1974-07-18 第72回国会 衆議院 農林水産委員会 第46号
○庄司委員 もう一分ありますから、一分の範囲で伺いますけれども、農林大臣は再生産を確保なさる、確保なさると言っておりますけれども、確かに、量の面での食糧は確保されていると思うのですが、農家の再生産というのは、大体、あと継ぎが農業を継ぐ意欲がない。どんどん去っている。しかも、自分たちの住むうちさえも建てられない。これは再生産にとって必要なうちですよ。
○庄司委員 もう一分ありますから、一分の範囲で伺いますけれども、農林大臣は再生産を確保なさる、確保なさると言っておりますけれども、確かに、量の面での食糧は確保されていると思うのですが、農家の再生産というのは、大体、あと継ぎが農業を継ぐ意欲がない。どんどん去っている。しかも、自分たちの住むうちさえも建てられない。これは再生産にとって必要なうちですよ。
これはけっこうだと思うんですけれども、たとえば親族集まって、まあ親が医院を経営しているから、一人だけむすこをあと継ぎにしようということで、一生懸命その人だけ医者にして、そして親の病院をそのまま継いで医院を開業した。そうすると、その奥さんが来て、その医者の収入の半分は自分のものだと、私はそういうふうに割り切れないと思うんですよ。
また世帯上の地位も二、三男からあと継ぎへ、さらには世帯主へと進んできていると。こういう農家人口の移動の状態が四十八年度の農業白書にもはっきり出ているわけであります。で、こういう点を考えてみましても、これではたして日本の農業が健全に発達するかどうか、発展するかどうかという問題が出てくると思うのです。
したがって、われわれの農政を進めてまいる途中で、いろいろな形態の方が、自分がその中のどういう立場に立っておられるかということを御判断の上で——やっぱり経営移譲をあと継ぎにされたからといって、全部農業をやめてしまえというわけじゃございませんので、経営主体がどういう方になるかということの問題でありますからして、私どもは、経営移譲をされた前の経営者が農業を捨ててしまうというふうな、そういう考え方は持ってないんでありまして
せっかく農業をやりたいと思っていましても、相続税が高いと、あと継ぎがこれは困るんですね。結局、たんぼを売らないとこの相続税が払えない、やっぱりやりたいと思っても縮小せざるを得ないと。これは非常に無理な面がありますので、この点について、建設大臣としてのお考えはいかがですか。これは管轄外でありますけれども、それをひとつお伺いしたいと思います。
私どもほんとうに頭を悩ましておりますのは、保健所の、医師の確保の問題、保健婦の問題、助産婦の問題、特に助産婦などは、最近におきましては高齢化しておりますので、あと継ぎは一体どうなるだろうかというふうなことを心配しておるわけでございます。こうした問題を解決するためには、お述べになりましたとおり、もう単なる、人を確保することをお願いするなんかでは解決できないと私は思います。
そのあと継ぎをなさる三十五歳以下の方、こういう方の比率が非常に少なく薄くなっている。ですから、構成がちょうちん型なんですね。十五年たつと会計検査院の調査官が非常に少なくなる心配が、この表から見ると出てくるのですがね、その辺どのようにお考えになっていますか。
びによる労働力の流出、特に、先ほど先生からお話しがございましたような若年の新規学卒者等の移動が大きいということから、基幹的な、と申しますか、新規学卒者の農業への就業なりあるいは農業就業人口の減少というようなことに相なったわけでございまして、いずれにいたしましても、それらの経済成長に伴う地価の問題とか、あるいは兼業化の問題とかということを踏まえまして、新規学卒者、特に農業としてやっていけるような経営のあと継ぎ
あなた方は、農業経営移譲をさせてあと継ぎにやらせるんだと言うけれども、肝心なあと継ぎの卵がだれも見向きもしないという状況が、秋田県という米どころの農業高校の、しかも、あと継ぎである長男のところでおもにこういう状態が起こっているということについて、農林大臣の御見解を聞かせていただきたい、こういうことなんですよ。
○中川(利)委員 農業者年金は、あと継ぎに経営移譲をさせて、規模拡大をはかるということがねらいだとされているわけでありますが、このあと継ぎの卵であるところの農業高校の卒業生についてですが、秋田県の能代という農業高等学校で、卒業生に対する親子契約の調印が行なわれたわけです。
