1985-06-05 第102回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第9号
今次の災害の死亡者六十二名の死因というのはCO中毒が二十二名、火傷性、外傷性が三十一名、窒息性が九名ということになっておりまして、場所との関連では、爆心と思われる八片連坑道やその周辺では火傷性、外傷により亡くなられた方が多い、それから跡ガスの影響が多い、強い排気側である七片レベルではCO中毒や窒息で亡くなられた方が多い、なお、六片レベル以上では火傷性、外傷性で亡くなられた方が多いというふうに聞いておりまして
今次の災害の死亡者六十二名の死因というのはCO中毒が二十二名、火傷性、外傷性が三十一名、窒息性が九名ということになっておりまして、場所との関連では、爆心と思われる八片連坑道やその周辺では火傷性、外傷により亡くなられた方が多い、それから跡ガスの影響が多い、強い排気側である七片レベルではCO中毒や窒息で亡くなられた方が多い、なお、六片レベル以上では火傷性、外傷性で亡くなられた方が多いというふうに聞いておりまして
調量門は坑内通気量の適正配分を行うことを目的としているものでありまして、原則的には排気側に設けるべきものであります。有明区域の上層西一卸部内及び四百二十メーターレベルの開発のため、在来坑道から新しい坑道を展開するため、特に人気坑道に調量門が設けられたもので、それだけ漏風に注意して設計されたものと考えます。
なお、災害発生当時、当該区域以浅の排気側に入坑しておりました就業者全員について、一酸化炭素中毒の有無を炭鉱病院において検査した結果、いずれも異常がないという診断が下されております。 私どもとしまして、札幌鉱山保安監督局が局長以下十一名を直ちに現地に派遣いたしまして罹災者の救出並びに災害防止対策に当たらせたほか、現在原因の調査に当たらせておるところでございます。 以上でございます。
災害発生時に排気側におりました七十一名は全員退避したわけでございますが、退避した後、七十一名全員について検査を行ったわけでございますが、現在のところ一酸化炭素中毒に該当する者は見当たらないという旨の報告を受けているわけでございます。 通商産業省では、福岡の鉱山保安監督局の方から監督官四名を直ちに派遣いたしまして、現在、対策指導及び原因調査を行っている、こういうことでございます。
また、胡麻払いの排気側で仕繰りの作業をいたしておりました一名も、CO中毒の疑いによって入院しております。なお、このほかに二名が頭痛を訴えまして、現在、通院しております。 災害後の状況でございますが、当該払いで一部、小崩落をしているほかに、払い全般にわたりまして、薄い焼け跡それから爆発した灰の吹きつけが認められまして、罹災者の症状などによりまして、この払いでガス爆発が発生したものと思われます。
当時入坑しておりました二百三十名は、無事避難昇坑したのでありますが、火災現場は消火せんによる直接消火が落盤により成功せず、これを密閉しようとして作業を続けたのでありますが、たまたま排気側の板張り密閉を行なっていた作業員が、十三日午前八時過ぎに密閉から漏れて出た一酸化炭素を吸い、十二名が入院したのであります。十二名の症状は比較的軽症でありますが、十六日現在、なお入院中であります。
直ちに消火せんのホースで消火につとめましたが、入り口は消火できても、奥のほうは落盤の危険もあって消火が完全にいかないので、その坑道の通気を遮断するほかなく、そのため、まず板張り密閉を人気側、排気側ともに構築して、最終的にはフライアッシュ充てんをすることに決断して作業にかかり、翌十三日午前八時ごろ、この張り切り作業が終了する直前に、排気側の坑道張り分けのビニール膜の破損からCOが吹き出し、これを作業員
さらに一方、火災現場では、消火せんを利用し、人気側から消火作業を行ないましたが、坑道が崩落したため直接消火ができなくなりましたので、火災個所の入排気側に遮断壁を設けて通気を遮断することによりまして、十三日の二時五十分、この工事を完了いたしております。
災害が起こりました結果、多量のガスが出まして、これが、入気側と申しますか、坑口側と排気側に流入いたしまして、中に所在しておりました労働者の方の呼吸を困難にし、ガスの非常に濃厚な個所におられた方は死亡されたわけでございます。マイナス三百九十mLの巻立というところにかけじるしが五つ、それからその少し奥に一つというふうにかけじるしが入っておりますが、この個所で罹災し死亡しておられたわけでございます。
一方、救護隊は九時三十五分に招集されまして、払いの排気側を探索いたしました結果、空気供給施設に入り生存いたしておりました二名を救出いたしております。しかし、十名は遺体として発見、収容いたしております。
そうしますれば、排気側からのコントロールによりまして、左一片付近における風量に不足を来たしておったのではないかというふうなことが、現段階におきましては有力なる推定要素になるわけでございまして、それを科学的にいろいろ計算いたしましても、ただそれだけではどうしても爆発限界にはなってこない。
それからガスの警報機でございますが、これは監督局から設置基準というふうなものによって各山に設置をさしておりまして、排気側に置けということで、要するにガス警報機といたしまして十分そのガスの存在をキャッチし得るような体制にするために、ガスの存在状況を迅速かつ的確に検知できる位置に置けというようなことで、特にこれは排気側に設置するよう指示しております。
