2007-12-12 第168回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
本年の過剰作付、消費の減退等により、政府の買い入れ三十四万トン、また十万トンの全農を含めた処理、とりあえず市場隔離するのは一点評価はしますが、問題は、十九年産の米穀年度が終わる来年の七月以降に政府米の放出は考えているのか。そうだとすれば、単に半年ばかり米を積んだとしても、実情は、遅かれ早かれ米が市場に出てくることになるわけです。
本年の過剰作付、消費の減退等により、政府の買い入れ三十四万トン、また十万トンの全農を含めた処理、とりあえず市場隔離するのは一点評価はしますが、問題は、十九年産の米穀年度が終わる来年の七月以降に政府米の放出は考えているのか。そうだとすれば、単に半年ばかり米を積んだとしても、実情は、遅かれ早かれ米が市場に出てくることになるわけです。
米穀年度でも十万トンずつくらい減っていくような計画を、農水省が基本計画をつくられているわけです。価格についても下げどまりはしていないわけです。むしろ、JAS法で魚沼のコシの袋を限定したということで、魚沼コシが上がっている。あとは、先ほど同僚議員がお話をしたように下がっている、下げどまらない。このデメリットはもう関係ないわけですよ、ある意味では。
平成十五年度、十六米穀年度の需給見通しを見ても、主食、加工用需要、需要計というところで十万トン減って、平成十六米穀年度では、総需要は九百六十一万トンという数字になっています。これにどう歯どめをかけるかというのが、今回の法改正そして政策大綱の本当のあり得べき米づくりということで、平成二十二年に向けて対応していくべきだと思っています。
ちなみに、平成二十二年の米の需要量の試算でございますけれども、これは十三年の米穀年度九百二万トンをベースにいたしておりまして、いろいろな試算がございます。 過去十年の需要実績をもとに試算しますと、七百六十万トン。要するに、先ほど言いましたように、一年間十三万ずつ落ちますと百三十万、大体そういう計算になります。
しかしながら、一定の前提を置きまして、できるだけ客観的なデータに基づきまして今後十年間の需要量について試算を行いますと、十年先となりますと平成二十二米穀年度ということになりますが、そのときの年間需要量は七百六十六万トンから八百三十六万トンという数字でございます。これは、直近の需要量八百八十六万トンに比べまして五十万トンから百二十万トン程度減少するというふうに見込まれるところでございます。
○石原政府参考人 御指摘のとおり、昨米穀年度も、我々、計画では五万トン減らすということにしておりました。ですけれども、今後どういう水準になるのか、これにつきましては、あくまで需給動向次第ということでございますので、なかなか申し上げられない。
それと、最後に、私先ほど、前米穀年度、すなわち十四米穀年度、十五万トン買い入れと申し上げましたけれども、十五万トンの計画に対して実行は十一万トンでございましたので、訂正させていただきます。
(鮫島委員「いつ」と呼ぶ)前米穀年度ですね。
全体計画といたしましては、四十五万トン十三米穀年度は売る、それから二十万トンの買い入れを行うと、こういうことでございます。 これまでの都道府県配分につきましては、政府買い入れ実績、これを八割という割合で勘案しております。それから、その都道府県産の政府米の販売実績、これを一五%程度勘案いたしております。それから、生産調整面積を、これを五%程度勘案するということでこれまでやってまいりました。
そういう状況の中で、在庫でございますけれども、これは次の米穀年度に持ち越します持ち越し在庫と言っておりますが、これが計画では二百十九万トン、こういう計画でございましたけれども、これが六十万トン程度上回る大体二百八十万トン程度、こういう見通しになっている。これはことしの十月末時点での見通しでございますけれども。
○政務次官(三浦一水君) 十二米穀年度末の計画流通米の在庫は、自主流通米につきましては持ち越し予定十六万トンを上回る二十四万トン強という見通しでございます。また、政府米につきましては、自主流通米との協調販売を行ってきました結果、持ち越し予定の二百三万トンを五十三万トン程度上回る二百五十六万トン程度、合計で、委員御指摘いただきましたように、二百八十万トンの在庫見込みとなっております。
そんなこともございますが、十二年米穀年度末の計画流通米の在庫は、自主流通米につきましては、計画の十六万トンを上回る二十四万トン、政府米につきましては、自主流通米との協調販売の結果、計画の二百三万トンを五十三万トン上回る二百五十六万程度、合計で二百八十万トンとなる見込みとなっておるわけでございます。 今まで申し上げましたように、この要因というのはるるございます。
