1960-03-15 第34回国会 衆議院 内閣委員会 第16号
私の党の淺沼書記長からは、ILOの批准もやがてなることでしょうから、公務員の給与問題に関しましては、普通のような雇用者と労働者という関係で話し合いをさせて給与をきめたらどうだ、こういうふうに言ったわけですが、現実の法律としてはそれができていないわけです。ここで問題になるのは、先ほども申し上げたように、人事院総裁からも過去十二回勧告があった。その中の六回は普通のいわゆる一律べース・アップであった。
私の党の淺沼書記長からは、ILOの批准もやがてなることでしょうから、公務員の給与問題に関しましては、普通のような雇用者と労働者という関係で話し合いをさせて給与をきめたらどうだ、こういうふうに言ったわけですが、現実の法律としてはそれができていないわけです。ここで問題になるのは、先ほども申し上げたように、人事院総裁からも過去十二回勧告があった。その中の六回は普通のいわゆる一律べース・アップであった。
特に淺井総裁は先ほど私の党の淺沼書記長の質問に対して、民間とはだいぶ隔たりがあるということを言われておりますね。民間と隔たりがあり、三公社五現業との隔たりがあるとすれば、どうも公務員は人事院というお役所があるために、なおさら何か不利益をこうむっているような印象を組合員が受けているわけなんです。働く人が受けているわけです。事実その通りなケースが出てきているようでございます。
もしこの例でいきますと、昨年の十一月二十七日に淺沼書記長がとにかく多数の請願者を紹介するために入ったことで、前加藤衆議院議長は独断で議長権限において懲罰委員会付託をやったのであるが、議長警察権の及ぶか及ばぬかわからぬところに入ったというゆえをもって懲罰委員会に独断で付託するというふうなことも越権でありまするし、法律上の根拠が何らないということになる。
特にわが党の淺沼書記長外三名の諸君が議長職権で懲罰委員会へ付託された案件を、これまた昨日の本会議で自民党からの動議をもって継続審議に付したということについて、この点はあなたたち与党の方でも懲罰委員長の高瀬傳議員に対して十分の連絡がなかったということで、今朝の新聞によりますと、高瀬君が席を立ったと、こういうようなことも新聞紙に現に報道せられておる通りであります。
(拍手) 去る事件以来、今日まで、この事態に関する淺沼書記長及び社会党諸君の言動は、みずから国会の威信と権威を傷つけながら、かえって、みずからその責任を全学連や議長に転嫁し、その間、ごうも反省することなき態度は、まことに遺憾千万といわざるを得ないのであります。(拍手)全く議員としての良識を疑わざるを得ないのであります。
そこで、また横路さんの質問をせられたことに関しますが、あなたの報告書——あなたのところにやってきている報告書は、淺沼書記長が正門を入られたのは、その三十人の集団のどの辺の地位で入られたということを書いてありますか。
今、私があなたにお尋ねしておるのは、きのうのあなたの答弁と、ややあるいは重複するかもしれませんが、淺沼書記長に関する衛視の事実の調査に基づいてあなたの方に報告されてあるというのはどうなのか、重ねて、恐縮だけれども、いま一度、その点について御答弁をいただきたい、こういうわけです。
○横路委員 警務部長にお尋ねをしますが、きょうは、昨日本委員会におきまして淺沼書記長外三君から一身上の弁明がありました。その速記が実は私たちのところに届きましたので、あらためて速記を詳細に見ましたので、さらに、きのうに引き続いて質問いたしたい。
昨年の警職法の会期延長、国会混乱のときに、国会正常化を十一月十日より話を始めて、十一月二十二日には、わが党の岸総理、社会党の鈴木委員長の両者会談があり、その後、川島幹事長、村上国対委員長、社会党の淺沼書記長、河野国会対策委員長、この四者の間に数回にわたって会談が行なわれ、その結果、十二月の十日に四者会談の申し合わせの決定事項ができたのであります。
○横路委員 警務部長、それでは、僕はあなたにお尋ねしたいのですが、衛視全体から何十通出ているのやら、いかにも私の受ける印象は、あなたはそうでないと言っても、八十人いた、八十七人いた衛視から出ているのが、柏君については三十通出ておるというのであるならば、淺沼書記長については何十通出ておる、岡田春夫君については何十通出ておる、小林進君については何十通出ておる、その点をお聞かせをいただきたい。
○横路委員 先ほど理事会におきましても、委員部の諸君の骨折りで、けさ方午前中に一身上の弁明を行ないました淺沼書記長その他三君の弁明されました内容について、明日の委員会の前にその速記が出されるようにも聞いております。なおその速記に基づいて、さらに明日警務部長に質問を続行させていただきたいし、だいぶ時間もおそくなりましたので、きょうは、そういう意味で保留しておきたいと思います。
