○参考人(鮎沢巖君) 大体御同感です。つまり、どうか政府としては罷業権を奪われておる公共企業体等の職員に関する裁定等は、これは尊重するということばかりじゃなくて、実際に実施するということで、そうして百万に余る公共企業体の職員たちは、安心してその調停に服し、その裁定に信頼するということができるようにしていただきたいと思います。あの点、あるいは多少立法を改めて、あれは少し急いでできた立法じゃなかったかと
鮎沢巖
○参考人(鮎沢巖君) ただいま御質問になりました点は、責任者である政府の当局の皆様や、それから政府から顧問としていろいろと御相談を受けていらっしゃる学者等の間で、いろいろ御議論がありますが、まだ、最後的なこれがもうきめ手である、これがもう動かない、最後的な決定であるということには、達してないと思うのであります。従いまして、私ごときが一個の私見を申し上げるのは、大へん出過ぎたことにも相なりますと存じますが
鮎沢巖
○参考人(鮎沢巖君) 私は、四十年来先輩として尊敬申し上げておる川西さんのお話をただいま伺いまして、川西さんが初めに大そう御親切なことを言っておられましたが、そっちを度外視しても、川西さんのお話を伺えば、私があえて蛇足を加える必要は全然ないと申して、引き下っても差しつかえないと思うのでありますが、せっかく、お招きをいただきましたから、最初からお断わりいたしますが、蛇足を付け加えさせていただきます。
鮎沢巖