1952-03-11 第13回国会 参議院 大蔵委員会 第21号
それから一般消費者、一般消費者というものを数字にとつて見ますと、やはり昨年の六月の東京都の生計費調査をとつて見ますれば、世帶員が四・七人、この世帶員数で直接生活費は十六万九千円、然るに基礎控除及び扶養控除される額は十三万五千円となりまして、三万四千八百円ばかりの不足を来たします。
それから一般消費者、一般消費者というものを数字にとつて見ますと、やはり昨年の六月の東京都の生計費調査をとつて見ますれば、世帶員が四・七人、この世帶員数で直接生活費は十六万九千円、然るに基礎控除及び扶養控除される額は十三万五千円となりまして、三万四千八百円ばかりの不足を来たします。
○政府委員(東條猛猪君) お話にございますように予算の積算をいたします場合におきまして、要保護性帶が何世帶あつてということを各月ごとに実績を調べまして、この世帶数の実績から判断いたしました。
○衆議院專門員(小木貞一君) これはいささか議論になるようでございますのでありまするが、世帶というのはやはり家計の共同というようなことが中心の考え方になつて参りまして、それからそれは寄留法のときにもこの世帶ということは考えていたのでございまするから、寄留法の発展であるところのこの住民登録法におきましてもその考え方は受継がれておると、かように実は私共は考えておる次第であります。
○衆議院議員(鍛冶良作君) この世帶というのは、これはいわゆる社会通念で認めて頂くことでありまするが、ここで法律的に申しまするならば、居住と生計を共通する者によつて構成されている一つの生活單位であると、こういうふうにお答えするよりほかないと思います。それは事実を見て、そうであるかどうかをきめるよりほかないと思います。
従つてこの世帶の支出という面からも、これを検討することができるわけであります。そういう際に、たとえば一般の平均に比べまして、被服費が非常に多くなつておるとか、それからまた交通費が非常に多くなつておるとかいうような、異常な状態がありますれば、これを検討する貴重な手がかりになるわけであります。
○平田政府委員 おそらく他の政府委員から御説明があつたかと思いますが、少し詳細に申し上げますと、たとえば月一万二千五百円の收入で、奥さんとお子さん二人の世帶、これは一種の標準的な世帶として計算の基礎にいたしておるのでございますが、この世帶の場合におきまして、税金と米価の関係がどうなるかということを計算いたしております。
○受田委員 それでこの世帶に対して、政府が今考えているところの住宅金融公庫による住宅建設資金の融通の場合と、庶民住宅の建設の場合と、これらが引揚者の住宅対策にいかように働きかけているか。これらは引揚者の住宅と適当な調節をとつて政府は考慮を拂つてくれているのか、これらのわくの中へ引揚者の幅を——換言すればどのくらい入れるように努力を続けて来ておるのか、そこを伺いたいのです。
この三十三歳の、おそらくこの世帶の構成では未亡人の主婦、世帶主になるわけだろうと思います。がその人が千六百カロリーで、はたして健康を維持して、子供のめんどうを見て働いて行けるかどうかということは、重大な問題だと思います。
これがその前の二十四年の二月の調査におきまする、これに相当するものの数字に比較いたしますると、その当時三七・七%を占めておりましたのでありますから、比率からいたしますると、この世帶のところが非常に重くなつて来ておるということが見られるのであります。やはり実際に未亡人世帶というものの生活がむずかしいということがここでも明らかに看取されます。
○国務大臣(青木孝義君) 岩間さんの御質問は、国民の具体的実態並びに生活水準についてはどうか、こういう御質問であつたと存じますが、この世帶当りの家計費への推移を見まするのに、本年に入りましてからその支出金額は、ほぼ横這いの状態にあることは、かねてから申上げておる通りでございます。
次は未亡人の世帶……私は只今分り易く未亡人と申してこういう言葉を使つておりますが、つまり寡婦の世帶、この世帶に対しまするいろいろの生活物資の特配、そういうようなことがどの程度行われておりますかどうか。
このことは非常に喜ばしく存じておりますが、しかしこの世帶数の中には、一人の世帶もありましよう。また二人の世帶もありましよう。少数世帶もあることでありますから……