2011-04-13 第177回国会 衆議院 厚生労働委員会 第7号
その専門家の報告によりますと、よく組織をされたというか、よくまとまったような避難所では、くみ取りなどの基本的な体制の確保が図られておりまして、当番制などでトイレの清掃がなされているなど、衛生が保たれている、しかし、組織的な運営ができていない避難所では、トイレに便がたまっているなど、依然として不衛生な例も見られる、こういうことでございます。
その専門家の報告によりますと、よく組織をされたというか、よくまとまったような避難所では、くみ取りなどの基本的な体制の確保が図られておりまして、当番制などでトイレの清掃がなされているなど、衛生が保たれている、しかし、組織的な運営ができていない避難所では、トイレに便がたまっているなど、依然として不衛生な例も見られる、こういうことでございます。
仮設トイレが設置されたものの、適切にくみ取りが行われなければ感染症を忌避できないという状態になりますし、そもそも生活環境は悪化するばかりです。し尿処理は適切に行われているのかどうか、また、どのような基準でくみ取りなどが実施されて、仮設トイレなどの衛生環境を保っているのか。
そして、計画収集、これはくみ取り式のトイレというふうに御理解いただきたいと思います。これが約九%。それから、単独浄化槽が千五百四十万人で一二%。合併浄化槽が、この中には例の大型団地なんかのコミュニティープラントとかこういうものも含めて、一一%で千三百八十万人ということであります。
柏崎のときにもトイレに列ができてしまうということがあって、そして、やはりくみ取り式ですと余り衛生的にもよろしくないということ。そういうことを考えますと、やはりそういう整備を急いでいただければいいのかなと。 柏崎のときに、私は後から聞いたんですけれども、柏崎の市内に一カ所もマンホール直結型のトイレがなかったということでした。ですから、避難所に行って、トイレがあるところまで歩いていかれるわけですね。
くみ取りがそれでも機能しなかった、トイレが詰まって市民からの苦情が相次いだ、こういうことでございます。また、本当にボランティアの方も、ここの点では非常に問題があるということで指摘もされておるわけでございます。 避難生活が長期化した場合には、今度は衛生面でも心配が出てくるわけでございます。
調べてみますと、農薬あるいはくみ取り槽、水産加工場、農家の堆肥場と、そういうところで使われていることが分かったわけでございます。このうち特に問題になりましたのが農家の堆肥場でございまして、タンチョウがえさ、具体的にはミミズとかウジ虫とかそういったものを食べておるわけでございます。
もう一つは、やっぱり生活環境の問題がございまして、これも今の若い人たちは、水洗化でなかったらトイレの利用が、私も孫を田舎へ小さいときに連れて帰りましても、トイレがもう大変なことでございまして、やっぱりくみ取りのああいうものではとても若い人は根付かないと。それから、道路がやっぱり悪いと。
それはもう地域の要望として残さざるを得ないということで、敷地料、それから、例えばくみ取り料でありますとか、いろんなものを村が負担して維持しておるということでございます。
ぽっとん便所の場合は、くみ取りですから、よそへ持っていきますから、まだ流れないんです。一番悪質なのは単独浄化槽なんです。ですから、できもしないのに大きく囲えば囲うほど、単独浄化槽がはびこる可能性もあるんです。減りそうで減らないんですね、単独浄化槽の二千万人ラインをなかなか割らないんです。どないなっているんかなと私は思うんですけれども、ようやく、大体くみ取り式が二千万を切りました。
そうしますと、単独下水道やとかくみ取り式の家のところを下水に切りかえるということをやろうと思えば、間違いなく二百万以上の金がかかる。そうすると、そんな金あるかいなということで、つなげない。ところが、合併浄化槽を既につけている家でしたら、もう一本になっていますから、その槽をがちゃっとつぶしてつないだら、一発でいけるんです。
今部長言われましたように、残り三〇%が実は一番難解なくみ取りと単独浄化槽。特に一番たち悪いのは、本当は単独浄化槽なんですね。くみ取り式というのは川へ流しませんから。単独浄化槽は流しておりますから、これが本当は一番の汚染源なんです。これが案外都市部にあります。といいますのは、先ほど言いましたように、単独の浄化槽を下水道につなごうとすれば、三十万やそこらでは済まない。
市町村が、下水道によって生活排水を処理すると判断した地域におきましては、基本的には、当該区域内にございます合併処理浄化槽は、くみ取りやあるいは単独浄化槽とともに下水道に接続することになります。 ただ、現実でございますけれども、下水道の事業計画区域であるけれども、いろいろな理由から整備ができないという区域が多いわけでございます。ここにおいても、合併浄化槽が普及定着している場合もございます。