○橋本説明員 先ほども御答弁いたしましたように、設置基準というふうなことで、この設置基準に合わして各山において最も適当な場所を選定させることになっておりますが、それによりましても、可然性ガスの存在状況の迅速かつ的確に把握できる位置というふうなことをうたっておりまして、それの指導といたしまして排気側に置けというふうなことをやっております。
なお突出ガスの及んだ範囲は入排気側とも広範囲の区域にわたっているものと考えられております。このようなガス突出の災害は、世界でも一、二の大規模なものであったのであります。
特に指摘されなければならないのは、あの際、排気側のロング面におきまして、かなりの犠牲者が出たということは、誘導ハッパをかける際における配慮としては欠けるものがあったのではないかという感じがいたします。おそらくこれは過去の経験に基づいて、誘導ハッパをかけましてもこの程度の距離を保てばだいじょうぶだという判断があったものと思われます。
しかしながら、爆発地点に近い七片十一番層払い並びに入排気側に配番されておりました五十四名中十八名は爆発により即死、残り三十六名は自力脱出あるいは救護隊によって救い出されましたが、このうち二十六名が病院に収容されました。この二十六名中一名は五日十二時三十分に死亡し、九名はその後退院いたしております。したがって、四月八日十二時現在において入院しております者は十六名であります。
その他、排気側で作業をしておりました十八名のうち九名が一酸化炭素中毒の疑いで入院をしておられます。合計二十六名が手当てを受けておるわけでございます。 札幌鉱山保安監督局では、災害の報告を受け、直ちに監督局長のほか十四名の監督官を急派をいたしました。また、鉱山保安局では橋本局長、外山石炭課長補佐を現地に急行をさせ、罹災者の救出及び原因の究明に当たらしております。
災害が発生いたしましたのは七月三十日でございまして、直後の状況につきましては、前回の委員会で御報告申し上げたのでございますが、八月一日に九名の遺体を収容いたしまして、その後は入気側と排気側から罹災者の救出に当たったのでございます。人気側からは戸門を設置いたしまして直接の消火作業を行ないまして、ベルトコンベヤーのございました崩落個所まで進行したわけであります。
このため、救護隊は排気側より進入を開始いたしまして、順次九名の遺体を収容したのでございますが、煙と高温に妨げられまして、その後の救出作業は困難をきわめております。風管通風の方法による煙の排除が限度に達しましたため、八月一日以降は風管通風をやめまして、坑道張り分け方法というのに切りかえまして、救出に全力を注いでおりますけれども、遺憾ながら坑道張り分け作業は高温と煙のために視界がほとんどきかない。
したがって、この現状というのは、実際に災害が起きて、それが入気側に運転手がおるために、排気側におけるところの——排気側のほうに通気が行っておりますから、その関係でここで火災が起きても、事実上これに気がつくというのは時間的な差がございます。
次に、救援活動の状況でございますが、事故の連絡を受けた後、直ちに救護隊が招集され、救護活動に入りまして、当時は火災発生現場に接近することができましたので、水による消火を行ないました結果、午前七時五十分ごろ一応消火に成功したと見られたのでありますが、その直後、現場に崩落が起こって進入不能となりましたため、他の坑道から救出に向かいました結果、九名の遺体を収容したのでありますが、この坑道は坑内の排気側の坑道
もう一つの二個班は、もう一つの入り口でございます排気側、すなわち西部マイナス七十メートル下盤坑道になりますが、こちらのほうから探険に侵入したわけでございます。その後、逐次救護隊の応援を得まして、排気側の探険の侵入を容易にするために風管通気作業を実施いたしました。
もう一つの通路でございます排気側のほうから救出作業を逐次やっておるわけでございますが、本日の朝の状況では、煙の発生も多く、温度も四十六度くらいまで上昇いたしまして、なかなか進入が困難な状態になっております。
ただ、これは入気側は全部密閉したのでございますけれども、完全に包囲密閉というわけじゃございませんで、排気側のほうは、なおいまだに煙等が出てまいりまして、なかなかこれの密閉は、密閉作業それ自身が非常な危険を伴いますので、これにつきましては密閉をせずに、排気坑道にのれんをたれまして、通気のコントロールをやる、こういうようなことで現在やっておるような次第でございます。
それから排気側のほうは、依然としてやはり煙その他が出ておりますので、排気につきましては密閉作業はむしろ非常に危険なこともございますし、手がつかないので、現在のれんをいたしまして通気の動きを少なくするというような方法でやっております。きょう現在そういう状況でございますが、まだ火は消えていない、こういう状況でございます。
もちろん非常に災害地点よりも離れた地点の密閉、しかも排気側は一応たれ幕で遮断をしておる、こういう状況でありますから、相当経過もしておりますので、消火というものはいまの体制では非常にむずかしいのではないか、こう一応私は判断をいたしておるわけですが、このことは将来死体の救出の問題、さらにまた二坑全体の操業体制の問題等に関連を持ってくるわけですが、この点についての見通しは現時点で一体どう判断をされておるか
それから排気側が完全に密閉をしていない。現在まだ火が消えていないという状況から判断いたしまして、やはり現在のままではなかなか火が消えにくいのではないか、こういうふうに考えております。
排気側密閉には人の出入が可能でございます三十インチのマンホールを設置いたしまして、鎮火後通気を確保し、密閉内現場の調査が可能であるという措置を講じさせることにいたしました。なお、密閉作業は三十日の二時二十分から着手いたしまして、風下側は三十日の十八時に、風上側は十月一日の四時三十分に作業を終了いたしました。