1977-05-25 第80回国会 衆議院 逓信委員会 第17号
○鹿海説明員 お答えいたします。 先生御質問の御趣旨に対するお答えになるかどうかわかりませんが、私ども、芸術関係団体とは常時いろいろの場で懇談の機会を持っておりまして、芸術家の活動について何が問題点か、国にどういうことをしてほしいかというようなことを伺いつつ施策を立案いたしております。そういう点では、芸術家の活動につきましていろいろの要望等も聞いておりますが、どういう条件でやっておるかということにつきましては
○鹿海説明員 お答えいたします。 先生御質問の御趣旨に対するお答えになるかどうかわかりませんが、私ども、芸術関係団体とは常時いろいろの場で懇談の機会を持っておりまして、芸術家の活動について何が問題点か、国にどういうことをしてほしいかというようなことを伺いつつ施策を立案いたしております。そういう点では、芸術家の活動につきましていろいろの要望等も聞いておりますが、どういう条件でやっておるかということにつきましては
○鹿海説明員 お答えいたします。 先ほど申しました芸術関係団体の補助金という中にそれぞれの組織、たとえば日本バレエ協会に対しまして、バレエの創作活動に対してバレエ協会を対象に助成するということをいたしますが、具体的にはその中でバレエ協会所属の各バレエダンサーがその助成金を得て物をつくったり発表したりするということになっておりますので、バレエ協会を通して個々人に及ぶということがございます。また先ほども
○鹿海説明員 お答えいたします。 私ども、文化行政の課題は、わが国の文化的伝統を継承、発展させるため文化遺産を保存いたしますとともにその活用を図ること、それから文化の水準を高めるために創作活動を奨励すること、芸術文化の普及及び国民の芸術文化活動への参加の促進を図ること、並びに文化の国際交流を図ること、またそれからこれらの施策を進めるための拠点となります文化施設を整備充実すること、以上のようなことを
○説明員(鹿海信也君) 先ほどくどくど申し上げましたが、当初申し上げましたとおり、現著作権法の第十五条の法人の著作権に該当するものと考えておりまして、いま先生のおっしゃいましたとおりのように私どもは考えております。
○説明員(鹿海信也君) このシンクタンクにおきまする総合的な研究成果の著作権につきましては、著作権法の第十五条に該当すると考えます。すなわちこの場合、その研究がシンクタンクの業務に従事する者によって行なわれる場合と、それから研究が外部の者に委託して行なわれる場合と、この二つに分けて一応考えてみる必要がございますが、まず最初の、研究がシンクタンクの業務に従事する者によって行なわれる場合でございます。この
○説明員(鹿海信也君) いま御質問のとおりでございまして、現在の靖国神社につきましては、終戦後、神社の国家管理制度の廃止によりまして、昭和二十一年二月、宗教法人令に基づく宗教法人とみなされました。次いで、宗教法人法の施行に伴いまして昭和二十七年九月、東京都知事からの規則の認証を受けて登記をいたしまして、宗教法人法上の宗教法人、単立法人という性格でございます。
○説明員(鹿海信也君) 宗教法人の設立につきましては、御承知のとおり、宗教法人法に詳細な規定がございまして、これにのっとって設立されるわけでございます。この宗教法人法に、「宗教法人は、公益事業を行うことができる。」それからまた、「宗教法人は、その目的に反しない限り、公益事業以外の事業を行うことができる。」で、この場合において収益を生じたときは、その宗教法人自身あるいは公益事業のために使用しなければならぬ
○鹿海説明員 ただいまも申し上げましたとおり、それぞれの団体が事業計画を立てられまして、積算等してまいられまして、それで私どもがそれを見て交付するということで、現在のところはそういう私どもの積算よりも、向こう側の積算がそういうふうになっておるわけでございます。 しかし、やはりむずかしい問題は、できるだけ多くの子供たちにということで、一回の経費は薄くしても、多くの人々にということがございますので、ここら
○鹿海説明員 現在、児童演劇の関係団体が合同いたしまして日本児童演劇協会というものが組織されております。大体七十一の加盟団体がございますが、私どもは、個々の団体を対象にいたしますことはなかなかむずかしい面もございますので、こういう合同組織と申しますか、こういうものの育成もはかっていきたいということで、日本児童演劇協会並びにもう一つ同じように、児童劇団を各地方に巡回することを業務といたしております日本青少年文化
○説明員(鹿海信也君) 文部省の高齢者対策につきまして御説明申し上げます。 文部省では、これまでは高齢者学級の委嘱というわずかな事業をいたしております。大橋先生御指摘のとおり、教育委員会のほうでしつらえましたような学級でございます。調査をいたしますと、希望する内容のものがない、あるいは仲間がいない、あるいは家庭の理解が得られないので参加しにくいというようなこと、したがいまして、私どもは今日高齢者の
○説明員(鹿海信也君) 十分に先生の御意見を拝聴いたしまして、もちろん国費を投じて購入する作品でございますので、これまでも私どもとしては、これは近代美術館についてもそうでございますし、国立西洋美術館につきましても、専門の委員構成によりまして慎重に検討していただいてきたつもりでございますけれども、もちろんより以上に十分検討し、先ほどから先生のおっしゃいましたような点、十分今後も検討してまいらなければならぬのは
○説明員(鹿海信也君) 世界的判断と申しましたのは、私のまことに軽率なことばであったかと存じますが、いろいろ国際的に研究された資料等がございます。そういうものを、この場合でございますと、国立西洋美術館の専門家のほうでそういう資料を検討してやっておりますので、そういうことを申し上げたわけでございます。
○説明員(鹿海信也君) いろいろ、私もしろうとでございますので、はっきりしたことを申し上げかねますが、やはりこれまでの名作と言われておりますものに全部必ずしも鑑定書があるわけではございませんで、それはいろいろ、先ほど小林先生からおっしゃいましたような資料とか、そのほかの文献、いろいろそれがたどってきた所蔵者の歴史等から判断し、これはこちらだけで判断するものではなしに、世界的に判断されているということもございますので
○説明員(鹿海信也君) ただいま御指摘のルノアアールの件でございますが、これは「リンゴを持つ少女」という題だったと思います、私もちょっと不確かでございますが。これは藤山先生から西洋美術館に寄贈したいというお話がございました。いろいろ調べまして偽作であるというような疑いもございまして、西洋美術館といたしましては、ただ研究者のための資料として現在お預かりいたしておりまして、いろいろ画面の画法等につきましてそれを