1970-12-03 第64回国会 参議院 運輸委員会 第2号
あとは利子の軽減その他がございますが、一応これは別の問題といたしまして、一番大きな問題は、出てくるであろう償却前の赤字のあと始末——あと始末と申しますか、しりぬぐいの問題がございます。大蔵省から見れば、全然何にも歯どめのないしりぬぐいはできない、これも私はわかるのです。たれ流しのようなしりぬぐいはできない、何かきちっとした方針をきめてこい、こういう意見でございます。
あとは利子の軽減その他がございますが、一応これは別の問題といたしまして、一番大きな問題は、出てくるであろう償却前の赤字のあと始末——あと始末と申しますか、しりぬぐいの問題がございます。大蔵省から見れば、全然何にも歯どめのないしりぬぐいはできない、これも私はわかるのです。たれ流しのようなしりぬぐいはできない、何かきちっとした方針をきめてこい、こういう意見でございます。
私も閣僚をやっております際に、なかなか閣僚としても決算委員会に出てくることは非常に少なかった、まことに相すまなかったと思いますし、また皆さん方としても、閣僚からその実情を聞きたい、かように仰せられることが多いと思いますけれども、やはり事務的処理のあと始末——あと始末と申しますとことばがやや不適当でございますが、どうしてもそういう事実関係になるものですから、大臣というよりも事務的に処理される場合が多いだろう
内務省が解體されますがゆえに、この畫期的な新警察制度というものが重大であればあるほど、このあと始末――あと始末というとはなはだ失禮ではありますが、これに十分、熱意をもつていただきたい。これはむろん熱意をもつておやりくださつておるのに違いないのでありますが、しかし今少し警察の將來の運營について、親切な熱意をもつて對處していただきたいという氣持をもつております。