1984-04-19 第101回国会 参議院 逓信委員会 第7号
○参考人(高仲優君) これはなかなか概括的に申し上げるのが難しいのでございますが、このたび料金値下げを実施いたしました後の当社の料金と外国側の日本あて料金というものを概括的に比較いたしますと、電話テレックスについては主要十八対地で大体カバレージがダイヤル自動通話で九一・三%、番号通話で九二%のカバレージになるわけです。
○参考人(高仲優君) これはなかなか概括的に申し上げるのが難しいのでございますが、このたび料金値下げを実施いたしました後の当社の料金と外国側の日本あて料金というものを概括的に比較いたしますと、電話テレックスについては主要十八対地で大体カバレージがダイヤル自動通話で九一・三%、番号通話で九二%のカバレージになるわけです。
それから、今般この低減の率が七五%から八五%になりましたけれども、この条約の受諾を機に本邦初のAOPUあて料金というものを引き上げるということはいま考えておりません。
他の国につきましても、おおむねそのように相なっておりますが、英連邦系の国——豪州、ニュー・ジーランドにつきましては、英連邦諸国あて料金を適用しております。ということは、豪州、ニュー・ジーランドにつきましては、国内料金並みの料金で域内あて郵便物を引き受けておるということでございまして、この二国につきましては自国並み、他の国につきましては六〇%の料金ということになっておるわけでございます。
一方外国電報は、英国並びに欧州あて料金は一語一円六十七銭、豪州あて一語は一円六十九銭、南アフリカ及び南米のアルゼンチンあるいはブラジルは二円二、三十銭であったと記憶いたしております。当時一円六十七銭もあれば——これは英国あて一語当たりの電報料金ですが、——お酒が二升買えました。ビールもたしか一本二十銭ぐらいでありました。
なお現今国際電気通信界における競争はますます激しくなり、わが国といたしましてもこれに対処していかなければならない実情にありますが、従来わが国の国際電報料金は、戦後占領中の種々制約された条件の中で定められたものを引き継いでおりました関係上、種々問題点がありましたので、当省としては国際電電会社に対して、可及的に料金を引き下げるとともに、各地あて料金の合理化をはからせるよう要望し、これについては客年十一月一日
なお、現今国際電気通信界における競争はますます激しくなり、わが国といたしましても、これに対処していかなければならない実情にありますが、従来わが国の国際電報料金は、戦後占領中の種々制約された条件の中で定められたものを引き継いでおりました関係上、種々問題点がありましたので、当省としては国際電電会社に対して、可及的に料金を引き下げるとともに、各地あて料金の合理化をはからせるよう要望し、これについては昨年十一月一日
一方、貿易業者等利用者側からも早急にこれが実現方について強い要望がありましたので、当省から国際電電会社に対して、可及的に料金を引き下げ、あわせて、この機会に各地あて料金の合理化をはかるよう要望し、その実施方法については両者間において慎重に検討の上、十一月一日からこれを実施することといたしました。