合併処理浄化槽が七・八、コミュニティープラントが〇・三、その他というのが単独処理浄化槽あるいはくみ取りだということであります。 それからもう一つ、この同じ平成十四年度末で、下にグラフがあります。汚水衛生処理率、これは何かといいますと、総務省が、各家庭がどういう汚水の処理をしているかということを各家庭ごとにデータを出したのが、総務省はそういうデータをお持ちですので、それがこれであります。
そういう意味では、大変期待をしたい、そんなふうに思っておりますけれども、ぜひ先ほどのこのグラフの表を見ていただきたいんですが、現状からいえば、その他の単独処理浄化槽、くみ取り、三〇%、これが大体人口でいえば四千万人ということになります。
そして、周辺の都道府県などから支援を求めるということで、先ほどもございましたけれども、長岡市の下水管が破損してし尿のくみ取りが必要になったということで、し尿関係の業界あるいは近隣の県にお願いいたしましてバキュームカーの派遣を行うなど支援を行っております。今後とも更に強化してまいりたいと思います。
ですから、家の前に出したごみで、その道が全然車が通れなくなり、変な話ですけれども、いまだにくみ取りの地域もありまして、そこに必要な車が入っていくことができない。これでまた伝染病とか起こるんじゃないかというような二次災害、三次災害もすごく懸念もされているところでありまして、このごみ処理。
区域内はくみ取りでもいいですよと。じゃ、生活排水はどうするのかと。来るまではそのまま流していいですよということになっているわけです。それがまた七年以内に来ると、七年以内、以上たった、七年以内に来る可能性がないというものに対しては浄化槽を付けるときの補助金は付けていいですよと、こういうふうになっているんですけれども、七年以内の場合は補助金まで付かない。
残りは、旧来のくみ取り式が一カ所、稲荷山、ここはもうかなりひどいんです。一番人が集まる頂上近くの大見晴、ここは時間を置いて水で押し出す間欠水洗となっています。まだ二次処理までで、処理水を沢に排水していて、利用者が多いと臭気が漂うということです。私も一、二回経験したことがあります。
○岩佐恵美君 山の環境保護とトイレ整備に取り組んでいる市民団体、山のトイレさわやか運動本部、ここが一九九八年に行った山小屋のアンケート調査によりますと、くみ取り式が四二%、浄化槽が二七%、土壌処理貯留槽が一一%となっています。し尿や汚泥の搬出、これは人が担いでおろすか、ヘリコプターによらざるを得ないため、三割の施設でしか搬出していません。
私など、二十歳のときから本当に嫌だったのは、し尿のくみ取り、肥おけを担いでひしゃくでくんで遠くまで運んでいってし尿を処理しなきゃいかぬ。病人が亡くなったときの火葬まで私どもがやらなければならなかった。そういう経営を行ったわけであります。 私どもの全国組織ができましたのは昭和二十六年の一月であります。らい予防法を何とかしてもらいたい、それを大きな目標にして厚生省に要求を繰り返して行いました。
そういう意味では、今まではどちらかというと、都市部は進めてまいりましたけれども、より地域が偏在しているいわゆる過疎地あるいは山村地あるいは条件不利地域におきましては、くみ取りや単独浄化槽でございましたが、ここにおきましては、さまざまな環境上に配慮しなければならない課題もまたございますことから、合併浄化槽の建設が急がれているのはもう御案内のとおりでございます。
そして、雑務に至っては、肥料のくみ取りから、亡くなった患者の火葬から、まき割りから、薪炭の配達から、ふろたきから、ふろ掃除、そして井戸の掃除、下水掃除、山道の掃除、郵便配達、その他さまざまなことがなされたと記録されております。
そうすると当然往復でトイレを使用すればどういうことになるか想像できると思うんですけれども、すぐにいっぱいになってしまうトイレのくみ取りなどの手配もこの人がやっているとか、本当に公共的な役目を果たしてきた人だというふうに思いました。 ですから、私は環境省にはこういう方たちとの誠実な話し合いの努力をぜひしていただきたいと思うんです。
そうすると、ああいうくみ取り式のトイレで、孫が怖がってトイレに行かないとか。あるいはお嫁さんを田舎で迎えるに当たって、このトイレではお嫁さんがびっくりするだろう、親御さんにごあいさつに来るときに。そういう問題から、ぜひこの際縁談がまとまった時点でこういう設備をきれいにきちんとしたい、そういう要望が大変多いわけでございますね。