2008-02-01 第169回国会 参議院 予算委員会 第3号
まさに世界的な穀物不足の中で、我が国の気候、風土に合った米のえさ化や、さらに飼料稲、ホールクロップサイレージの活用を進めるべきだというふうに考えます。卵の黄身が白くなったって構わないわけで、むしろその白身の強い目玉焼きが日本の風土に合った目玉焼きとして人気を博することがあっていいんだと思うんです。是非、大臣の考えをお聞きしたいと思います。
まさに世界的な穀物不足の中で、我が国の気候、風土に合った米のえさ化や、さらに飼料稲、ホールクロップサイレージの活用を進めるべきだというふうに考えます。卵の黄身が白くなったって構わないわけで、むしろその白身の強い目玉焼きが日本の風土に合った目玉焼きとして人気を博することがあっていいんだと思うんです。是非、大臣の考えをお聞きしたいと思います。
○政府参考人(岡島正明君) リサイクルループを構築して食品循環資源をまず肥料に使っている事例としては、先ほど委員御指摘のような愛知の事例がございますし、また、えさとして、飼料として使っている事例といたしましては、関東地方において、横浜市内の大手百貨店やスーパーの店舗から発生する食品循環資源を同市内のリサイクル業者がえさ化しまして千葉県下の養豚農家に提供している例がございます。
このえさにするということにつきましては、食品循環資源の持っています成分やカロリー、これを最も有効に利用できる手段だと、こう考えておりまして、このえさ化を拡大するということは結果的に飼料の自給率の向上につながっていくというふうに認識をいたしております。 昔、配合飼料が今のような形で産業として確立する以前、終戦直後までは、例えば鹿児島だとでん粉を作っています、芋でん粉をやっておりました。
少なくとも、食品廃棄物はこれまで堆肥化やえさ化、バイオガス化による熱回収などの方法で再利用されて、焼却処理による熱回収は再生利用の手法から外されてきました。それは、技術的には十分資源化に対応できるということからです。今回の法改正ではこの二つが一緒に扱われており、明確ではないということをまず指摘しておきます。 一般廃棄物は年間約五千万トンで、このうち七六%ほどが自治体の焼却炉で焼却されています。
私どもも処理業者でありますので、お客さんのニーズに従いまして、要するに、えさ化を進めてください、若しくは堆肥化を当社の廃棄物は進めてほしいということで私どもは承っておりますけれども、最終的にその方法ができないようなやつについてはガス化を進めるというところであります。
また、九州地方において、コンビニエンスチェーン店舗に納入するお弁当、お総菜を製造する食品工場から発生する食品残渣を飼料化、えさ化しまして、鹿児島県下の大規模養豚農家に提供し、さらに、この豚舎で発生する排せつ物を堆肥化して、これを用いて生産された大根をまたコンビニエンスチェーンでおでんの具として販売している、こういったいわゆるリサイクルループも優良事例として出てきております。
、飼料基盤の整備、それから稲発酵粗飼料、これはもうずっと以前からやってきているわけでありますが、いわゆるホールクロップサイレージ、これの生産利用の拡大、それからまた大体一千万トン近く生産されております稲わらの広域流通の促進、それからまた水田や耕作放棄地を活用いたしました放牧の推進、それからもうずっと今日も野村先生からも御指摘ございました食品残渣、こういったことの未利用なものの資源をどうやってこれをえさ化
そういう場合に、国民の意識、またいろんな意味でのニーズというものが高くなってまいりますと、ただいま委員の御指摘のございますように、やはり新たな環境ビジネスというようなことが出てくるんではないかと思っておりますし、現に私ども、先ほど来御指摘にもございますように、食品リサイクル法の施行によりましてこの関心が高まっておりますので、堆肥化施設でございますとか、えさ化、飼料化の施設、またエネルギー化の施設などが
これらの資源のえさ化の問題点につきましてはいろいろございます。一つは、特定の時期にわっと発生して、ほかの時期には発生しないと、こういうような資源がある。
新規用途開発の問題でございますが、農林省としては直接はやっておりませんけれども、道内の一部地域におきましては、農協等がてん菜を原料といたしましたスナック菓子の製造、試作ですとか、あるいは酒造メーカーがビートを原料としましたビート酒の製造、試作等をやっておるというように聞いておりますし、またビートの製造業者みずからもビート糖みっから分離精製いたしましたオリゴ糖を利用したような食品ですとか、あるいは魚のえさ化
