1982-02-27 第96回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第2号
昨年、健康づくり財団が発刊したいわゆるがん地図によりますと、確かに、御指摘にもございましたように、肺がんは京浜、阪神等の都会に多うございますけれども、一方また、空気の汚染がそれほどないだろうと思われるところにも多い地域があるのでございます。
昨年、健康づくり財団が発刊したいわゆるがん地図によりますと、確かに、御指摘にもございましたように、肺がんは京浜、阪神等の都会に多うございますけれども、一方また、空気の汚染がそれほどないだろうと思われるところにも多い地域があるのでございます。
これはこの委員会でも、実は一年前でありましたか、あるいはもう二年ぐらい前になるかわかりませんが、各地域の肺がんの発生地図というものをつくってほしいということを申しまして、これは担当は厚生省の方でございますが、厚生省の方でがん地図なるものをおつくりいただきました。でき上がっておりますが、まだ十分な分析の段階までは至っていないということでございます。NO2なんかが非常に問題になっております。
そういうふうな時点から全国的な疾病地図、がん地図あるいは高血圧地図というようなものをつくってはどうかということを指摘をしてきたわけであります。
そのときに、その地域地域におけるがんの発生が多いのか少ないのかということが、対象にする、コントロールにするものがないというので、そのとき、本田課長さんだったと思いますけれども、全国のがん地図並びに疾病地図と申しますかそういったものをつくって、そしてそういった問題に対応したい、こういう御答弁がこの委員会であったわけであります。
○坂口委員 もう一つ確認をさせていただきたいと思いますが、いま、おっしゃったがん地図なるもの、まあ、がん地図と言っていいかどうかわかりませんけれども、できれば、これは画期的なことだと思います。