1957-09-10 第26回国会 参議院 農林水産委員会 閉会後第8号
東市来の漁業は旧式の漁撈方法を主とした零細な沿岸漁業であり、今なお、きんちやく綱による雑魚類の漁獲によって経営をわずかにささえている実情であります。同漁港において年間生産額五千九百万円をあげている雑魚の八〇%は、カツオのえさに使用されるタレクチ雑魚でありますが、生けす施設がないために、イリコに加工して販売しているとのことであります。
東市来の漁業は旧式の漁撈方法を主とした零細な沿岸漁業であり、今なお、きんちやく綱による雑魚類の漁獲によって経営をわずかにささえている実情であります。同漁港において年間生産額五千九百万円をあげている雑魚の八〇%は、カツオのえさに使用されるタレクチ雑魚でありますが、生けす施設がないために、イリコに加工して販売しているとのことであります。
先ほど江口参考人から韓国周辺の水域における以西底びき網、サバはね釣、アジ、サバきんちやく網、こうした漁業が李承晩ラインの大きな制約によつてその経営がほとんど窮状のどん底にある、こういう状態にありまして、私たち漁船の船員がどのような形で今なおこの漁場で働いておるかこの点につきましてまず申し上げたいと思います。
この海域は、御承知のようにサバのきんちやく網、これは長崎県、福岡県、山口県のいわゆる西日本のサバきんちやくの宝庫でございましたと同時に、千葉県、神奈川県の方から出漁しておりましたサバのはね釣船も、同じようにこの済州島の東側水域に依存度が非常に高かつたのでございますが、先ほど申し上げましたように、この水域には、釜山及び済州島を結ぶところの艦艇の動きが一番多いものでございますから、時に消長はありますけれども
昭和二十七年の十二月十二日、さばのきんちやく網の第五光洋丸と第六光洋丸の各船は、双方六十五名の乗組員を擁していたのでありますが、この二つの光洋丸の指導船、第二十七海幸丸が対馬の付近で、約三千八百トンぐらいのアメリカ軍用船に後から追突を受けて、大きな損害を受けている。追突を受けたために海水が浸入して、水圧のために三名の諸君は遂に気の毒にも死んだのです。
苦境に置かれれば置かれるほど道義は頽廃し、貿易業者はきんちやく切りではあるまいかと言われるほど、今はゆつたりした気分がなくなつて参りました、昔ならば土曜日の昼にでもなれば、テニスコートにでも出て、悠然として浩然の気を養うはずの貿易業者が、今日では非常なる苦境に置かれ、激烈なる競争の中に置かれ、そのために値をくずすというようなことがやむなく起つて来る、決して貿易業者の道義が低いのではなくて、置かれた環境
蝙蝠安かきんちやく切りみたいなことをやつては困る。ひとつもう一ぺんその委員会の速記録をよく読んでいただいて、法律の精神にのつとつてこの執行をしてもらわなければ困るということを強く要望いたします。
あの方面は御承知の通り相当きんちやく網と申しますか、或いはまき網と申しますか、相当に漁業を大きくやつておるわけなんですが、その空軍の演習によつて相当漁獲高も減少されておる。こういうふうな建前の行き方に進んでおるものはこれは附近とみなすのですか、それとも国内というふうに考えて進むべき性質のものですか、その点について承わりたいと思います。
(笑声)いずれも緊縮のきんちやくのひもをきつちりと握つて放すまいとする大蔵大臣としてはそれもよかろう、これもよかろうで、金のほうだけを先ず抑えておけばよいというところに重点があつたのだろうと思います。それで国会の中ではそういうところから、又こういうことを蒸し返して恐れ入りますが、大蔵財政当局がこういう議員立法等に意識的に手をつけて来たのではないかという疑いが非常に濃厚なんです。
社会不安を起しておるような重大事態になつておりますが、これに対するところの沿岸漁民の保護対策として、いろいろなつき磯の設定であるとか、あるいは協同化だと言われますけれども、事実きんちやく網を沿岸漁民がつくり上げるという名目のもとに協同化をやつておりますけれども、実際はボスがおつて漁民の名前だけを借りてきんちやく網をつくつて、実際は一本づりの漁民たちはほとんどこれには関係のないのが地方の実情であります