したがいまして、十二年の十月末でございますが、二百五十六万トン程度政府の在庫が見込まれておりますけれども、それから今申しましたような数字、それから援助隔離分七十五万トン、これを引きますと、百六十二万トンが十三米穀年度の方に持ち越す、こういうことになるわけでございます。
今米穀年度、具体的に申し上げますと十月末の在庫量の見通しでございますが、これは自主流通米につきましては、需給計画上の持ち越し在庫十六万トンというふうに見通しておりましたが、それを上回る二十万トン強の在庫見込みでございます。
特に、大体九、十ぐらいは見通しと大して違わなかったんですが、十一米穀年度は九百五十五万トンの見通しに対しまして、まさに景気の低迷とか、先ほど言いました家計消費もぎりぎり節約をするというようなこともありまして、九百五十五万トンの見通しが九百三十万トンというふうに大幅に落ちたわけでございます。
ところが、海外に対して食糧援助を行う場合におきましても、先ほど話がありましたように、例えば平成十一米穀年度におきましては四十二万トンの食糧援助と。少なくとも、こういうものがもっと大きい形にならないと、棚上げ備蓄した大量の米がいつまでも余ってしまう、こういう状態を惹起して、財政的に破綻してしまう。
この持ち越し在庫水準は、八米穀年度末は三十一万トン、それから九米穀年度末は三十九万トン、十年米穀年度末は四十二万トン、そしてこの平成十一年米穀年度末は四十四万トン、その内訳は、備蓄用が十万トン、援助用が十五万トン、それから飼料用備蓄が十九万トン。こう年々増加をいたしております。
十一米穀年度の見込みの数字をいただいているわけですけれども、これなども、実は加工用に二十八万トン、それから主食用に十万トン行っているんですね。そうすると、合計三十八万トンです。従来は、ミニマムアクセス米が入るまでは、国産米で賄われていたものですよ。それを、ミニマムアクセス米が三十八万トン、そういうところで実は圧迫をしております。
○国務大臣(玉沢徳一郎君) 十一年米穀年度の主食用需要量につきましては、景気低迷の影響等によりまして外食産業が当用買いに徹し在庫量を減らす等、経営の合理化を図ったことと、家庭における消費がかつての余裕ある買い方から必要な分だけ絞るように変わってきていることなどから、前年を三十万トン下回る九百三十万トンとなったところでございます。
さて、これらのことを背景にしまして、先月には平成十二年産米穀の生産及び出荷の指針案が示されたわけでありますけれども、平成十二年米穀年度及び平成十三年米穀年度の主食用等の需要量の見込みの数値がともに九百三十万トンとなっておりました。米の消費量が低下している中で、平成十三年米穀年度も需要量を平成十二年度と同等に見込んでいる。私としては、ちょっと不思議かなというふうに思っているわけであります。
○郡司彰君 要約すれば、いろんな要素を加味して決めてくれというようなことになるんだろうと思いますけれども、これから十分に検討しますということになりますと、せっかく基本法が決まる、その中で新しい形をみずからも見出そうとしている方々にとってまだまだ心もとないという感じがいたしますが、いつごろの時期までに、つまり米穀年度でいいますと、どの年度からどのような形で検討されているか、お聞かせいただけますか。
それから、一年間調整保管を持ちましても、結局、翌米穀年度でまた自主流通米として売るということになりますから、その面においても価格の低下ということがあり得る。それから、全体の消費がふえない限りは、こういうことを繰り返せば結局は翌年以降の生産調整目標面積を大きくせざるを得ない。
このミニマムアクセスの需給の状況を見てみますと、九米穀年度でいえば、輸入量が五十一万トンあるのに対して、実際の需要量というのは三十万トン強。十米穀年度についていえば、輸入量六十万トンに対して、実際の需要量というのはその半分以下の二十三万トン程度というふうに資料を拝見いたしました。それで、余った分は在庫の積み増しと、実は海外の援助用に回っているというわけであります。
当時は、当時といいますか、まだ十米穀年度の半ばのときには政府米の販売状況が思わしくなかった。と申しますのは、備蓄運営ルールは自主流通米と政府米の販売連携ということも同時にやることになっておりまして、自主流通米の販売を優先させるということをやった結果、政府米の販売数量が非常に落ち込んだというのがございます。
この対策は緊急に需給均衡を回復するということで二カ年の対応をするということから実施をされておりますが、十一年度につきましても、十年度の経験を踏まえ、また需給事情を勘案した上で、農協系統がやはり当初の方針どおり、早期に在庫水準を適正化し価格の安定を図るということから同規模の生産調整に取り組むことが適当だという決定をされたことがございまして、国としましてもこの系統の方針をもとに、本年の作柄あるいは十米穀年度
○説明員(山口勝朗君) 今申し上げましたように、備蓄水準が超えていますものを確実に平成十二年十月末、これは十二米穀年度末ということになりますか、これを目指しているわけでございます。
