2019-11-13 第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第5号
そして、検診で子宮頸がんの前がん状態と言われても、その後フォローアップして、子宮全摘などには至らない治療がほとんどでございます。 これだけ見せられると、ああ、大変だと思う、不安が募ると思います。正しい情報伝達、こういうことを取り組んでおられる岡山県はそれなりに評価をいたします。その上で、子宮頸がん検診の厚生労働省の取組、もっと積極的に打ち出すべきと思いますが、大臣、いかがですか。
そして、検診で子宮頸がんの前がん状態と言われても、その後フォローアップして、子宮全摘などには至らない治療がほとんどでございます。 これだけ見せられると、ああ、大変だと思う、不安が募ると思います。正しい情報伝達、こういうことを取り組んでおられる岡山県はそれなりに評価をいたします。その上で、子宮頸がん検診の厚生労働省の取組、もっと積極的に打ち出すべきと思いますが、大臣、いかがですか。
具体的には、二〇一三年三月二十八日の参議院厚生労働委員会、この場です、当時の健康局長の答弁です、「前がん状態についてまでは減らすということですが、御指摘のように、最終的に子宮頸がんを減らしたというエビデンスについてはございません。」と答弁なさいました。医師である当時の健康局長の政府答弁として、私は余りにも不十分だと思いました。
今御指摘の平成二十五年三月に当時の健康局長がお答え申し上げましたのは、御質問に簡潔にお答えするという、そういう中で、HPVワクチンにつきまして、前がん状態についてまでは減らすということですが、最終的に子宮頸がんを減らしたというエビデンスについてはございません、このように答弁を申し上げたものであると承知をしております。
今まで、感染の予防あるいは前がん状態になる予防にはなるかもしれないけど、発がんそのものを抑えられないのではないか等々の意見ありましたけど、これ、発がんはっきり抑えたというベネフィットですね。 次に、資料を、皆さん、ちょっと申し訳ない、これ一です。これはついこの間出たばっかりです、今年ですね。これ、名古屋スタディーと言います。
すぐに子宮頸がんになるわけじゃないので、まずは前がん状態になるわけですね。では、感染から前がんになる割合、潜在的にがんになる可能性というのをお聞きしようと思ったんですけれども、多分、把握されていないというふうになると思うので、そのことは省きます。 では、前がん状態の間に、早期発見、早期予防ということで、二つなんです。
しかし、ワクチンによってHPVの感染を予防して、子宮頸がんの前がん状態を予防すれば、その先の子宮頸がんに進行しないことは、これは医学的な常識なのではないかと思っております。 国内ではサーバリックスとガーダシルの二種類が販売されており、約九百万回、先ほどお話ありました、接種されております。一方、世界では既に一億七千万回接種されております。
そして、メーカーとしては何をやったかというと、実は、もう承認されているんだからたくさんの事例を調べたんだろうと思いきや、アメリカでは、一万八千人余りを九千人、九千人と分けて、先ほど大臣のおっしゃった前がん状態がどうか、打った群と打たない群でどうかを調べました。日本は、それに対して、約千人調べた。正直言うと八百何人です。
そして、今、大臣の答弁の中に、前がん状態からがんになる、ここはどうなるかわからないんです。前がん状態と呼ばれるものは、そのまま、どっちに行ってしまうかもわからないわけであります。 そうなると、ここで明らかで、お互い理解、納得できるのは、ヒトパピローマウイルス感染症に対するワクチン。
ただし、がんの前の段階、前がん状態とでもいいましょうか、その前の段階を予防することはどうもあらかじめわかっておりますし、また、その前の感染そのものを防ぐこともわかっているようでございます。また、これ以外にも、最近イギリスやオーストラリアなどで、確かに前がん状態を防ぐということがわかってきているようでございます。
ところが、前がん状態に発展した、排出されないで一〇%の方が前がん状態に発展した。その前がん状態の方も九割が自然に治ってしまう。その前がん状態で検査をして、その切片のようなものを取れば一〇〇%治癒するわけです。ということで、五十人のうち五人が効くのではないかと。
○政府参考人(矢島鉄也君) 前がん状態についてまでは減らすということですが、御指摘のように、最終的に子宮頸がんを減らしたというエビデンスについてはございません。
○福島みずほ君 サーバリックスが前がん状態を減らしたデータはあるということですが、本物の子宮頸がんを減らしたという実績はあるんでしょうか。
これを見まして検討したところ、高濃度汚染地区、尿中に六ベクレル・パー・リッターという、微量ですが、その地域ではp53の変異が非常にふえていて、しかも、増殖性の前がん状態、我々から見ますとp38というMAPキナーゼとそれからNFkBというシグナルが活性化されているんですが、それによる増殖性の膀胱炎というのが必発でありまして、かなりの率に上皮内のがんができているということが報告されております。
C型肝炎で、この間、患者さんたちも頑張られて、国との和解に持っていかれたときは、お亡くなりになった方や、肝硬変、重症な方、あるいは軽症な方も含めて肝硬変は前がん状態であるということをかんがみて四千万円という額の提示があって和解されていると思いますが、今回、このB型肝炎については、肝臓がんか死亡なさる、あるいは重症の肝硬変で二千五百万円、普通、軽症の肝硬変と言われると一千万だと。
○政府委員(古市圭治君) 先生の御専門の分野でございますが、このときの報告書ではいわゆる発がんの状態は見られないしまた前がん状態もなかった、それに移行するおそれのある肺の表皮細胞の異型化も認められなかったけれどもこの線維化というのは場合によったら不可逆的なものであり決して好ましいことではないので注意するように、こういうような御指摘がございました。
○古市政府委員 ただいま申し上げましたラットによる長期暴露実験では、かなり高い濃度と申し上げましたが、街頭で測定される高濃度の約十倍というものをかなり長期間吸わせた結果そういう所見が認められたということでございますが、この線維化につきましては、それがいわゆる前がん状態とかがんに発展するということは、そこまでは認められません。
エイズリレーテッドというのは前がん状態の前と違う。前がんというのはうまい言葉があったもんだと思いますけれどもね、がんに似ているけれどもがんでないかもしれませんと言っているんです。エイズリレーテッドというのは違うんです。エイズに陽性であって、ある症状が出てきたら間違いなく典型的なエイズに変わる。典型的にすべっていくだけの話。
がんでさえも前がん状態みたいなことを、ごまかしだか本当だか知りませんが言っているわけだ。そういう前疾病状態だってあるわけだから、法律が決めたので、きょうまでは患者が六千人もいたがあすからゼロですというのは医学的論理には合わないと思う。
それから、ただいまお尋ねの件でございますが、たばこをやめますと気管支の上皮の異常というのが非常に減ってまいる、それから、前がん状態と言われております異型上皮細胞の出現の度合いですが、これも非喫煙者と同じくらいに減少するということが報告で言われております。