2007-03-01 第166回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
BSEの診断につきましては、牛の延髄かんぬき部の異常プリオンたんぱく質を検出することによって行っておりまして、我が国や欧米では、高感度のELISA法を用いてスクリーニング検査を行っているところでございます。
BSEの診断につきましては、牛の延髄かんぬき部の異常プリオンたんぱく質を検出することによって行っておりまして、我が国や欧米では、高感度のELISA法を用いてスクリーニング検査を行っているところでございます。
中間とりまとめ、平成十六年の九月におきましては、我が国における約三百五十万頭に及ぶBSE検査において確認された二十一、二十三カ月齢の若齢のBSE感染牛における延髄かんぬき部に含まれる異常プリオンたんぱく質の量をウエスタンブロット法で調べた結果、国内で確認されたその他のBSE感染牛と比較して、五百分の一から一千分の一と微量であったこと、それからまた、二十カ月齢以下のBSE感染牛を確認することができなかったということが
それは、やっぱり脳幹部、特にかんぬき部というところにプリオンが蓄積するわけですけれども、それといえども、ごく微量あるいは検出感度以下の量しかたまっていないものについてはスクリーニングをしたとしても検出できないのだという議論、だからこそSRMの除去と検査と両方を使って安全性を確保するのであるということについての大体コンセンサスというか、合意が取られたと思います。
○政府参考人(吉川泰弘君) 先ほど誤解を招いたかもしれませんけれども、末梢神経で陽性になった、十三例目だったと記憶しておりますけれども、そのとき脳幹部のかんぬき部と呼んでいる検査に当たっているところを一とすれば、末梢神経に蓄積された量というのは大体その五百分の一から千分の一という量でございます。
それから、今一番その異常プリオンが集まりやすいとされております延髄のある特定の部分、部位、かんぬき部と言われておりますけれども、そこのところから材料を取って、そしてエライザ検査という検査をいたします。
○政府参考人(外口崇君) 現在実施されておりますBSEの迅速検査法でございますが、御指摘のように、延髄かんぬき部の異常プリオンたんぱく質の量が検出限界に満たない場合は陰性と判定されるわけであります。しかしながら、そのような原理でございますから、厳密に申し上げれば、二十一か月以上の感染牛でも、仮に検出限界以下の量のときに屠畜される場合は陰性と判定されるわけであります。
また、議員御指摘のように、二十一カ月齢以上の牛については、現在の検査法でBSEプリオンの存在が確認される可能性があること、二十一、二十三カ月齢で発見された感染牛の延髄かんぬき部の異常プリオンたんぱく質の量は、他の感染牛と比較して五百分の一から千分の一と微量であったこと、我が国における約三百五十万頭に及ぶ検査により二十カ月齢以下のBSE感染牛を確認することができなかったことは、今後の我が国のBSE国内対策
御指摘の検査のところでございますけれども、これについては、検出限界以下の牛を検査対象から除外するとしても、全月齢の牛からのSRM除去措置を変更しなければ、それによりvCJDリスクが増加することはない、あるいは、二十一カ月齢以上の牛については、現在の検査法でBSEプリオンの存在が確認される可能性がある、そして、二十一、二十三カ月齢で発見された感染牛の延髄かんぬき部の異常プリオンたんぱく質の量が、他の感染牛
二十一カ月齢の若齢のBSE感染牛でございますが、これはウエスタンブロット法で調べた結果、延髄のかんぬき部に含まれる異常プリオンたんぱく質の量というのが、再三申し上げておるわけでございますが、我が国で確認されましたその他のBSE感染例に比べますと少なくて、五百分の一なり千分の一の程度の量であった、そういうふうに推定されておるわけでございます。
そのたたき台の中では、御指摘のように、現在の検査法によりますれば、BSEの感染牛であったとしてもその延髄かんぬき部に異常プリオンたんぱく質がその検出限界以下しかたまっていない、蓄積していないものについては、これは検査では摘発することができないという、こういう整理が示されておるわけです。
これは本当は牛の延髄のかんぬき部を使用しなきゃいけないのに、その周辺を使っているわけですよ。そしてもう一つ、ある膜にプリオンを定着させる作業の中で、タンク式という処理方法をとるべきところをセミドライ方式を採用しているから、だからシロと出ているんですよ。 もともと疑陰性と出やすい検査かもしれないけれども、そうやって検査だって間違っているじゃないですか。
委員より、今回の発生において動衛研での最初の検査で陰性の結果が示されたことに関し、検査会社のマニュアルと異なる方法を用いた点について尋ねたところ、一、国際的なBSE診断の基準は、延髄かんぬき部の病理学的な検査とされていること、二、欧州協議会において、かんぬき部の隣接部を用いた免疫学的な検査でも一〇〇%診断可能という報告が出されていること、三、日本のようにBSE未発生国において初の発生例を診断するためには