1997-06-06 第140回国会 参議院 環境特別委員会 第11号
私も名古屋の鳴海のごみ焼却工場を視察しまして、大変な体験をさせていただきましたが。 そこで、この問題を総括するために私の受けた印象をもとに問題点を整理してみました。 国民の健康に大きな影響を与える発がん性物質に対して対応が遅いのではないか。住民が不安を覚え、諸外国の対策が進む中で、その追随に終わっている。
私も名古屋の鳴海のごみ焼却工場を視察しまして、大変な体験をさせていただきましたが。 そこで、この問題を総括するために私の受けた印象をもとに問題点を整理してみました。 国民の健康に大きな影響を与える発がん性物質に対して対応が遅いのではないか。住民が不安を覚え、諸外国の対策が進む中で、その追随に終わっている。
名古屋市ではごみ焼却工場に絡む汚職で市議と市職員三人が逮捕され、今新聞紙上をにぎわしております。このように地方行政では、大変残念なことではございますが、地方の権限拡大が腐敗の拡大となってしまいます。その防止のために一層の行政の透明化が必要と思います。 地方行政では情報公開が進んでいますが、中央官庁での情報公開への取り組みはどうなっているのでしょうか。お願いいたします。
したがいまして、厚生省におきましても、全計画期間中におきまして資源化の促進のために、例えばごみ焼却工場におきます発電等余熱利用整備事業、これを五十六年度から新たに補助事業にいたしました。同様に不燃物の処理資源化施設、これも五十七年度から新たに補助対象施設に加えております。
例えば船橋から印旛沼、白井町にまたがる千葉ニュータウン内に印西地区環境整備事業組合がありまして、ここがごみ焼却工場を建設いたしております。来年稼働するというふうに言われているのですが、町や村の当局者の話を聞きましても非常に大変なんですね。例えば印西町では、その債務が年間予算の倍に上るというふうにも言われているわけなんです。
また一方市町村では、そういう広域的な地域のごみ焼却工場設置ということでばく大な負担金を迫られている。したがって、現在の焼却事業費の負担の上にそういう大きな広域地域のごみ焼却場をつくらなければならないという新しい負担と、二重の負担に苦しんでいるという問題が起きておるわけなんです。