それから漁業の種類、漁船の大きさでありますが、あそこは主として旋網のいわしきんちやくの漁場でありますが、そのほか一本釣、或いは小型の延繩でありますとか、小型の底曳といいますか、そういうものの漁場であります。
ましてやその根源をなす外交の所管大臣であられますあなたが、そういう場合に責任を持ちませんと言うことはただちに大蔵のきんちやくにも響きます。
この施設は相当大きな網を干す施設ですから、あぐり網とかきんちやく網を干す施設ですからかなり面積をとつておりまして、「いわし」あぐり網或いは「さば」あぐり網、それにきんちやく網があるところには必ず干場が現在ではあるのです。
特に私は臨時に大蔵大臣の代理をしておりますが、本来西日本災害対策本部の本部長をいたしておりまして、実は金を要求する方の立場と、きんちやくを締める立場と両方にまたがつておりまして、これは見ようによつては非常に進退両難の立場のようにも考えられますが、考えようでは、災害の実情が一応私の頭に入つておりますだけに、できる無理ならば無理を通しても予算の裏づけをやつて行きたい。
(拍手) 本案の賛成者諸君は、開会以来八十日に近い今国会中、防衛または保安委員会設置をおくびにも出さず、ひた隠しに隠して参つたのでございますが、いよいよ会期の終らんとする今日、突如として提案し、これを押し切らんとする態度こそ、民主的審議を否定した暴力的態度と言わざるを得ないのみか、ちようどこの事実は、きんちやく切りかポン引のしわざとしか思われないのであります。
あなたはしかるに、この法案を出したる者は、きんちやく切りだとは何事だ。ポン引とは何事だ。諸君、そういう失言辞を他人に浴びせかけて、この間の乱闘は何から起つたと思う。諸君、民主政治は、お互いの人格を尊重するにあらずんば成り立たないのだ。そういう無礼千万なことを言つて論議を続けるがごときは、国会の品位を失墜するもはなはだしい。
すりがきんちやくをとつても、きんちやくとその中の札は別で、二つになるわけであります。金がたくさんあつたら何十もの証拠があるわけで、証拠はたつた一つ、関係人は一人もいないというような事件というものはないのですから、この点から見ればすべての事件がこの五日間勾留延長にあうという危険があるわけであります。 第二に、二十日間では関係人や証拠物の取調べが終了しない場合があるといつておるのであります。
結局きんちやくの元締めをやつておる大蔵省の言い分が通るということであつて、非常に財政上困つておりますので、大蔵省の地方課におきましては特にこの点を注意してほしい。ほんとうに大蔵省でやるのと自治庁あるいは文部省がやるのと、同じ官庁が調査して、同じ地方の自治体から資料を集めて違うわけはないと思う。
○木下辰雄君 今言われたように第一次即ち、漁業者みずからが製造するというのもあるが、あぐりとか、きんちやくとかで取つて来たものをそのまま生を買つて処理をすることを業としておる製造専門の業者もおる。
操業法、漁業の種類について、お前の船はトロールではないか、機船底びき網漁業ではないかと言うので、米式きんちやく網漁業だと言つて説明したが、遂には定所集魚漁業というのにでつち上げて、でたらめな調書をつくり、自分がつてな国内法を適用した。ぶた箱においては非常に苦しかつた。
大蔵省はきんちやくのひもを締めることばかり考えていることはあたりまえだ。これは大蔵省としては当然でありますけれども、外務省としては、国家のためにどうしてもこれだけはやらなければならないのだという非常な熱意を持つておれば、私は相当の金をとるのはむずかしくないと思う。外務省打つて一丸として非常な熱意を持つて当るならば、必要な金はとれると私は考える。
これはまあ水産製品は別として、鮮魚の上において、その中におけるさばであるとか、或いはその他の底魚類、さば釣で獲る、或いはさばのきんちやく網で獲る魚類と、それから底曳網で獲る魚類は全然違う。そういう意味においてその魚種を知りたい。