2014-03-18 第186回国会 参議院 総務委員会 第7号
○政府特別補佐人(原恒雄君) 私事を申し上げる場ではないかと思いますが、御質問でございますので、私はJRから人事院に参りましたけど、御承知のようにJRの前は国鉄でございますから、端的に言ってDNAはかなり官に近いところで育ちました。そういった意味で、いわゆる民から官に入ってという違いは余り感じずに、この八年間になりますが、務めさせていただきました。
○政府特別補佐人(原恒雄君) 私事を申し上げる場ではないかと思いますが、御質問でございますので、私はJRから人事院に参りましたけど、御承知のようにJRの前は国鉄でございますから、端的に言ってDNAはかなり官に近いところで育ちました。そういった意味で、いわゆる民から官に入ってという違いは余り感じずに、この八年間になりますが、務めさせていただきました。
そういった中で、かなり官の生産性についての見る目が厳しいものがあるということは、ぜひ指摘をさせていただきたいと思います。
しかし、ここの格差を解消していこうとしますと、かなり官が積極的に介入をしなければならない。
そのように、かなり官に頼った形で物事を進めておったのがもう限界に来て、このまま続けますと、もう何といいましょうか、官を養うだけで税金が大変なものになっていく。しかも借金を大きくしています。これをどうかしなければならないというのが今回のこの大きな典型であると思います。 その一つとしまして、これは非常に財政が苦しくなったから人減らしをするわけでも何でもないんです。
○国務大臣(中馬弘毅君) 今回のこの改革は、今総理が非常に分かりやすく御説明いただきましたとおり、今までの日本のかなり官に頼っておった、あるいは法律に縛られた形のこの枠組みから、もうそれぞれが自立した形で、その代わり責任持ってやっていただく、この形に今変えているところでございます。 今大きくは、官業の民営化、国鉄から始まりまして、この間は最大の、残った最大の郵政事業までも民営化の方に行きました。
ところが、様々なことを義務付けたり、その義務付けることに対する見返りとして恩典を用意しなければならないようなケースにおいては、これはかなり官のウエートが高くならざるを得ないんではないかと、そういう判断基準を持つべきではないか。
○副大臣(中馬弘毅君) 委員御心配の向きでございますが、我が国は戦後、かなり官主導でいろいろな法律を作り規則を作って、こうして高度成長を成し遂げてまいりました。
韓国はかなり、日本と国情も違います、制度の仕組みも違います、大統領制ですから違いますけれども、しかし、かなり官が中心になって不良債権の処理を迅速に行ったということがあります。
郵政公社がどのような性格になるのかよくはわかりませんけれども、私は民と官との距離から申しますと、恐らくかなり官寄りではないかというふうに思っております。 そのあたりの評価を交えまして、もう一度今回の行政改革に対する内田参考人の御所見を賜りたいと思います。
これまたアジアの各国がテクノクラートをアメリカで勉強させ、英国で勉強させ、多くのテクノクラートが、若い人たちがいるわけですが、その人たちが逆に官僚制度というものをそれぞれの国でつくって、一たん官僚制度ができるとそれを打破するということは非常に大変なことであるというようなことを自覚しながら、今のほとんどの国がかなり官主導型の経済になっている国が多いわけです。
従来のやり方ですと国会の同意を得て任命することになっておるのでありますが、こういう点もかなり官治的な色彩が強いように受けられます。 それでその次は、その役員につきまして、その役員の数が理事五人以上、監事三人以上というような規定になっておるようですが、どうもこの「以上」というのは、どれだけこの役員が設けられるかわからないので、あまり適当な表現ではないように思われます。