどうしておるかというと、これは必ず農林省と相談をいたしまして、たとえば米であるならば、その程度によりまして、みそ用にするとか、しようゆ用にするとか、あるいはアルコール原料にまわすどいうように、他に転用をはかつております。
それから雑穀でありますが、そのおもなるものは大豆のみそ、しようゆ用、とうもろこしのブタノール用、燕麦の飼料用であります。一部輸出原料用を見込んでありますが、穀類合計は三十五万四千トンとなつているわけであります。いも類の工業用はアルコール用、酒用、澱粉原料用等に配給された推定でありますが、三十二万六千トンを計上しております。従いまして工業用としての合計が大十八万トンとなつております。