1975-02-26 第75回国会 参議院 決算委員会 第6号
また、いま伺ってみると、あまり国鉄の飯場のことなどは力を入れていらっしゃらないのじゃないかという印象を受けるわけですけれども、今後どういうふうにして取り組むとお考えになりますか、大臣、いかがでございますか。
また、いま伺ってみると、あまり国鉄の飯場のことなどは力を入れていらっしゃらないのじゃないかという印象を受けるわけですけれども、今後どういうふうにして取り組むとお考えになりますか、大臣、いかがでございますか。
そこで、たとえば通学割引にいたしましても、約二、三百億円の金ですが、さっきおっしゃったような身障者割引の割引回数券みたいなものがありますと、学校から学割証明を出したものが半切れがあったら、文部省から国鉄に返すというようなことを考えれば、公共割引もそうあまり国鉄だけにしわ寄せぬでもできるんではないかという、知恵を出せば考えられるんじゃないかと。
○小柳勇君 もう具体的な話は各委員から再々出てますから言いませんが、ただ私が言いたいのは、こういう機会に論争を将来に残さないように一つ一つやっぱりけりをつけていくべきであろうという立場から言っていますから、一応自治省ともよく相談されて、あまり国鉄対地方自治体とが論争が起こりませんように処理してもらいたいと思います。 次は、質問通告しておりました問題であります。
それからもう一つは、兼業を許すかどうかでありますが、これは兼業はあまり国鉄には許したくありません。私は、国鉄が兼業などをやっておって、目が届かないということでもって人命の損傷でも起こったらたいへんなのであって、これは国鉄本来の仕事に専念すべきである。私はそういう考えでございまして、あと残るものは、政府ができるだけ援助するということだと思います。
これはどうなんでしょうね、私もあまり国鉄の経理状態、組織的にはよくわかりませんが、貨物と旅客を別個に経理をする。そこでおおむね旅客については概算十億ぐらいの黒字のようです。貨物の負担が非常に重すぎる。しかしこれは公共負担ということが国鉄でもかなりの重荷になっておりますから、経理を分離をして、貨物については先ほど金を出した出したと言われるけれども、十ヵ年間でしめて一兆五千億でしょう。
塚本さんという、これはあまり国鉄に御縁のある人ではなさそうでありますが、たいへんりっぱな写真集でございまして、この塚本さんがTBSか何か朝の時間にアナウンサーと一問一答をやったらしいのですね。これが全国に非常に反響を呼びまして、これはほんの一部で、私置いていってくれと言って——小海線にC56をひとつ存置したいという署名簿ですね、これは一部でありますが、何か一万くらいあるようです。
さらに政府は、国鉄の独立採算制に固執するあまり、国鉄に対する援助を積極的に行なおうとせず、国民に対しいたずらに、運賃値上げを強要してきたのであります。 したがって、今日の膨大な借り入れ金等の赤字をかかえた国鉄財政の危機は政府みずからの手でつくったものであり、政府の交通政策の欠如と施策の貧困がもたらしたものであると断ぜざるを得ないのであります。
そこでやはりその見通し、経済の状態を正常に復して、あまり国鉄の収支の見込みが違わないように見積もりを立てて、正しいものができるようにこれからしていくことが何よりも大事なことであります。そして収入を大きく見積もり支出は小さくと、これではいかないですね。むしろ逆な方向に見積もりして、余裕のあるような状態にしておくことが望ましいのではないか、かように思います。
その中には、あまり国鉄を利用しない人も中にあるでありましょう。したがいまして、このような問題が出たときに一般の国民がどの程度負担すべきか。また受益者と申しますか、利用者の負担がどの程度か、これがやっぱり今後の非常に重要な問題だろうと思うわけです。
おそらく永久に出ないんじゃなかろうかと私思っておるわけでございますけれども、いずれにいたしましても、あまり国鉄さんの言うことは信用できなくなりました。はなはだ遺憾でありますけれども、そう思います。
そこで、しかしただ、国鉄には一つの無理難題——無理難題と言っちゃあまり国鉄を弁護し過ぎるかもしれぬけれども、義務を負わしてというか、やはり国家直接の経営じゃありませんが、国営的性格を持っておりますからして、そこで、企業に対して採算を度外視した計画と、いわゆる全国鉄道網といいますか、そういうものを原則としてしょわしておる。
○竹田四郎君 何かあまり国鉄納付金の問題はどうもすっきりいたしませんし、またここでそういう形で、将来国鉄の運営がいいほうへ向いてきましても、おそらく地方自治体は国鉄に対してサービスをしなきゃならぬ、こういう措置が固定化されてきたということは私非常に残念だと思うわけですが、先ほどのような形での国鉄の性格というものを考えながらひとつ今後も対処していただかないと、地方自治体が負担だけして、そのサービスというのはあまり
