○黒川参考人 私各方面を回って見る余裕がございませんでしたけれども、ラングーンにおられます江守日本人会長そのほか相当数の日本人が奥地を歩いておられます。その方々から私が知り得たこと、及び大使館でいろいろ吉田副領事及び沼田君あたりがこの問題に専念をして検討しておられるようでございますが、その人々からの情報、及びこちらへ帰りましたこの方面に作戦をせられました参謀の方々、そういった方々から、あるいはまた、
黒川信夫
○黒川参考人 ごく最近の治安状況につきまして、私の得るところを申し述べます。
ここ数年来ウ・ヌー政府が非常に努力をいたしまして、現在のウ・ヌー政権の兵力と申しますか、警備兵力は、正規丘が四万で、正規の警察軍が三万ございます。その約七万と、あとは、各村落で自警団を組織いたしまして、ひたすら積極と消極の両面にわたり治安の回復を急いでいるのでありますが、この数年来非常に実績が上りまして、現在のところでは
黒川信夫
○黒川参考人 最近ビルマを訪問して参りまして、特に遺骨の収集に関する件に一つの重点を置いて見て参りましたので、もはや大部分の方々は数次にわたります報告で御存じかと思いますが、私は今度インド、ビルマに参りましたのは初めてでございます。ただ、戦時中に、ビルマの南の方のアンダマン、スマトラを含む地域に作戦行動をしておりました一端末の参謀でございまして、その関係上、特に悲惨なるビルマの戦況の跡につきましては
黒川信夫