1985-03-26 第102回国会 参議院 農林水産委員会 第5号 遡河性魚種に対する母川国の第一義的利益と責任というソ連側の主張と、遡河性魚種といえども公海漁業自由の原則ということと調和のとれた形で処理をされるべきであるという日本側の立場との対立で長引いておるわけでございまして、これは取り扱いのいかんによりましては、その後に控える実体交渉にも重大な影響を及ぼしかねない点でございますので、なかなか日本側としてもソ連側の要求を素直にのんで、さっさと急ぐというわけにもいきかねるような対立点 佐野宏哉