2021-04-19 第204回国会 参議院 決算委員会 第4号
このため、このままでは腐りやすい生乳の一定量を飲用乳とは別に、乳業メーカーに保存性の高い脱脂粉乳、バター、チーズ等の乳製品に加工してもらうよう仕向けることで需給調整を行っております。そして、加工原料に回すことによる値下げ分について、指定団体は、加工原料乳生産者補給金という制度的な支援も受けながら生産者全体でプールすることで、みんなで引き受けているわけであります。
このため、このままでは腐りやすい生乳の一定量を飲用乳とは別に、乳業メーカーに保存性の高い脱脂粉乳、バター、チーズ等の乳製品に加工してもらうよう仕向けることで需給調整を行っております。そして、加工原料に回すことによる値下げ分について、指定団体は、加工原料乳生産者補給金という制度的な支援も受けながら生産者全体でプールすることで、みんなで引き受けているわけであります。
ナチュラルチーズとかバター、トウモロコシ、トウモロコシもいろいろのものに分かれている、麦芽とかいろいろありますけれども。
この中で生乳廃棄を極力回避するということで、何とか回避をしようということで、長期保存が可能なバターや脱脂粉乳に仕向けてまいりました。その結果でございますが、十月末の時点でバターの在庫数量は三万八千トンございます。それから、脱脂粉乳の在庫数量は八万トンと、前年を大きく上回る水準になっているところでございます。
そのために、バターや脱粉、脱脂粉乳共に在庫量も増加していると思うんです。新型コロナの収束が見えない中で、脱脂粉乳の飼料用等での活用や、脱脂粉乳、バターの輸入品との置き換えなどの対策が必要ではないですか。
さらには、保存のきくチーズやバターなどの乳製品を積極的に受け入れて加工する乳業者、乳業メーカーに対する御支援もさせていただきました。 また、生産者団体が、消費拡大を図るため、牛乳等を無料で提供するといった取組をしていただく、これについても御支援をさせていただきました。
委員御指摘のとおり、コロナの関係で学校給食用あるいは業務用の牛乳・乳製品の需要が減退し、生乳廃棄を回避するために、生乳を長期保存が可能なバターや脱脂粉乳に仕向けてまいりました。その結果といたしまして、バターの在庫数量でございますけれども、十月末の時点で対前年同月比で四四・五%増になっております、約三万八千トンでございます。
まず、バター、脱脂粉乳の過剰在庫についてですけれども、新型コロナでの影響で、九月末時点のバターの在庫が約三万九千トン、それから脱脂粉乳の在庫が八万二千トンで、大変大幅な過剰状態にあります。バターの在庫は、外食など実需の需要減少、さらに、お土産物それからお菓子で利用されるクリームの需要減退で、貯蔵性のよいバター、脱脂粉乳に加工されている、こういう現状。
牛の冷凍肉は前年比一八一%、バターは一三六%、ミルク及びクリームに至っては二〇八%と倍増しています。本協定の締結により、欧州全体から引き続き安い輸入品が大幅に流入すれば、国産品の値崩れなどの事態を招くことは明らかであります。 政府は、日欧EPA発効時の影響試算で、国内生産額が最大一千百億円減少すると試算していましたが、本協定での日英間の独自の影響試算を行っていないことは重大であります。
そこで聞きますが、牛の冷凍肉、ミルク及びクリーム、バターの三品目について、日欧EPA発効後の二〇一九年二月から十二月の輸入額はどのようになっていますか。
今述べたバターとミルク及びクリームについても、貿易統計で見ると、バターは前年比一三六・六%、ミルク及びクリームについては二〇八・八%、これは財務省の貿易統計で明らかであります。 そして、EUから輸入が倍増しているという事態、ここの事態について、欧州委員会が日欧EPA発効一年に行ったプレス発表を見ても、対日輸出が伸びているのがわかる。