○中曽根国務大臣 道路の問題は、私はいま話を聞いておりまして、あまり国鉄が負担すべきものでないと思いました。それは都市計画とかあるいは市町村、建設省の側において国鉄と協力しておやりになっていただくのが筋であろうと思います。そういうところまで国鉄がいろいろ負担すると、これはとても大きな負担になって、現在も赤字の国鉄がますますむずかしくなるという感じがいたします。
われわれとしてはあまり国鉄を責めるばかりではなしに、かすに若干の時間をもって、まだ一年になりませんので、できるだけ早く所期の、予定したとおりの早くて安いという小口のサービスができることを国鉄に期待をいたしております。
私先ほど来申しますような公共負担の問題には一つの問題があるのだ、だから、将来あまり、国鉄自身がいま経営上苦しんでいる際に、公共負担を押しつけるようなことは、これは避けなきゃならぬ、かように思います。
ここに三、四十ありますけれども、これはあまり国鉄の皆さんにも申しわけないから遠慮をいたしますが、話にも何にもならぬようなことを言われているわけですね。これを見ますと、子供たちが先に出たというのですが、子供といっても二十歳をこえた方々ですから何ですけれども、もしも小さな運送会社だったら、あなた方はどうします。親が死んだら子供しかいないのです。しようがないのですが、これは一銭も取れないじゃないですか。
あまり国鉄は世帯が大きいものですから、大世帯なものが土地を借りるなんてみっともないというのですか、あまりていさいにとらわれてあなたは監督しておられるのじゃないですか。資金が窮屈だ、こう言うから、それで詰まっているならば、詰まっているような解決をしなければならぬだろうということなんです。土地を持ったほうがいいというようなことはわかり切っていますよ。だからいままで土地を持っておられる。
中には、あまり国鉄さんのほうでお困りになるので、「ただいま修理中」という札をぶら下げてあるというふうな話を聞くこともございます。それから、ようやく用を足したお客さんが、箱根なら箱根へ行くときに、いわゆるワン・マン道路を通るわけでございますけれども、あれだけの速力を出してあの道路を走りますと、途中にそういう施設が全然ございません。
しかも、新幹線工事のために現実に修繕費が大幅に犠牲になり、さらに総裁が言う企業的精神を発揮するのあまり、国鉄本来の使命である公共性の影が極端に薄くなり、もうかる急行列車をふやすが、大衆のための普通列車や通勤列車が犠牲になり、利潤追求のために民間分野にまで手を伸ばす等、あまりにも企業性に過ぎる国鉄の現状が、あらゆる禍根の本源になっていることは、疑いもない事実であると存ずるのであります。
しかも、新幹線工事のために現実に修繕費が大幅に犠牲になり、さらに、総裁の言う企業的精神を発揮するのあまり、国鉄本来の使命である公共性の影が極端に薄くなり、もうかる急行列車をふやして、大衆のための普通列車や通勤列車が犠牲になっている。あるいは、利潤追求のために民間分野にまで手を伸ばす等、あまりにも企業精神に過ぎる国鉄の現状は、あらゆる禍根の根元になっていることは疑いのない事実であります。
ただ、その内容の度合いについては、まだいろんな方法、これがすべてとは理解しておりませんけれども、大臣も運輸大臣に就任をされて、いろいろ国鉄の経営の内容については報告も受けられておると思いますし、今までの経過も聞いておられると思いますが、やはり、私どもが、この運賃値上げの際にいろいろ論議をしました中で、とにかく、国鉄の経営については政府自体であまり国鉄に対するめんどうを見ておらぬ。
○山口(丈)委員 時間がたちましたから私はあまり長くを申しませんが、今の国鉄側の答弁にいたしましても、あまり国鉄の意見なるものは建設審議会にも、あるいは運輸省にも反映していないのではないか。現在の国鉄の経済負担能力から見て、こういうような、いわゆる一面からいえば不見識といっても過言ではないですが、こういうような決定がされる。
今後仲裁裁定があったらばというお話でございますが、今後仲裁裁定というような特別の負担になることがあるかどうかということは、将来のことでございますので、まあなるべく第二次五カ年計画が遂行されている途中には、あまり国鉄の経理に悪い影響を及ぼすような人件費の増加ということは好ましくないので、協力して一つ五カ年計画を遂行していただく、これはもちろん毎年のベースアップというものは百分の五なり百分の六なりを、今回