この点は確かに今あなたが御指摘のように、淺沼書記長は入れてもらいたい、そうしたら淺沼書記長は、そこの衛視に、記章がないとうまくないんですよ。——その記章というのは、私の考えでは、衛視は、入られる陳情者は記章が要るんですよ。——まさか、議員は議員バッジをつけているのですから。だから淺沼書記長は、何か記章がないとうまくないのかとお思いになったらしい。
国民と国会を遮断しようとする国会周辺デモ禁止法の不当なことは申し上ぐるまでもございませんが、これは、どうやら議長提案とはならないようでございますから、ここでは省略いたしまするが、淺沼書記長外三議員の懲罰宣告に至っては、公正なるべき議長の措置として、その軽率と不当をわれわれは鼓を鳴らして糾弾しないわけには参りません。
〔拍手〕 衆議院議長加藤鐐五郎君は、去る十一月二十七日の日米安全保障条約改定阻止のための国会陳情行動に籍口して、一方では憲法に保障された国民の基本的人権を剥奪するデモ規制法の提案に策動し、他方、去る十二月十七日、突如、何らの理由なく、また、正当なる手続を経ることもなく、わが党淺沼書記長を初め、岡田春夫、小林進、柏正男等の四名に対し、議長職権による懲罰宣告を行なったのであります。
また、事前の資料並びに現場における大体の実情というものから申し上げますと、この請願行動の総指揮はチャペル・センター前に置き、社会党の淺沼書記長を総指揮者とする国民会議の幹事会が当たる。
チャペル・センターに集合したことも、あるいはわれわれ社会党がそういう代表者を送って——二十七日には淺沼書記長を代表に祝辞あいさつを述べるためにチャペル・センター前の集会に送りましたけれども、そういうことは、私どもは何回もやっておる。
ところが今回は、淺沼書記長を総指揮とし、三隊に分けて、三隊にそれぞれ責任者を置いて、これが国会に向かって進むという態勢をとったわけでございます。
淺沼書記長その他の方に対しまする責任問題というようなことにつきましても、今回の事件につきましては、事が重大であるだけに、警視庁としましても、十分に責任の所在というものを追及する態度をもってただいま調査を進めておる段階でございまして、ただ問題を、入ったことあるいはその直後に大ぜい乱入したということだけをもって論ずべき問題ではなくて、全体を十分に検討した上で結論を出すことになろうかと思います。
それから、淺沼書記長の点は、いろいろ御議論があるのでありまするが、私が理事会で申し上げたのは、淺沼書記長を含めて、社会党の国会議員の数名及び労働組合デモ隊関係者の代表といいますか、そういう人たちが何名ですか、十数名以上あったと思いますが、その人たちが正門を入った時間と、それから、デモ隊が正門を突破して構内になだれ込んだ時間と、そういうような時間的な関係は接近した関係にある。
その場合には、わが党の淺沼書記長あるいは亀田参議院議員、淡谷悠藏代議士、加藤勘十代議士、そういう諸君も現地まで行っております。そういう連中が全部島民の意思をゆがめた、こういう工合になるわけでございますが、しかしこの新島の問題は、二カ年ばかり前から始まっている問題でございまして、しかも昨年の二月には、はっきり村議会も反対を決定し、村長もそれに同意をし、村民全部をあげての反対同盟というのができた。
○政府委員(江口俊男君) 私、速記録を読んでおりませんけれども、私の入手しました資料では、十一月十八日でございますか、社会党の東京都連から出ましたのが、淺沼書記長を総指揮にするとか、あるいは赤松代議士その他の方がどの方面を受け持つというような、通達といいますか指令といいますか、中身を持っておりませんが、そういうようなのが出ておるやに聞いておるのであります。
しかしながら、あの淺沼書記長あるいは野坂参議院議員の自動車の上におけるところのあの激越を演説を聞いたら、若い者が私は凶暴になることは当然だと見た。しかも国会議員が、少なくとも淺沼書記長は横から入ったと言われるけれども、衆議院の方の正門から入った。これはもうはっきり一番トップに淺沼さんが入ってきた。それに続いて、三十人と言われておりますけれども、実際は百人に近い者が一度に入った。
○村上春藏君 それで私はお尋ねいたしますが、今の淺沼書記長並びに野坂参議院議員の演説は十分あの大衆を激越させるような言辞があったと思いますが、この事実はどうですか。
すでにあの淺沼書記長の行動を何か犯罪人扱いのごとく自民党の諸君が質問をしたようでありますが、非常に遺憾であります。われわれが本件を追及するのは、先ほど石原長官も申されたように、国会の権威のために、再びこういう不祥事が起こらないようにするために、その根本をついておるのであります。