他方、バターにつきましては、日・EU・EPA発効後、EUからの輸入量は増加しておりますけれども、これは、国内で不足するバターを国の判断で、国家貿易によりまして輸入したことによるものであります。 日・EU・EPAにおきまして、脱脂粉乳及びバターについては、国家貿易制度を維持するとともに、最近の輸入量の範囲内で関税割当てを設定するなど、適切な国境措置を講じております。
今回のコロナの一件を受けて、国民の皆様方の中には、つい最近もパンケーキの粉がなくなったとか、最近も私の地元でも、江藤君、バターがないよとか、本当はあるんですけれども、バターが一瞬なかっただけでももう、ほかのスーパーに行けばあるんですけれども、不安になるとか、いろんなことが国民の間で起こっておりますので、食料自給率を上げていく努力というものはこれは欠かせないと思います。
ですから、我々としては、何としてもこれを無駄にしないということを考えていきたいと思っておりますけれども、保存のきくチーズとかバター等の乳製品を積極的に加工する業者の方々に、キロ当たり五十円という金額を出させていただいて、生産者の努力が無駄にならないように、ましてや生産現場で頭数を減らすようなことにならないように、何とかあらゆる知恵を絞って頑張っていきたいと考えております。
学校給食用牛乳供給がキャンセルされたことに対する酪農家への支援といたしまして、学校給食用牛乳を脱脂粉乳やバター等の加工用へ用途変更せざるを得なかったことに伴う原料乳の価格差への支援、そして出荷先変更に伴う輸送費への支援、これを行うこととしておるところでございます。その際、地域によって飲用乳価の価格等に差があることから、地域の実態に合わせた価格差をベースにお支払いをするということとしております。
EPAやTPPによって、チーズ、バター、脱脂粉乳、こうした乳製品の輸入というのは増加の傾向にあります。一方で、例えば、学校が休止になった、学校給食に牛乳を提供できない、加工用に回る、加工品もつくられていく、そうすると、それぞれの製品がだぶつきやせぬか、在庫が積み上がることの懸念はないか。 そうしたことの対策については、どういうふうに考えておられるのか、お伺いしたいと思います。
今回の学校給食の休止によりまして、約三万トンの学校給食用向けの生乳が脱脂粉乳やバターなどの加工用に用途変更されるという見込みでございます。 こうしたことから、この学校給食用向けの生乳の用途変更によりまして追加的に脱脂粉乳が製造されるということになるわけでございますが、現在、脱脂粉乳の在庫数量は非常に高い水準にございます。
今先生の御指摘いただきました、例えば畜産物の、畜産物以外の畜産品につきましては、例えばソーセージ、ハム、それからバター、ヨーグルト、それから粉卵というんですか、粉の卵、そういうのが入っております。 それから、穀物には、小麦粉、即席麺、うどん、そうめん、そば。それから、野菜、果実のその他は、果汁、缶詰、オイル漬け。
また、酪農家への支援としては、学校給食用牛乳を脱脂粉乳やバター等の加工用への用途変更をせざるを得なかったことに伴う原料乳の格差への支援及び出先変更に伴う輸送費への支援を行うことといたしておるところでございます。その際、地域によって飲用乳価等に差があることから、地域の実態に合わせた価格差をベースに支払をしたいと考えております。
具体的には、酪農家や乳業メーカー等の協力を得まして、学校給食用として行き場を失う生乳をやむを得ず脱脂粉乳やバター等の加工用に用途変更をすることで生じます、委員今お話ありました原料乳の価格差及び出荷先変更に伴う輸送費を支援することといたしました。 この際、地域によりまして飲用乳価等に差がありますことから、地域の実情、実態に合わせた価格差をベースにお支払いをしたいと考えております。
具体的には、学校給食用の牛乳がキャンセルをされまして、委員御案内のとおりでございますけれども、原料の生乳を広域輸送して、脱脂粉乳やバターなどの乳製品に加工する必要が生じているほか、野菜につきましても、学校給食用のものがキャンセルされまして、大幅に需給が緩和基調でございます。その中で、新たな出荷先を見つける必要が生じております。
