2013-06-04 第183回国会 参議院 国土交通委員会 第8号
ここはかねてから要望があったんですが、なかなか動かないということを突破して、やろうという話になりまして、かなり水量が多く勾配もあるというところで、有効だという判断もいたしました。現在、ここは最大出力百九十六キロワットということなんですが、この従属発電で、農業用水路におきましては六百地点、そして三十万キロワットの導入ができるというのが今の概算でございます。
ここはかねてから要望があったんですが、なかなか動かないということを突破して、やろうという話になりまして、かなり水量が多く勾配もあるというところで、有効だという判断もいたしました。現在、ここは最大出力百九十六キロワットということなんですが、この従属発電で、農業用水路におきましては六百地点、そして三十万キロワットの導入ができるというのが今の概算でございます。
この地形上の特徴は、北上川本流とそれに注ぎ込む和賀川というかなり水量の変動の激しい一級河川、その合流地点に北上市は存在しております。しかも、その合流地点の三角地帯というのでしょうか、二つの河川に狭まれた三角形の地帯というのは、北上川及び和賀川の堤防本堤によって守られてはおりますが、北上川の増水あるいは和賀川の増水時には水門を閉鎖する。
それともう一つは、渡良瀬川のオットセイ岩といいますか、ある地点である水質が検出されるわけでありますが、それからさらに下流の農業用水の取り入れ口までにはかなり水量がふえるわけであります。当然希釈されてまいるはずでありますが、現実にはなかなか水量ほどには希釈されない。その間に何か原因があるのじゃなかろうか、こういう議論も出てまいるわけであります。