1954-03-30 第19回国会 衆議院 通商産業委員会 第28号
○齋木委員 私は目下汚職疑獄等に対して世間を騒がし、国民の批判を受けている問題のうち、通産省の関係といたしまして、アルコール専売公社の不正事件に対して、当局は次官初め御存じになつておるかどうか、一言お問い申したいのであります。 どだいアルコール専売の機構といたしましては、私どもの聞くところによりますと、酒精産業株式会社、アルコール工業株式会社の二社を指定をいたして、これを払い下げておるということになつておるそうであります
○齋木委員 私は目下汚職疑獄等に対して世間を騒がし、国民の批判を受けている問題のうち、通産省の関係といたしまして、アルコール専売公社の不正事件に対して、当局は次官初め御存じになつておるかどうか、一言お問い申したいのであります。 どだいアルコール専売の機構といたしましては、私どもの聞くところによりますと、酒精産業株式会社、アルコール工業株式会社の二社を指定をいたして、これを払い下げておるということになつておるそうであります
○齋木委員 関連して。私は今の問題は、日本の輸出振興に関して重大な問題だと思う。通産当局が、繊維に関する認識の点について、他山の石とし、また頂門の一針としてお考え願いたいと思う点を申し上げておきます。 私どもの県におきましても、輸出産業、織物に関しては重大な関心を持つておりますと同時に、技術の点においてもそうであります。アメリカは重目羽二重に対しては、輸入の必要がないまでに発展していると同時に、そういうことに
○齋木委員 ただいま審議中でありますガス事業法案に対する修正の動議を提出し、説明せんとするものであります。 ガス事業法案の一部を次のように修正することにいたしたいと思うのであります。第三十三条第四項第一号中の「二年」とありまするのを「一年」に改める、こういうぐあいに修正をいたしたいと思うのであります。各委員の御賛成を願いたいと思います。
○齋木委員 二箇年くらいはいいではないかというような観点で、そうしてガス主任技術者というものは全国で多数おありになつて、製造事業会社その他においてちようど事務的な技術者があるというお考えですか、そういう観点に立つて二箇年くらいは罰則の規定を設けてもよいのじやないかという考えのもとに二箇年としたのでありますか。
○齋木委員 法律違反の問題もありますが、二箇年の点がわからないのです。これは一箇年にするとか、半年にするとかいうお考えはお持ちではないのですか。
○齋木委員 第一点として質問いたしたいのは、三十三条の第四項第一号にガス主任技術者免状の返納を命ぜられた者は、二箇年を経過しないときは再交付しないとありますが、いかなる観点に立つて二箇年という年限をきめたのでありますか、まずお伺いいたします。
○齋木委員 ただいまの御答弁でございますが、国民金融公庫等が、直接貸しの調査をやつて相当の効果を上げております。そうすれば中小企業金融公庫でも、そういつたことはでき得ないということはあり得ないと思うのです。そういう心構えがあるかどうかということを私はお尋ね申すのであります。
○齋木委員 関連して……。ただいま企業庁の説明を聞いてわかつたのですが、私が一点聞きたいことは、代理店制度に対するところの考え方として、国民金融公庫のごとく、各府県とか主要都市等に直接な機関を設ける心構えはないかどうか。取扱い銀行業者は、自分の金融機関のわく内におけるところの取扱いはやるけれども、そういつたほかの関係のないような中小企業に対しては、厳格な規定と申しましようか、説明等をして、なかなか融資
○齋木委員 的のはずれた御答弁のように思うのであります。第一番に基本的に申しますならば、砂糖というものを通産大臣は原料資材か食品かということの明確な線を引かないとだめなのであります。それを忘れておる。食糧品であるならば食糧品のようにして手当をやつていただかなければならぬ。原料資材と食糧品との問題を明確にしなければ、あなたの頭がこんがらがつてしまう。それをどうお考えですか。
○齋木委員 現政府のやり方は場当り的なんで、大所高所からというのは少しおこがましいと思う。すべての政策は実際におきまして場当り的なことばかりやつていらつしやる。ただ思いつきでやつていて、ぶつかると、ちようど繊維消費税のごとく、一番初めは卸売から、原毛屋から小売商になり、また卸売になつて三転、逆転、場当り的なことにおいてやつて、終始一貫した政策は立つていないというようなことから推しましても、人絹糸の二重価格制
