1958-04-17 第28回国会 衆議院 法務委員会 第27号
するようにしてくれるかどうか、途中でこれを抜き売りするとか、あるいはまたその営業権の一部を勝手に讓渡するとか、債権者に非常に不安を与えるような行為があっては困る、であればやはり財団のように縛っておく方がいいという考え方で、これは、言ってみれば、日本人のその当時における経済常識と申しますか、経済道徳と申しますか、経営道徳という点についてまだ欠けるところがあるのじゃないか、こういうところが、終戦後のこんとん時代
するようにしてくれるかどうか、途中でこれを抜き売りするとか、あるいはまたその営業権の一部を勝手に讓渡するとか、債権者に非常に不安を与えるような行為があっては困る、であればやはり財団のように縛っておく方がいいという考え方で、これは、言ってみれば、日本人のその当時における経済常識と申しますか、経済道徳と申しますか、経営道徳という点についてまだ欠けるところがあるのじゃないか、こういうところが、終戦後のこんとん時代
大体通貨価値が終戦後のこんとん時代を過ぎて安定したということを認めるからこそ、一万円札を出し、五千円札を出し、あるいは百円銀貨を出すということになったのだろうと思います。
現行警察法は、終戦後のこんとん時代たる昭和二十三年に制定されたのでありまして、形式的な警察の民主化に重きを置き、警察の機能能率に関する点、社会の実情との調和の点など、重要なる商が閑却されたきらいがありまして、制定の当初から、世論のきびしい批判を受けておつたものであります。
二十三年度当初は、今申し上げましたように、まだまだふなれな時代でございまして、ようやくこんとん時代を脱け出したころ合いであります。会計検査院側より御指摘に相なりましたような、いろいろな不都合な点も、多々あつたわけであります。