1952-03-31 第13回国会 参議院 本会議 第27号
かくて質疑を終了いたしまして討論に入り、矢嶋委員からは、「本法案の目的において、本法案が義務教育無償原則実現への一環であることの表現が削除され、單にお祝い給與の法案たる外見をとることは甚だ遺憾であり、又盲学校、ろう学校への新入学兒童に対して、一般兒童と同一程度の教科用図書の給與をすることは、むしろ昨年の法律に比して改悪である」旨を述べられ、「政府は将来義務教育費国庫負担法の実現に全力を注ぎ、義務教育無償原則
かくて質疑を終了いたしまして討論に入り、矢嶋委員からは、「本法案の目的において、本法案が義務教育無償原則実現への一環であることの表現が削除され、單にお祝い給與の法案たる外見をとることは甚だ遺憾であり、又盲学校、ろう学校への新入学兒童に対して、一般兒童と同一程度の教科用図書の給與をすることは、むしろ昨年の法律に比して改悪である」旨を述べられ、「政府は将来義務教育費国庫負担法の実現に全力を注ぎ、義務教育無償原則