2013-03-25 第183回国会 参議院 総務委員会 第3号
これは、明治四年に始まった郵政事業が、明治八年に郵便貯金制度を開始し、日露戦争の後、大正の初期に簡易保険制度を始め、名実ともに民族金融としての礎を築くとともに、国民に対してはソーシャルインクルージョンとファイナンシャルインクルージョンの役割を果たしてきたということ、それに思いを巡らす中で、私も日本人としての誇りをそこで感じることができましたし、言い方によれば、世界が今やっと日本の百四十年の歴史に追い
これは、明治四年に始まった郵政事業が、明治八年に郵便貯金制度を開始し、日露戦争の後、大正の初期に簡易保険制度を始め、名実ともに民族金融としての礎を築くとともに、国民に対してはソーシャルインクルージョンとファイナンシャルインクルージョンの役割を果たしてきたということ、それに思いを巡らす中で、私も日本人としての誇りをそこで感じることができましたし、言い方によれば、世界が今やっと日本の百四十年の歴史に追い
私は、かつて小口であるとか無診査であるとか月掛けであるとか、民間生保が十分にカバーできていないところは確かに簡易保険制度のもとにやってこられたということは事実だと思うんです。
その中でこの論議もあったこととは思いますけれども、郵便貯金制度を信頼し、また簡易保険制度を信頼して、郵政省と密接な理解の立場にある国民を残念な気持ちに陥れないような御配慮をしっかりと担保していただいて議論に臨んでいただきたい、このことを要望いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。
次に、簡保の方に入りたいと思いますが、大正五年に簡易保険制度が創設されて以来、国民生活の中に大きな役割を果たしてきたこの事業でありますけれども、最近の主な簡保法改正は一体何を目的に行って、その結果としてどのような効果を生み出したのか、まずお尋ねをしたいと思います。
委員会におきましては、三法律案を一括して審査し、金利自由化時代における郵便貯金の役割、長寿福祉社会に向けての簡易保険制度改善への取り組み、社会経済情勢に対応した公的資金の運用状況等の諸問題について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。 質疑を終了し、順次採決の結果、三法律案は全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
ただし、ただいまお話がございましたように、株式というのは非常にリスクが大きいということで、問題点、課題点あるいは議論が非常に多々あるということは、これは現在に限らず従来からそういった問題がございますから慎重に検討しているわけでございますけれども、具体的に制度要求するかどうかということにつきましては、郵政省全体の要求の中で、簡易保険制度の問題をどういうふうにやっていくか、出すか出さないか、何を出すか、
簡保関係で、たしか私が国会議員になりましてからも、昨年四月からいわゆる新簡易保険制度のスタートということで簡易保険と郵便年金の統合、こういうことで新しい制度がスタートしたばかりでございますし、またトータルブランしあわせでございますか、新しい商品も出されてきておる。
本年度、実は昨日からでございますけれども、新しい簡易保険制度としてスタートいたしたところでございます。 お尋ねの簡易保険・郵便年金の現在の状況について申し上げさせていただきたいと思います。
保険をつくった、創設をされた時代というものを考えてみましたときに、社会政策上こういう保険というものが極めて必要視をされている、しかし一方において民間の保険というものがそれに耐え得るような状態にはなかった、極端に言いましたら年々保険料額が民間の場合引き上げられていた、あるいはまた勤労者、労働者、当時のそういう人たちが保険に加入していくことのできないような極めて高額な状況にもあった、そういう中でこの簡易保険制度
昨年、簡易保険・郵便年金を統合する運びとなりましたが、これにより本年四月からは、新しい簡易保険制度のもと、一つの契約で生涯にわたる死亡保障と老後の年金を総合的に提供できる生涯保障保険が創設されます。
昨年、簡易保険・郵便年金を統合する運びとなりましたが、これにより、本年四月からは、新しい簡易保険制度のもと、一つの契約で生涯にわたる死亡保障と老後の年金を総合的に提供できる生涯保障保険が創設されます。
郵便年金制度を、今回年金法を廃止をいたしまして簡易保険制度に統合するということになるわけですけれども、これによりまして、現在の郵便年金の加入者の扱いについて少しよくわからない点が、条文を読みましたけれども、実はございます。そこで簡保と年金が統合することによって、現在の郵便年金の加入者については一体不利益にならないのかどうなのかという点を少し明瞭にしてほしいなというのが一つございます。