○齋木委員 先ほど局長が人絹の問題に触れましたが、人絹の価格という問題について、安定帯価格とかそういつたようなものの考慮をするお考えがあるかどうか。また二重価格制というものをしくような意図のようにも考えられるのであります。イタリアの例を申して、輸出の問題に対してはイタリアは主要な国策としてやつておる。国内は高いが輸出は安いという、こういうことを言外に漏らされましたが、そういつたような関係からいいますと
○齋木委員 二十九年度においてです。
○齋木委員 私は本案に閥して、全体の性質においては反対をいたしません。しかし説明書にもある通り、わが国物価指数から申しましても、二十円、十円を、五割増しで上げるのはどうか。有効期間の二年の延長、それ自体は私どもはもつともだと思います。しかし上げるならば、もう少し上げるか、そのままにしておくかという問題なんです。上げることの本旨をひとつお聞きいたしたいのであります。
○齋木委員 それはカルテルとか、そういうことはないと思うのですが、実際には六社に対しては十分与えておる。それらに対しては独禁法の第十七条を適用して、徹底的にやつたらよい。そういつたものをぶちこわさなければ絶対に輸出振興も何もできやしない。その決意があるかどうかということをお尋ねしておる。
○齋木委員 ただいまいろいろ羅列いたしまして、なかなか能書はうまく羅列したけれども、その実行においては私どもは実に心細く感じて、過去の歴史から対照いたしまして遺憾の点があるのじやないかと思う。特に金融引締めの方策の強引によりまして、中小企業家、特に繊維産業界等においては原料高の製品安、こういうことが今現出しておる。私どもの知るところによりますると、人絹一疋現在生産いたしまして、一疋に原糸よりも二百円
○齋木委員 私は簡単にして、同僚先輩諸君から御質問があつたので、重複はなるべく避けたいと思つております。 第一番に、産業経済振興の基本的な政策としての中小企業に対するところの対策を具体的にお示しを願いたいと思います。
○齋木委員 ただいま局長は均衡を失しないようにと言われましたが、均衡を上まわる待遇なり、処置を講じてもらわぬと、均衡を失しないということでは、ちよぼちよぼになるおそれもあるので、それに対する努力いかんは、局長の手腕にまつところ大なるものがあると私は存じております。これらに対しては十分なる善処をしていただきたい。
○齋木委員 他の現業のことは、私どもつまびらかでありません。また労働委員会その他がありますから、本通産委員会における関係のアルコール専売に対する問題としては、従業員といたしましても精魂を尽して、やはり生産の能率また価格の低下等に対するところの採算上に対して、非常に努力いたしておると思います。本年度におきましても、製品の価格の引下げ等は三回にもわたつてその需要に応じて、一般大衆に及ぼすところの影響の大
○齋木委員 ただいま非常に世の中を騒がせております三公社五現業の一つでありまするところのアルコール専売事業の従業員に対する期末手当の問題に対して、非常に紛糾をいたしております。これらに対して、当局はいかなるあたたかい心持をもつて全従業員に対して対処せんとするかということを、まず局長にお尋ねいたします。
○齋木委員 えらい数字を羅列して何とかかとか言われるが、現実において皆さんバターを買いに東京市内を歩いて、あるかどうかという問題です。御説明になるあなたが、バターを買いにお歩きになつて、どれだけ高くなつて、こうだということがはつきりおわかりになつているか。数学的にいろいろ言うてごまかしただけでは、現実はやつて行けない。これは一部は政治的に動いているでしよう。輸入その他の画において阻止しておいて、そうして
○齋木委員 私は先輩の加藤君の御意見には及びませんが、時間もありませんから、一、二点御質問いたします。それは先般の委員会におきまして、通商易の次長にもよく質問したのでありますが、国民生活に重大な関係があり、年末に差迫つておる問題として、政府においてはインフレを防止するために、金融引締めだとかいろいろなことを言つておりますけれども、大衆の生活に非常な影響のあるところの砂糖の問題であります。これらをまだ
