1950-04-07 第7回国会 衆議院 農林委員会 第25号
この公団のいも類局の取扱つておる種ばれいしよで、昨年十一月以降に入庫したものが、いずれも倉庫内で発芽し、厖大なる数量が不良滯貨となつておりました。名古屋市で三千五百を含めて二万五千俵、東京都が二万九千俵、この合計が七万一千五百俵であります。
この公団のいも類局の取扱つておる種ばれいしよで、昨年十一月以降に入庫したものが、いずれも倉庫内で発芽し、厖大なる数量が不良滯貨となつておりました。名古屋市で三千五百を含めて二万五千俵、東京都が二万九千俵、この合計が七万一千五百俵であります。
たとえば食糧公団の例を申すならば、従来のようにいも類局、澱粉局というようなものをくつつけましても、ただくつつけただけであつて、食糧公団の機構の中に溶け込んでいない。その内容を洗えば、依然としていもの公団なり澱粉の公団があつたと同じ過去の状態をそのまま継続しておる。
それから昨日國井委員からいろいろ公團の機構に対する御質問があつて、その終りに馬鈴薯のお話がありましたが、馬鈴薯会社から通じて來て、そうして「いも類局」ができて仕事をいたしておりますが、局長は今のところ「いも類局」で何ら不都合なこともないと思うし、われわれの考えておりますることと反するようなことになりはしないかというような、これは危惧かも知れませんが、御答弁があつたのでありますが「いも類局」を廃して、
併しながら政府の手では到底できませんので、從來の関係経過もありますから、現在は買入に関する事務を「いも類局」に委託してやつておる状況でございます。お話の筋を推測いたしますれば、或いはこれが農業協同組合等においてその事務はやる得るのではないかというようなことも考えられるのでありまして、この点についてはわれわれ只今のところはまだ十分の自信を持つておりません。
○岡村文四郎君 多分長官御承知だと思いますが、「いも類局」の外郭團体として一つの会社を作つて、そうして恐らく復金から九千万円だと思いまするが、資金を借入れて各地に倉庫を建設して、今やつと終つたような形だと思いまするが、それは元、芋会社におつた人間が中核になつて仕事をいたしておりまするから、「いも類局」とは丸で親子の関係で仕事をしておるようであります。