その中ほどからあとの方に淺沼書記長の姿も見えたのであります。この一隊は議長、副議長双方に面会することの了解を得て、大衆の中から、集まった人の中から代表者を選んで、静かな行動をもって院内に入った光景がまざまざと見えるのであります。
○菊地委員 そうすると、従来の淺沼書記長は暴徒の先頭に立ったとか、あるいは正門をぶち破るデモ隊の先頭に立ったというようなことは、当局は考えておらないのですね。
そこで私が警察に今関連して質問いたしたいと思いますのは、当日のラジオ、テレビで、淺沼書記長ほか数名の方が現場におきまして、公安条例は憲法違反である、だからこんなものはじゅうりんしていいんだ、粉砕しろ、構内にデモをして突入しろというような、盛んにアジ演説をしております。このことは、むしろ私ども以外に国民全体が、もう衆目の見るところでありまして、これは現実にはっきりした証拠があるわけであります。
○安井委員 先ほど、社会党の声明も渡海さんから発言がありましたが、自民党の声明にも、「数万のデモ隊が社会党の淺沼書記長、共産党の志賀義雄氏等を先導として国会内に殺到乱入し、」と書いて、「この集団的暴力行為は、社共両党の共同謀議に基づく計画的な革命的破壊行為であることは明らかであり、」……とあるが、結局明らかでないということをはっきりされたわけですね。
○阪上委員 次に、もう一点伺っておきたいのですが、先ほど淺沼書記長の問題が質問によって出て参りまして、長官はお答えになっております。そこでそのときのお答えとして、私は全く公正であると思うのですが、あの集会の総指揮者は淺沼さんであった。しかしながら、乱入を誘導し、指導したものが淺沼さんであったとは今のところはっきりしていない、これでいいのですか。
まして三井課長が、まだ証拠もはっきりしないのに淺沼書記長を逮捕するということを記者団に声明しているくらいだから、そのことをはっきり言う必要があります。 それからもう一つはっきりしておきたいのは、朝日新聞と警察庁と国会との関係の問題であります。
○大久保(武)委員 地下鉄の上がり口の問題は今後警備上のきわめて重大な問題でございますが、以上の私の質問によりまして、違法な集会を違法と知りつつ継続し、しかも集まった集団が集団陳情をしようとしておることを知りつつ、その感情を激発するようなアジ演説を行ない、淺沼書記長の乗っておった車に乗っておった総評の責任者等は国会に対する突入を発言をしておる、こういうことも聞き、あるいは新聞で私は読んだのでございますが
「3、要領、イ、総指揮をチャペル・センター前に置き、淺沼書記長を総責任者とする国民会議幹事会が当たる。ロ、動員部隊は左の三方面に結集するものとする」略図を添付いたしておきました。「社会党、共産党、都労連、学連、農民、婦人、平和団体」。これは社会党本部の指導による東京都連の通報であることは御承知の通り。
この会議は今申しましたように、社会党や総評その他の団体で結成され、当日の請願には、社会党の淺沼書記長、総評の岩井事務局長らが指揮をとっていたということは、証拠によって明らかにこれを認められると思うのであります。
その先に大衆がたくさん集まったから、そこに淺沼書記長なんかも行って演説をされた。そうして三十名内外の代表者を選出して、その代表者を社会党の議員が先導して、院内に入って、議長、副議長に請願の仲介をとる、こういうことで三十名内外の代表者が集まって社会党の議員に連れられて、向かって左の衆議院側の門を入ったわけです。
○井伊委員 今御説明になるところでは、その前の陳情団と一緒の一団の中に淺沼書記長がいる、そういうふうにテレビに出ておるとこうおっしゃるのですか。
○坂本委員 大体はっきりしましたが、午前中は鍛冶委員の質問に対しては、あたかも淺沼書記長が先頭に立って、そうしてあの大衆を連れていった、こういうふうに答えられた。だからその点をはっきりしなければならない。
一、国会に対し安保改定案反対、交渉即時打ち切りを要求する大衆動員を行なう、労組は五号の二倍(六号)を最低規制とし、ストライキ決行の組合は全員参加し、学生一万五千、計七万五千名、外、社、共、全日農、人権を守る婦人協議会、平和団体、二千名、総指揮をチャペル・センター前にする、淺沼書記長を総責任者とする。 動員部隊は左の三方面に結集するものとする。
経過しているうちに——淺沼書記長以下三十名が、向かって図書館側の舗道から、警官に道をあけてもらって、案内をされて、これは正式の陳情団だからという了解のもとに、舗道を通って国会正門の前に来て、衆議院の入口から、どうかそういう正式の陳情団だから入れてもらいたい、そういう交渉を院内における衛視とやっておった。