○齋木委員 まことにけしからぬことを聞く。私どもの質問することを福井県の民衆の声でないというのですか。失礼なことを聞くものである。同僚の福田委員も長年当局に対して要求していると、私は福田君からも聞いておる。それをわれわれの言うことは県民なり国民の声じやないとおつしやるのか、その言葉をひとつ聞こう。
○齋木委員 考えておるだけでは進行しないので、同僚の福田君も長年主張されておつたことと存じておりますが、それらが今日に至るまで何ら解決されてない。くどいようですけれども、御承知の通り北陸三県は水源地帯であつて、福井県で水力発電されておるものは、どんどんと関配の方へ送電されておる。その由来を見ますと——私ども福井県の電力協議会の会長も長年やつておつて、戦時中には火力発電の石炭の割当を石炭序にもらいに行
○齋木委員 私は電気の問題について御意見を拝聴し、その決意をお聞きいたしたいと思うのであります。 電気それ自体は、日本の産業構造の一環をなすところの重要な問題でありまするが、簡単に申し上げますると、福井県すなわち北陸は、水力電気の電源地帯として見本的なところであることは、御承知であろうと思うのであります。しかるに福井県は、御承知の通り北配と関配との二つに分割されておりまして、そこに非常に差があるのであります
○齋木委員 そうするとただいまの六百七十八件、それから貸付実行四百三十五件とこのプリントにあるのですが、乙方式によるところの設備、運転資金等に対しては十一月中旬からの問題になつておるが、乙方式はいかにやつているのか。こういうことも私たちは考えなければならぬ。実際において、窓口において乙の方でやつてくれれば非常に取扱い銀行の窓口もいい、こう言つておるのであります。それをなかなか乙でやろうとしない。それは
○齋木委員 ただいまの岡田さんの御説明では、甲の方が大繁昌をして便利だとか、手前みそなことを言つておられますが、今のプリントを見ましても全国の窓口を通じて申込みが今日まで幾らかあつたのか、決定したのは四百三十六件とこうなつておりまするが、四百三十六件くらいで全国の中小企業がその恩恵に浴するというようなことはないと私は存じしおります。これらに対するところの申込数は、これは甲か乙か存じませんが、幾ら今まで
○齋木委員 ただいま岡田さんより年末金融に対する中小企業に処する概括的な一応の御説明がありましたが、金融の引締めは、あなたが御説明になる前からどんどんやつておりますので、きのうの本会議等におきましても、わが党よりもこの中小企業に対する金融措置といたしまして強くこれを要請いたしたことは、御存じであろうと思うのであります。金融引締めによるところの中小企業者の倒産一歩手前というような問題を惹起いたしておることは
○齋木委員 これは、以下でありますから、資本金で一千万円以下というと、極端に言うと一円からでもなるわけであります。それから一人使つてもいいということになるのであります。言いかえれば、半分使うわけには行かぬが、一人か二人使つておるという、こういうものにも貸せるかどうかという問題なんです。それだから問うのです。上の方はいいが、下の方は、以下といえば零から出て来るわけなんだから、以下は零から出て行くのが条件
○齋木委員 中小企業の金融公庫であると、いろいろあろうと思いますが、そういうようなものがたくさんあるものが中小企業とか弱小企業とか私は言い得ないと思います。 〔委員長退席、伊藤委員長代理着席〕 それでは中小企業ということの定義は、どういう資産なり、どういう条件なりを持つておるか、またどこまでが中小企業であるかという定義をひとつ伺います。
○齋木委員 中小企業の信用保険法の問題でありますが、まずその前に中小企業金融公庫としても、貸出し条件、担保の条件に対して、不動産その他の資産による担保というのは、どういう定義をもつて担保条件を指定するわけでありますか。長官にひとつ伺います。
○齋木委員 大体そういつたような法律上か手続上か人絹コストの問題は調査できないとかなんとかいうことは法の不備かも存じませんが、これは私どもの考えからいつて大いにやる必要があると思いますが、イタリアなり西ドイツなりから人絹糸を入れる云々の問題が新聞に出ておつたのですが、実際現実にこれをやつていただきたいと思うのであります。安い原糸を入れて、それでひとつ押えることも——私はしろうとでありますけれども、人絹六大会社
