2011-02-16 第177回国会 参議院 国際・地球環境・食糧問題に関する調査会 第1号
日本の水田は基本的に一〇〇%かんがいですが、畑は、水の便が悪いところに展開しているということと、傾斜地あるいは保水性が悪いところということもありますので、かんがい施設を導入しても経済的にペイするところでかんがいがなされていまして、現在のかんがい率は二〇%でございます。
日本の水田は基本的に一〇〇%かんがいですが、畑は、水の便が悪いところに展開しているということと、傾斜地あるいは保水性が悪いところということもありますので、かんがい施設を導入しても経済的にペイするところでかんがいがなされていまして、現在のかんがい率は二〇%でございます。
この二〇%というのが高いか低いかという判断だと思いますが、一つは、いわゆるかんがい率は低いですが、本当に連続干天で困ったときは農家の方はいろいろな形で対応されているわけですね。非常にコストが掛かっているわけです。
しかしながら、奄美におきましての農業の現状は、畑地のかんがい率を初め整備水準において他の地域に立ちおくれている面も多々ございますし、また、若年層の流出に伴います過疎化あるいは高齢化の進行も著しいものがございます。