脱脂粉乳とかバターなどの加工用、こういったものを取り扱っている、製造している乳業工場の方で対応していただいているということでございます。
この事態に対しまして、酪農家や乳業メーカー等の協力を得まして、学校給食用としての行き場を失う生乳を脱脂粉乳ですとかバター等の加工用に用途変更をしていただくなどの対応を行っているところでございますけれども、この両者の価格に差があることから、この価格差への支援を行う方向で検討をしているということでございます。
牛乳はバターで政府が購入されるそうですが、それでも販売単価の減少あるいは輸送費など、損害が事業の継続に困難さを抱える可能性があります。 学校を再開した際、安心でおいしい給食ができるよう、農業や漁業者、中小企業者への緊急融資とともに損失補填が必要ではないかと考えています。 二つ目は、学童保育です。 突然の学校休業で、体制をつくったり、指導員の確保に苦労しました。
今この五十万トンがどうなっているんだろうかということと、それと、都府県でも、ふだん動いていない工場のラインを動かして、今、バターとかホエーとか、飲用乳を加工用に仕向けて、フル稼働でこの処理に当たっているということですけれども、それでも、なかなか人を確保できないとかいろんな事情があって、ある意味、余った生乳を、これを北海道の加工工場に逆に移入させるというようなことが起こり得るんじゃないかということを北海道
北海道では、昨年の三月の道内の給食用牛乳の製造量は九百六十二トン、道内百五十か所以上の加工工場で給食用牛乳をバターや脱脂粉乳など加工に回す量を増やすことで、今のところは大きな影響は出ていないということでありますけれども、三月、四月は、例年でも、春休みということがありまして、生乳需給の縮む時期であります。
学校給食用の牛乳に関しましては、行き場を失う牛乳をバターや脱脂粉乳等の加工用に用途変更していただくことといたしましたが、生乳と加工原料乳との価格の差があり、収入の減少が生じることとなりますので、何らかの支援をすべく、しっかりと検討をしてまいります。野菜などについても、消費拡大に向けた取組を始めとして、農家を始めとする皆様の不安を取り除くための対応をしてまいります。
飲用を脱脂粉乳やバターに切りかえるということで、加工にウエートを置いているということですけれども、近年、脱脂粉乳は、非常に在庫が多くなっていると言われております。二〇一九年度の輸入枠も、今在庫が多いということから、六千トン減らすという方針というものも発表されていると思います。 昨年八月の時点で七万一千トンという数字もありますけれども、今現在、この脱脂粉乳、在庫を積み上げて大丈夫なんでしょうか。
○河野大臣政務官 委員御指摘のとおり、学校給食用の牛乳を脱脂粉乳やバターなどの加工向けに用途変更いたしますと、原料乳の価格に差がございますことから、酪農家段階では一トン当たり約三万四千円の収入減少となると承知をしております。
その中で、国内には、学校の長期休暇、夏休み、冬休みなどの飲用需要が減少する時期に備えまして、需給調整のために脱脂粉乳あるいはバターなどの製造を行う乳業工場が、東日本に三カ所、西日本に四カ所ございます。
これは、主食である米について除外されて、また、北海道も大変影響を心配しましたけれども、脱脂粉乳やバターなど、アメリカに新たな枠を一切認めませんでした。守るべきものはしっかりと守っていただいたと思います。しかし、将来にわたってどんな影響が出るのかということは、私どもの北海道だけじゃなくて、全国の農家の皆さん方が不安を抱えているのも事実だと思います。
農水省が公表している日米貿易協定とTPP11を合わせた牛乳、乳製品の生産額への影響試算、ここでは、バターや脱脂粉乳は一キログラム当たり四円から八円の減少、チーズは最大四十円減少するとしています。酪農家の皆さんが今後の経営に不安を覚えるのは当然だというふうに思うんです。