こういうことが原則的な必要条件であることはもちろんのことでございますが、そこで、そういうたてまえで、私ども今日の国際情勢の中における逼迫状況を踏まえて、わが国の農産物の自給度を高めるということと、そういうことをしてまいるために、やはり農村をになってくれるあと継ぎの養成に大いにこれは力を入れなければなりません。
それから、漁業従事者の後継者育成というか、あと継ぎを養成しなければならぬと思うのですが、このあと継ぎの養成をどういう方法でやっておられるのか、それを聞いておきたいと思います。
○受田委員 私、もう一つ最後に、これも陛下に関係するのですが、この前も、私、この委員会で指摘したのですが、陛下の御陵について、国土がこういうふうになっておる際でございますから、この前は、一つの試案として申し上げたのですけれども、多摩の陵は、非常に広大な地域でもあるし、国民にも神聖な地域とされておるので、しばらくの間は、これより歴代の天皇、あとに続かれる皇子の、あと継ぎの、天皇になられる方々も含めて、
年長者が漁労の方法や漁場地点の確認だとか潮流などとか、海象、気象の判断などを一人前の漁師があと継ぎにするために仕事を教え、機関部のことも教えて一人前になるのを楽しみにしておるわけであります。われわれが一人むすこを漁に出すかと問えば、異口同音にとんでもないということばが返ってくるわけであります。
そういう意味から見ますというと、私は、日本の農業それ自体としてはかなり成功しているのではないかと思いますし、したがって、このごろ、農業のあと継ぎの人々を育成していくために、何年か前に農業大学校などを設立いたしましたけれども、高等学校卒業の子供たちが中学校卒業生よりも多く大学校に入りまして、そして地方に帰って、地方の指導的立場をとっていてくださる若者がかなり出てきております。
あと継ぎが一生懸命シイタケで山村で出かせぎを食いとめようとしても、一年以上もたなざらしになって、やっと、まあ私もいろいろと間接的に働いて、保証は組合長だけでしてもらい、担保で片づけてやっとこの間やりました。末端へ行きますと、内村さん——大臣もよく考えてください、島根県も農業県ですが、こういう実情ですよ。信用保証協会というものがあるのに、なお、単協の理事の判こをとる、保証をとる。
いわんや、あと継ぎのない、前途の暗い日本農民が、そういうことに対して取り組むということに、ちゅうちょする原因があるだろうと思うのです。十カ年計画の中に占める畑地農業の構造改善事業の比重、面積から始まって御答弁願いたい。御答弁のできない点は、資料で御提示を願いたい。
それをそうやって、一種の医師会なんかの圧力もありますけれども、そういう人たちがどうして必死になってこういう圧力をかけてくるかということを申せば、そのあと継ぎの問題でどうしても高い金を出して子供を医科大学へやらなければならぬ、そういう悪循環になっておると思うのであります。
あと継ぎも残らないし、嫁も来ないし、日本の食料の自給なんか言っておったって、やる農民が農業から離れてしまう、こうなってしまうわけです。ですから、そこの政策のめどをつけなさい、こう言っておるわけです。 ですから、そういうめどと、もう一つは、最近あらわれておる国際間の穀物の豊凶によって起きてくる現象とは別なことだと私は思うんです。
しかし、その点はしっかりあと継ぎをしておいてください。 それじゃ植木さん、じかに伺いますが、四十八年度予算の編成の前に、再計算によって長期見通しを立て、少なくとも私は年金政策を改善強化する年次計画をまとめるように努力すべきだと思いますけれども、それはいかがですか。
前提として私は、三木さんが言っておられる、いまや中華人民共和国政府、が中国におけるただ一つの正統政府、つまりほんとうのあと継ぎだという意味で、唯一の正統政府である。それから台湾はかつては中華民国の領土であったけれども、いまやこれは中華人民共和国の領土と認めるべきである。
同時に、昔は自分のあと継ぎにするために将来お医者さんにしようと思っておった学生が、自分は基礎医学をやるのだというので、親の意思に反して基礎医学のほうに走ったというような学問に熱心な学生がおったのでありますが、いまはその点が非常に欠けておる。というのは、臨床のほうがもうかり過ぎるということじゃないかと私は思います。