その簡易保険についてこのたび幾つか法律の改正ということですけれども、その時期に当たって、改めてその簡易保険制度そのものに対して、国の制度の中あるいは私たち国民一人一人の生活の中でどういう地位を占めるべきであるというふうに考えていらっしゃるのか、郵政大臣としての簡易保険に対する一般的なといいますか、基本的な哲学をまず簡単で結構ですから御披瀝いただきたいと思います。
○説明員(米澤潤一君) 簡易保険制度がやはり金融の自由化に対応して資金運用範囲を拡大していく必要があるんではないかという御要望がございまして、それは時代が変わってまいりますから、簡易保険としてもそのポートフォリオの多様化を図って加入者のニーズにこたえていく必要があるということは私どももそのとおりだと思いまして、御相談したところでございます。
そこで、最近の国内の人口状態であるとか年齢構成の高齢化といったようなこと等から考えまして、非常に寿命が長くなっておるときに簡易保険制度はいかにあるべきか、あるいは年金制度はどのようにあるべきかということを考えますと、非常に難しい問題がございます。 先ほども山田委員の御質問の中で、資金運用の面についていろいろと御質問がありました。
水道料金体系の見直し、水行政のあり方、公費負担医療制度についての勧告、あるいはこれは去年でしたでしょうか、簡易保険制度のあり方に対する見直し、下取り制度を採用せよ、こういうようなことで数々の提言をされて勧告をされているわけであります。
したがって、金額は言いませんけれども、ある委員長がおっしゃったように、七千倍も床屋がしておるのですから、その倍ぐらい、一万四千倍ぐらい加えるとかあるいは三万倍ぐらい加えて、行った人が喜んで、よかった、おじいちゃんがかけてくれたのはよかった、死んだお母さんがかけてくれて非常によかったということになるようにしないと、簡易保険制度の今後の運営は非常に困難になってくるということであります。
こういうことは一体この簡易保険法の第一条の目的から見て、あるいは簡易保険制度全体の目的から見て、それでもいいと考えておるのか。それは非常に間違ったことで、直さなければならぬと考えておるのか。まずこの点を明確に答えていただきたい。
そうしますと、あなたのほうのいろいろな簡易保険に関するそういう意見を見ましても、最近金利が物価についていけないために、こういう簡易保険制度のワクへ入ってくると非常に目減りをする。
そうすれば、これをいま上げるというような問題の前に、簡易保険制度を将来どうするか、つまりこの悪性インフレに強い保険制度をつくっていくためにはどういう措置を講ずべきかという基本問題になってくるように私は思うわけです。今度の「資金運用制度の改善」というところで、ここにもこういうふうに書いてあります。
以上述べました簡易保険の特色を十分に生かした事業運営を行なうとともに、当面の課題となっております民間保険との利回り格差につきましては、資金運用制度の改善に今後とも努力してまいりますほか、事務の合理化、機械化による経費の節減とあわせて、なるべく安い保険料を実現してまいりたい、これが、いまのように民間の保険もございますけれども、特に国営の簡易保険制度というものを国が運営しておる理由でございます。
また保険の仕事の特有性、特に外野活動の特殊性から、これは個人個人の外務の職員が一人で町に出てお客さんと接触をする、こういう仕事でありますので、基本的には単独で行動いたします外務職員の自覚にまつ以外にはないわけでありますが、われわれといたしまして、こういう非常に激動する社会経済情勢の中で、また国民の消費者としての目も非常に肥えておるわけでありますから、簡易保険制度創設の趣旨に立ち返りまして、契約者不在
簡易保険制度は、先ほども申し上げましたように、国民の経済生活の安定をはかり、その福祉を増進するという目的で制定をせられておるわけでございますので、その対象といたしましては本来日本国民のみを予想しておる、このように考えられるわけでございます。いま、直前に答弁申し上げましたのは、簡易生命保険法上は外国人の加入を禁止する旨の明文の規定はないわけでございます。
自分は保険の募集をしたこともない、ただ数字だけ扱っておるというと語弊がありますけれども、私はそういう点にどうしても——これは国民が納得するような方向での簡易保険制度というものが末端まで行なわれなければならない、そういう点に立たなければ、どんなに運用利回りがどうのこうのと言っても話がから回りするだけだということを強く言っておきまして、いまの問題につきましては指導するといいましても、私は実際は現場での募集
そして生命保険も一般にほとんど普及せられておらない時代、一般の庶民の人たちに、多少なりとも安らぎをということで、国営によりまして簡易保険制度というものが創始されたわけでございます。 その特色としまして、小口生命保険あるいは無審査加入、月掛けの集金というような特色を持ち、そして各地方にございます郵便局を駆使しましてそのサービスに当たるという一つの大きな特色を持って発足されたわけでございます。