○齋木委員 人絹取引所の問題でお考えになつている点は、言葉が十分聞き取れなかつたのでありますが、取引所自体は福井にもあります。あの人たちは手を上げたり下げたりしてやつていて、実際において機業そのものをやつているとかいうようなものではありません。しかしその営業たるや、福井県等においては、御承知の通り原糸高の織物安という観点から、先般の国会等においてわれわれは強く要求し、また繊維局長にも申し上げたが、人絹
○齋木委員 私は繊維に関しまして御質問いたしたいのでございます。先般の国会におきまして特に人絹糸に対するところの通産省のあれ以来とつて来た政策と申しましようか、いかなる方法をもつて対処されて来たかをまずお聞きいたしたいのでございます。
○齋木委員 調査々々で日を暮しておるうちに百姓は死んでしまう。私がこういうことを言うのはどうかと思いますが、五月の十六日に火入れをし、二十一日にガス漏れがあつて、九万八千円の補償金をやつたという報告もある。これは農民も私も知つております。六月三十日に三十分のガス漏れが起きて、対策委員会をこしらえるということになつたわけなんです。それが発展して、もう絶対にガス漏れがないようになるまでは工場で火入れをしてはいけないという
○齋木委員 ただいま局長の言われるのは、まことに農民にとりましては不穏当な、不親切な答弁だと思つております。二十四日の日には風の方向がかわりまして、問題を起しました面積の方向の反対の方の稲田が、六十余町歩やられております。これは特に甚大な被害を受けております。同一の場所に同一の風が毎日吹いておるのではありません。御承知でないならば私は参考資料といたしまして、八月三日の九時に現地に参りまして調査をいたし
○齋木委員 先般本員が不二越の敦賀工場の煙害についての質問をいたしました。鉱山局長並びに当局が答弁をされ、また調査材料等を提示いたして来たのであります。それによりますると、絶対に七月十八日の試験によつて、最新式の設備が全機能を発揮して、ここに操業技術の探究によつて画期的大成功を収め、この問題は解決できたものと言えるという調査書を私どもに提示されたのでありまするが、その後におきまして先般、七月の二十四日
○齋木委員 私は小運送のことを言うのではありません。福井の大野というところは福井市の駅から電車で九里行くのであります。それで電車の停留場で引きおろして、それからまた三里行く、それは小運送になるかも存じませんが、その九里先は電車で貨車乗せ渡しで渡すのであります。これは県購連でやるわけです。だから、買い入れたときも全然同一の買入れ価格において買い入れられた。それがその福井市のそばの停車場でとつたところのものは
○齋木委員 そうすると、福井県の実例で申しますと、福井市は鉄道の本線の停車場でありまして、その福井市の農協、農民が受取る価格は高くて、それから十里も電車で運搬し、自動車で運搬して行つた山奥の硫安の価格が安い、こういうことになつているのです。そうすると、それと逆になるように思うのですが、その算出方法はどういうぐあいの運賃の算出方法をおやりになるのでしようか。
○齋木委員 関連いたしまして、ちよつと一言お聞きいたします。先ほど加藤委員に御答弁になられました局長さんの貨車乗せ渡しの運賃の計算方式でありますが、一つの例を申し上げますと、大体荷物を運搬するのは、遠いところに行くほど運賃が高くなると思うのですが、いかがですか。
○齋木委員 私がこう申し上げますのは、そういうようなことを皆さん御答弁なさいますけれども、私も火災保険の代理店ををつたことがあるのであります。手数料一割五分は現金でくれる。ただいま先輩が言うたことく、大会社においてはみんなそこにいる者を優遇されておるということに結論としてはなるのでありますが、まだ外務員等において、私が代理店いたしましても、契約するときには必ずこれを明示してやらなければならぬということは
○齋木委員 先ほど来先輩各位の御質問もあり、御答弁をいただいておりまするが、鈴木さん並びに水澤さんたちは、この組合がもしものときがあるというと、支払い金その他において迅速に行かない。保険会社で行けば迅速に行くということも一応言われたのでありまするが、はたして現在の保険会社が被害があつたときに迅速におやりになつておるとお思いになりますか。時間がないからざつくばらんに言うが、昭和二十三年の福井の大震災による
