2001-05-21 第151回国会 参議院 予算委員会 第14号
確かに、それは以前に比べまして所得が伸び悩んでおるから多少は上がっておるかもわかりませんけれども、大体義務教育関係においてはそんなに負担は大きくなっておらないのでありますけれども、しかし学校外における家庭が行います塾並びに家庭教師の費用あるいはけいこごと、こういうものがもう膨大な金額に達しておりまして、このことが家計を大きく圧迫しております。
確かに、それは以前に比べまして所得が伸び悩んでおるから多少は上がっておるかもわかりませんけれども、大体義務教育関係においてはそんなに負担は大きくなっておらないのでありますけれども、しかし学校外における家庭が行います塾並びに家庭教師の費用あるいはけいこごと、こういうものがもう膨大な金額に達しておりまして、このことが家計を大きく圧迫しております。
○国務大臣(鳩山邦夫君) 教育費の問題については、幼稚園から始まりましょうが、幼小中高のお子さんをお持ちの親御さんにとっては、いわゆる家庭教育費、小学校の低学年にあってはけいこごと、中学になりますと塾、家庭教師、そうしたもので大変経費がかかっていくということ、そして大学生のお子さんをお持ちであると、これがいわゆる学納金ということになってくるわけでございまして、そういった意味では大学生、もちろん院生を
そして、子供一人にかかる教育費ですけれども、これは学校教育費、学校外教育費、おけいこごとなんかやっておるわけでございますが、幼稚園は公立で一万八千三百九十四円、私立は二万六千三百七十四円、小学校が公立で一カ月に二万二百四円、私立が六万八千四百六十七円、中学校が公立で三万一千三百六十三円、私立で七万一千百五十二円、高校が公立で三万二千六百四十一円、私立が六万一千五百二十三円。
ただ、けいこごと等そうした意味での塾、こうしたことにつきましてはまた別の考え方を持っておりますが、いわゆる学習ということについては今申し上げた考え方であります。 以上です。
幼稚園から高校までは「学校教育費」という区分け、これは(注)に書いてありますが、直接使うもの、それから「家庭教育費」といって家庭などでいろいろ補助的に使うもの、それからけいこごと等にそれぞれの個人の考え、趣味で出しておるようなけいこごと学習費といったようなものが「家庭教育費」ということで書いてあります。
○田中(克)委員 文部省調査の中でも、特に幼稚園などの場合には、家庭の教育、いわば塾通い、けいこごと、習い事、そういうものに要している経費というのは非常に多い。小学校の場合でもそういう傾向が強いわけです。高校へ行くと若干少なくなりますけれども、中学校まではそういう傾向が非常に強いわけです。
それで、この結果につきましては、当然のことながら都会地や農村などを含めた全国の平均値でございますし、また、それぞれの家庭におきます費目についての平均値を算出しておりますので、例えば学習塾とかけいこごと、月謝などの支出につきましては学習塾やけいこごとに子供を通わせていない家庭についても入っておるわけでございます。
これを見ておりますと、家庭教育におけるけいこごと学習費、これが小学校では四一・七%で最も高い。中学校では今度は逆に補助学習費としての家庭教師・学習塾費の三五・四%が最も高い。さらに、学校教育費においては、特に高等学校の場合は間接支出金が五一・二%と最も高い数字が出ておる。その間接支出は何かというと、授業料、修学旅行、PTA会費という説明なんです。
NHKの調査では「あまり遊ばないほうだ」と答えた東京の子供たちにその理由を尋ねますと、塾やけいこごとのため二六%、友達がいないから二八%、そして注目すべきことには、遊ぶ気がしないからというのが三九%もいます。皆さんの出しておられる厚生白書五十四年版もこれを重視しまして、「子供の無気力化とも言える意識の変化があるのではないだろうか」ということも指摘しておられます。
個人の研究試論ということもありまして、その分析を担当した者が現在研究所におりませんので、つまびらかにいたしませんけれども、私ども内部の者としてそれを検討してみますと、おっしゃるとおり、創作活動やけいこごと、それからスポーツ、こういった方面に欲求が強いように見受けられます。