1988-03-09 第112回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第1号
あるいは先ほど冒頭に申し上げましたこども劇場なんかも、やはり同じく五十六、七年のピークで二億だった数字が今や一億四千万ばかりに落ち込んじゃっている。見直しはやむを得ない、こうおっしゃいましたけれども、何か特別あったのですか。
あるいは先ほど冒頭に申し上げましたこども劇場なんかも、やはり同じく五十六、七年のピークで二億だった数字が今や一億四千万ばかりに落ち込んじゃっている。見直しはやむを得ない、こうおっしゃいましたけれども、何か特別あったのですか。
ただ、その中にありましても、地方文化の振興はもちろん必要な事柄でございますし、国といたしましてもこども劇場、青少年芸術劇場等を初めといたします中央の芸術を地方に鑑賞の機会を与え、また地方の文化の活性化を図るというような施策の展開のほかに、地方の文化施設に対する補助金、あるいは地域におきます文化活動担当者の研修、あるいは国内の指導者派遣といった国と地方との関係におきまして、地域文化の振興に力を入れているわけでもございます
この間、私はこども劇場の人たちの要請を受けたわけですが、ずいぶん苦労しておられるわけですね。実際に文化の向上のためには、私はもうちょっと文化庁もがんばってほしいと思います。
○佐藤昭夫君 ですから国会などに提示する当初予算の、本年度これだけの回数のそういうこども劇場なり青少年劇場をやっていきますという形になっていても、実際はそのとおりに実施されないという、こういう非常に予算単価が低いということのための予算になっている。こういうことがこか数年続いているということですね。 さらに問題なのは、民間文化団体の活動に対する国の援助の貧弱さの問題であります。
請願者は舞台入場税対策連絡会議ということで、参加団体は演劇入場税減免運動委員会、それから音楽・舞踊入場税撤廃委員会、全国こども劇場・おやこ劇場連絡会、日本演劇興行協会、日本芸能実演家団体協議会という方々です。主としていわゆる舞台で高級のなまものをやっておられるという方々が中心のものですね。
○小林(政)委員 最後に私は、やはりこういうものには課税すべきではないし、本来もっと国が力を入れて、いわゆる文化政策としてそれを発展さしていく、特にこども劇場その他については、地域の中に、よりそのようなよい芸術に親しむというものをつくり上げていくという点で、むしろ国が積極的にこれらの問題には力を入れて取り組むべき対象であって、具体的にはむしろそういう自主的な運動をもっと発展さしていくというような文化政策
○小林(政)委員 私は果たして、それではいままでのように、こども劇場とかあるいはまた自主的な文化サークルというところの会の人たちが、本当によりよいものに自主的に参加していこうということでいろいろと取り組みを強めてまいりましたけれども、会費制というようなことでやっている場合に、国税当局がそこに相当豊かな担税力があるということで見てきたのかどうか。
この場合には、文化財の保存というような、一つの国の政策的な目的といったものがあってそういう扱いがなされている、こういうことじゃないかと思うわけですが、そうすると、文化財の保存というそういうふうな目的と、それから社会教育というそういう対象、それは直接には一緒のものじゃないけれども、そういう国としての政策目的の見地から入場税の中に非課税を設ける、こういうことが古典歌舞伎の場合と同じようにこども劇場の場合
○森(美)政府委員 高沢先生のおっしゃること非常によくわかりますが、在来こども劇場は五百円か六百円ぐらいの入場料でございましたので、そういうことは別にいたしまして、ともかく免税点の引き上げということで一括ものを考えておるわけでございます。おっしゃることはよくわかりますが、ひとつこれで今回は満足していただきたい、こう考えております。
次の方へ移りますけれども、こども劇場の問題であります。 こども劇場の問題については、こども劇場には入場税がかからぬようにしてもらいたいという陳情や請願というものがこども劇場の関係者からずっと長いことあったわけです。これも今回のこの改正によって、実際上こども劇場はほとんど入場税の対象ではなくなった、こういうふうな実態になったということは、私はこれは非常によかったと思うわけです。
その後も社会教育につきまして、四十六年になされました九条の改正との関連で、ただいま御指摘のこども劇場をはじめとして、その他にもいろいろ社会教育の面に有効なる演劇、映画その他については、何か特例措置があってもいいじゃないかという御議論がいろいろとございます。
それから同時に、すりかえるわけでは決してございませんけれども、一般的に、将来税率の引き下げというようなことで、こども劇場というようなところの入場料というものはそんなに高いものではないと私は思うのです。一般的な税率の引き下げということで、実際上かからないようにするという方向もあわせて将来の問題として取り上げていきたい、こうも考えております。
これもこども劇場というふうな組織で、いわばサークル的にやっている人たちのお話を聞いたり、事情を聞きますと、結局、どんな演劇を次に見ようかというふうなことについてもそのサークルの子供たちが話し合う、一緒におかあさんたちも話し合うというふうなところから、今度は演ずる劇団の側へ対して、次にはこういうふうなものをやってほしいというふうなことが意見として出されてそれが実現されていくとか、あるいは単にそういうものを