2014-11-11 第187回国会 参議院 厚生労働委員会 第9号
この調査におきまして、この子宮頸がん白書二〇一三の中で、主要五十都市のうち検診台帳を作成していると回答した都市が三十六都市ある一方、作成していないと回答した都市が十四都市もございました。
この調査におきまして、この子宮頸がん白書二〇一三の中で、主要五十都市のうち検診台帳を作成していると回答した都市が三十六都市ある一方、作成していないと回答した都市が十四都市もございました。
お手元にあります肝がん白書というのは、平成十一年に私ども日本肝臓学会で発行したものであります。この背景には、昭和五十年以後、それまでは年間一万人以内の肝がん死亡者というのがどんどんと増えてきて、現在では三万人を超えております。
この肝がん白書を見ると、インターフェロンの治療を行ったり、あるいは漢方薬的な小柴胡湯や強力ネオミノファーゲンと言われるようなものを使えば、ある程度の発症はおくらすことができるんだというようなことも書かれています。だけれども、私がそうだというふうに全然お気づきにならない方々が余りにも多い状況の中では、やはり政府が音頭をとってやらなきゃいけないんじゃないかということを考えています。
しかも、肝がん白書などを見れば、日本人のがんで亡くなる人たちの死亡原因の第三位が肝がんである。しかも、その肝がんの死亡者の九〇、ここは四とか六とかいう数字になっていますけれども、九四%ないし九六%もの人がC型及びB型肝炎に罹患している人たちだというふうに言われているわけですから、これは国として実態を調査し、しかも、より国民の健康を守るためにそういった調査を行っていくのが筋じゃないんですか。
日本肝臓学会の九九年度の肝がん白書ですけれども、肝臓がんを減らすための提言ということで、一定の条件のもとでインターフェロンの再投与を行うべきだというふうにしています。現時点での学会でのコンセンサスだと思うんです。