○後藤政府委員 麦のえさ化の問題でございますが、御案内のとおり、現在輸入飼料の価格というものは非常に安くなっております。これと、国内の麦は、食糧管理法の体系の中にあるということからも当然御理解いただけますように、食糧ということでやっております。
食管制度でございますから「主要食糧」ということで買ったお米でございますが、それが事志に反してえさ化しなければいけない、あるいはまたなかなか消費者の方にも喜んで買っていただけないということは、やはり食管制度の運営としても適正な運用ではないだろうということが一つございまして、四十万程度のものを集荷団体の方に自主的な調整保管をお願いすることが必要になっているということでございます。
○参考人(遠藤肇君) お米のえさ化といいますか、飼料米生産の問題でございますけれども、私ども全国農協中央会におきましては五十四年の十月の第十五回大会におきまして、百五十万トン、面積にいたしまして二十万ヘクタールを昭和六十年を目標にして実用化させるという飼料米構想を提案し、大会の決議をいただいております。
ただ、もみを含めてえさ化するかどうかという問題は、実はなかなか問題があると思います。確かにいま御指摘がありましたように、鶏の配合飼料用原料としてもみも含めた米をえさ化するという実験は、過去においても何件かやっております。しかし、これは実は配合におのずから限度がございます。まあTDN等の栄養総量、栄養価は非常に低いものになってまいります。
そのためにかなり奇異に感じられておりますが、やはり欧米諸国におきましては、穀物の過剰の場合、これを解決する、あるいは調整する手段としまして、穀物のえさ化というのは古くからの課題でございます。すでにアメリカでは、もう国内主要穀物の八割がえさ用でございます。フランスにおきましては、国内で使用している麦を中心とした穀物の五五%がえさ用でございます。
、ただ安いからたくさん入れればいいじゃないか、こういう議論だけでやられていくと、食糧の安全保障政策なりあるいは日本型食生活の定着なりというものは基本的に崩れていく、私はこういうふうに理解しておるわけでございまして、これは非常に抽象的な一般論でありますけれども、やはり八〇年代農政の基本方向を、そういう米作を中心とした方向に切りかえ、今日の米というものについて、私どもも皆さんもいままで主張しておりますえさ化
そこで、次官にお尋ねしたいと思いますが、東北大学に角田教授がおられますが、この角田重三郎教授の食用米のえさ化と専用米のデントライス構想、こういったものを御承知でございましょうか。御承知であるとすれば結構でございますが、この角田構想の大筋を御紹介したいと思うわけです。
それからこの第一次産業の廃液利用の点でございますが、まさに私たちもただいまの御意見と同様でございまして、北海道におきましてはすでにこの廃液を公害防止という観点で、ただ単なる回収するというだけでなく、すでにえさ化——家畜のえさ化という利用をはかることによって——そういった回収装置を設けることによって多少コストは高くなっている点もございますが、逐次設備の整備とともにこのでん粉産業が公害から何となく守れるように
それからやかましくなると思いますので、経済的には完全実施ということは当該企業負担においてなかなかむずかしいとは思いますが、われわれとしましては、公害問題の重要性にかんがみまして、公害防止事業団から資金の貸し付けを受けるとか、あるいは農協経営につきましては農業近代化資金の貸し付けを行なうとか、その他いろいろな助成措置を講じ、また一方では北海道を中心といたしましては、馬でんのほうにつきましては、さらにえさ化
実は先ほど厚生省が私ども農林省も指導しておるとおっしゃいました件でございますが、私どもやっております指導といいますのは、一つはえさに使われます作物、飼料用作物、これは稲を含めましてわらをえさ化する場合でございます。そういうものにつきましては一切使用禁止ということにいたしております。それからその他の作物としておもなものは、えさにしない稲と森林が多少ございます。
鶏ふんのえさ化ということが今日行なわれておるわけでございますが、これは奨励をするおつもりですか。どうですか。今日出ているデータによりますと、大体鶏ふん四割、濃厚飼料六割が産卵率が一番いいのです。こういうことはあなた方研究しておりますか。
したがいまして残余、四十万トン引く約十四、五万トンの二十数万トンというものが今後さらにそれがえさ化されるということになるわけであります。そのほかに、ことしできました大・裸麦あるいは去年から持っております大・裸麦等につきまして、お話にちょっと触れられましたように、畜産局でさらに二十万トンを考えておるのじゃないか。これはまさに事務的にはいろいろ計画を立てております。