1998-03-12 第142回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
前回の交渉についでとやかく言うことは、今言う場合ではございませんから、どうかひとつ前回の交渉においで国民の各層から挙がっている疑問、批判、そういうものを踏んまえて次の交渉に臨んでいただきたいと切望しているのですが、次の交渉に当たっての基本的なスタンスについて御説明をいただきたいと思います。
前回の交渉についでとやかく言うことは、今言う場合ではございませんから、どうかひとつ前回の交渉においで国民の各層から挙がっている疑問、批判、そういうものを踏んまえて次の交渉に臨んでいただきたいと切望しているのですが、次の交渉に当たっての基本的なスタンスについて御説明をいただきたいと思います。
まだ国民年金が少ないからもっと上げろという意見を申し上げてもいいのですが、これはひとまずおいでおいで、国民年金は二十五年払い込んで夫婦一万円年金。厚生年金は二十年間払い込んで本人一万円年金。二十五年と二十年では、ほんとうの実質的な差が大きくあるわけです。
それならば現実においで国民が非常に個人の権利と申しますか、その幸福感というものに対して大きな不安を与えられているものは、これは大変当り障りのある話でありますが、むしろ警察権の行使ということよりは、税務行政の強圧というものに対しての苦しみのほうが相当多い、今日の問題として……。
(拍手)国民経済の回復をしない前に、我が国の産業がまだ平常な状態に立ち上らない前に、次々と運賃等の国民負担によつて問題の解決をして行くというのでなしに、国民生活が戦前に回復し、或いは日本の経済が一定の安定度を保つような時期が来た場合に、改めて負担の限度を考えて運賃は考えるべきであり、現状においては政府の責任においで国民負担を排除するところの措置を講ずべきであるというのが我々社会党の方針であるわけであります