1972-06-09 第68回国会 参議院 内閣委員会 第19号
この増加恩給等の場合には、もちろん、特別項症から第七項症まであるわけですが、これらはそのけがそのものに着目をして支給されておりますから、ほぼ給料があまり高いとか安いとか差がなくて、一応の補償がなされておる。こういうことをみるときに、また先ほどの論に返りますけれども、今度のやり方、百分の五十を上積みするといえども、そういう率が大きければ大きいほど、上下の差が激しくなる。しかし、失う命は同じだ。
この増加恩給等の場合には、もちろん、特別項症から第七項症まであるわけですが、これらはそのけがそのものに着目をして支給されておりますから、ほぼ給料があまり高いとか安いとか差がなくて、一応の補償がなされておる。こういうことをみるときに、また先ほどの論に返りますけれども、今度のやり方、百分の五十を上積みするといえども、そういう率が大きければ大きいほど、上下の差が激しくなる。しかし、失う命は同じだ。
しかも使われておるお金はどんなところに、掛け金等を失業保険そのものに払うとか、あるいは労災のけがそのものに払うのじゃなくて、事務費がどうとか、あるいは施設整備費だとか、あるいは保険施設だとか、あるいは労働福祉事業団へ出資してみえる、そういう額が約半分あるわけなんですね。ですから、そのものにプロパーに使われておるものが約半分、あとは他に使われておる。