○齋木委員 大臣並びに局長が臨時工と申しますが、実際は臨時工ではありません。熟練工もその中に包含されて首切りになつておる。それから御承知でもありましようけれども、小松製作所は弾丸をつくるそうでありますが、弾丸自体が一貫作業によつて小松製作所の工場内において製造されるのではない。信管はどこそこ、火薬を充填するのはどこそこというようなぐあいにして、ただ組立てをやつて一箇の弾丸をつくる形態のように工場の内容
○齋木委員 この武器等製造法案に関連いたしまして私は石川県におけるところの小松製作所、これは砲弾をこしらえるとかなんとかいう問題で、内灘問題に関連して非常な大きな問題を提起いたしておる、その根元をなす弾丸製造をやつているそうであります。これらに対して工場長すなわち会社は職工の首切りをやり、または賃下げをやつて大動揺を来して、一回三百何十人かの職工の首切りをやつた現実があるのであります。わが党といたしましては
○齋木委員 諸情勢を考えて、生産コストとか、すべてのものを勘案し、研究して入札されるものと私どもは考えておりますが、そういう場合にあとからそういうことを受入れるはずはないと思います。そうだとすれば、出血とか、何とかいうことは解消されると私どもは考えておりますが、いかがですか。
○齋木委員 参考人の方々から、先ほど来出血輸出とか、いろいろなことをやつて、元請の方がやつておるというように聞いておりまするけれども、実際においては、元請は出血をしていないということも私どもは実例を見ておるのでありまして、みな下請工場にこれが転嫁されておるということも聞いております。それと同時に、またもう一点は、私は福井県でありますが、お隣りの小松製作所、石川県にありますが、ああいう小松製作所の実情
○齋木委員 関連して……。管理を受けられないということですが、ただいま中崎さんの御質問に対して確かに三善さんが御発言になつたと思います。会計監査を受けておるということを言われておつたように私ども聞いております。それで中崎さんがそういう御質問になつたと思います。
○齋木委員 ただいま提案者の御説明があつたごとく、近畿地方において浴場組合等が盛んにやつて、實績を上げておる例もたくさんあるのであります。特に福井市の災害について、十何社かの保険会社を相手にとりまして、五億幾らの災害保険料の請求事件が、今日まだ未払いになつて訴訟になつております。こういうような一つの例を見ましても、民間のこういう保険組合というものをつくつて、中小企業を助けるという意味におきましても、
○齋木委員 対策委員会の委員の構成は、地方事務所長、市役所、三村の農協の組合長ですが、まず第一番に取上げて完全な煙害のないような設備をやつてから火入れをやれということが了承されたのでありますけれども、それらの被害を防止する完全な対策も講ぜずして、夜のうちに火を入れるというようなことを会社は平気でやつている。御承知の通りあの地続きには敦賀機関庫等がありますが、駅の石でさえも色がかわつている。それであの
○齋木委員 先般私が本委員会においつたような製造工程の教授を受けておるのじやありません。そんなものをわれわれは根本としてやつている学者ではありませんから、まずこの煙害に対する対策、また監督、そういつたようなものをいかにするかということをお伺い申しておるのであります。私は十七日の午前九時半にこの工場に行つて見たのであります。見ると聞くとは——五月十六日並びに二十六日に火入れをやりまして、ガス漏れがあつたので
○齋木委員 先般私が本委員会において質問いたしましたが、その答弁にあたりまして通産当局は敦賀の不二越会社の工場の煙害問題について、その後報告等を承つておりませんが、どういうぐあいの実情になつておるか、被害の程度そのものを御報告願いたいと思います。
○齋木委員 ただいま有田委員が言われたのは━━━━━を委員会がするという、これは私はけしからぬ話だ。審議をせぬのが━━━━━だということは……(発言する者あり)総理大臣みずからが━━━━━をやつているようなものだ。これは私は総理大臣に……強く要請したい。(発言する者あり)━━━━━の挑発者はすなわち吉田総理大臣であるということを強く要求し、委員長の強力なるところの申入れその他に対して、杉村君の動議に