昨年出されました新たな米政策の展開方向で、ミニマムアクセス米のうち、九米穀年度の販売未達成分二十九万トンについては、国産米の需給に影響を与えないよう、飼料用備蓄等として取り扱うものとするというふうにしているわけですけれども、そうしますと、この二十九万トンのミニマムアクセス米が飼料用備蓄等として取り扱われないとするならば、国産米の需給に影響を与える、こういうふうにお考えなのでしょうか。
それで、この二十九万トンをこういうふうにやったということは、九米穀年度について初めてこれは出てきたわけですよ。だから、これがむしろ今までどおりミニマムアクセス米の加工用だ、主食用だ、こういうふうに回ってくれば、当然国内の需給に影響が出るということでこれは外した、こういうことでしょう。
この考え方の基礎になっておりますのは、昨年の新たな米政策大網によりまして、政府買い入れ数量は、十米穀年度の政府米販売実績から二十五万トンを差し引いたものとされているところでございます。そこで、十米穀年度の販売実績でございますが、十月分の販売量の確定数値はまだ出ておりませんが、およそ五十二万トン程度と見込んでおります。最終集計を行いますとこれを上回る可能性もあるわけでございます。
そういう意味では、私どもはいわゆるミニマムアクセス米につきましては、ミニマムアクセスの導入に伴う転作の強化は行わないとの閣議了解を踏まえまして、これまでも国内産米の需給にできるだけ影響を与えないよう、国内産米で対応しがたい加工用等の需要を中心に供給することとしてきたところでありまして、九米穀年度の販売未達分二十九万トンについては、国内産米の需給に影響を与えないよう飼料用備蓄等として取り扱うこととしているところです
○政府委員(川口將志君) 御指摘のとおり、九米穀年度末におきまして販売残となりましたミニマムアクセス米は二十九万トンございます。これにつきましては、飼料用備蓄等として別途処理をするということになったわけでございます。
○政府委員(川口將志君) まず、今度の十米穀年度の計画では百万トンを買って百二十五万トンを売るという計画になっているわけでございまして、こうした計画は果たして実行可能性があるのかどうかというお尋ねでございます。
そういう状況がある中で、政府米におきましても、これは食糧庁からいただいた資料ですが、それを見ましても、例えば昨年政府米の販売状況についても、予定では九米穀年度については百二十から百三十万トン、月平均十万トンを売却する予定で計画を立てても、実際には十一月から三月まで、この五カ月間の販売量はわずか二十一万トンになっている、非常に厳しい状況が一方である。
八米穀年度におきましては、一方で夏場の気候が大変暑かったというようなこと、そういうことで需要が減ったというようなこともありました。それから、日本の消費者は新米志向が非常に強かったというようなこともございましてなかなか政府備蓄米の売却ははかどりませんで、計画の半分ぐらいというような低調なところでございました。 そこで、我々いろいろな売却の促進をやったわけでございます。
その一つは今度の需給見通し、平成九年の米穀年度の需給見通してありますが、それにおける新規の政府買い入れ米の数量、これがどの程度になるかお聞かせをいただきたいと思います。
きょうお配りをいただいた資料の中で、需給関係なんですけれども、九米穀年度では加工用等需要量というところが九十万トンないし九十五万トンと、こういうふうに見ているんですね。それが十米穀年度になると七十五万トンから八十万トンと、こういうふうな見通しなんですね。
過去の我が国のこういう生産状況の中で、平成八年のライスイヤーというか米穀年度までをとってみると、平成五年ライスイヤーで二十三万トンの在庫があった。その年にあのような大凶作があり、平成六年ライスイヤーの末にはわずか二万トンの在庫になった。ほとんどゼロである。そして、翌年の平成六年には一転して大豊作になり、作況指数一〇九ですか、そういう中で一転百五十 五万トンの在庫が生じた。
そこで、平成八年・九年の米穀年度の需給見通し表を見ますと、七年十月末の持ち越し在庫量は、自主流通米において四十三万トン、政府米百十八万トンで、合計百六十一万トン、八年十月の同在庫量は、自主流通米四十五万トンから五十五万トン、政府米が百七十五万トンから百八十五万トン、合計が二百二十五万トンから二百二十五万トンであり、九年十月の在庫量の推定は、自主流通米が六十五万トンから七十五万トン、政府米が二百十五万
さっきいただきましたこの生産及び出荷の指針、これも例えば、十米穀年度、米の生産量九百七十八万トン、需要量は主食と加工で加えますと一千四十五万トンから一千六十万トン、これは、生産量は比較的抑えて需要量は多くなるだろうという見方なんじゃないかという印象を受けるわけです。ことし並みに作況がなって需要量が、消費が特に下がっていった場合、この数字どうなります。