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1959-04-08 第31回国会 参議院 商工委員会 第27号

国務大臣(高碕達之助君) 御承知のごとく、三十一年度に急速に油がふえたということは、これは国際的な油の価格が安くなった上に運賃が安くなったということも、もちろんその理由でございまして、消費者の側からいえば、石炭の産地はともかくも、名古屋、東京等においては、油一カロリーが九十八銭だというなれば、石炭が、元来はこれは、もっと安くなければならぬと、こういうわけでありますから、石炭も、やはり九十八銭くらいだということになれば

高碕達之助

1959-04-08 第31回国会 参議院 商工委員会 第27号

国務大臣(高碕達之助君) 私は、政府政策が、わざとそうしたんでなくて、政府政策といたしますれば、石炭にかわる外国エネルギーというものにつきましては、これは規制するという、この方針は変えないわけでございます。  従いまして、ボイラーに対する規制もするとか、あるいは一方におきまして、昨年のごときも、実際において油の消費量は四十万キロリットルを切る。本年も今度は八十万キロリットルを切ろうか、こういうことを

高碕達之助

1959-04-08 第31回国会 参議院 商工委員会 第27号

国務大臣(高碕達之助君) 私はせんじ詰めると、石炭問題の解決は、やはりそういう点に帰着するだろうと思いますが、政府といたしましても、できるだけ計画を正確において、その正確な計画によって、急にふやすことも、また減らすこともない、その計画を実行に移すように、政府業者間で、よく打ち合せをして、そうしてその数量をきめなければならぬ、こう思うわけであります。  そういたしましても、現に昨年のごとき、ああいったような

高碕達之助

1959-04-08 第31回国会 参議院 予算委員会 第21号

国務大臣(高碕達之助君) ただいま御指摘のごとく、われわれの手取りの金額に比較いたしましてアメリカのハイヤー、中間商人が取っておる利益は非常に多いというものもありまするし、または、その他の問題といたしまして品質を必ずしも非常に高級品にしない方がかえって売れるというふうなものもあるわけでありますが、そういうふうな点につきましてはシエトロを各地方に置いておりまして検討を加えさしておるわけであります。ジエトロ

高碕達之助

1959-04-08 第31回国会 参議院 予算委員会 第21号

国務大臣(高碕達之助君) 現在問題になっておりますものは、綿製品の問題以外といたしましては、ベニヤの板の問題でございますが、これはやはり関税を上げるというふうな意見もあるわけでありますが、関税を上げてもらえばそれでは割当をふやしてくれるかということになると、そうではないのでありますから、私は関税問題と割当問題は並行的に主張しなければならないと思っております。  もう一つの問題は洋食器の問題でありますが

高碕達之助

1959-04-08 第31回国会 参議院 予算委員会 第21号

国務大臣(高碕達之助君) ただいまの予定といたしますれば、十六日にこちらを立ちまして、最初ワシントンに参りまして、ワシントンに四日ばかりいまして、それからニューヨークにまた三日ばかりおりまして、それからピッツバーグとサンフランシスコ、それだけを経まして、五月の二日に帰ってきたい予定でおりますが、その主要なる目的は、ワシントン及びニューヨークにおきまして、現在日本の商品がいろいろ問題を起しまして、あるいは

高碕達之助

1959-04-07 第31回国会 参議院 商工委員会 第26号

国務大臣(高碕達之助君) 生活協同組合協同組合自体として立っていくべき方針をもって進んでいかなきゃならぬ。これは初めからきまったことでありまして、それはほかの小売商を圧迫するということになれば困るわけですから、これは今度取り締らなきゃならぬと存じておりますが、元来はやっぱり生活協同組合自身協同組合自身の仕事によって立っていく、この方針で進んでいくべきものが本来の使命であります。

高碕達之助

1959-04-07 第31回国会 参議院 商工委員会 第26号

国務大臣(高碕達之助君) 御指摘のごとく、大資本系列化によって小売商業を圧迫するというふうなことが将来相当あり得るだろうと思います。これに対する対策でございますが、このことにつきましてそういうふうな問題が起らないためにこの法律一つお出しいただきたい、こういうわけでございまして、必ずしもこの法律によってそれは万全を期せられるかといったら、そうは言えない。また考慮すべき点、またこの実施に当りましても

高碕達之助

1959-04-07 第31回国会 参議院 商工委員会 第26号

国務大臣(高碕達之助君) 先般来審議中の軽機械輸出振興に関する法律案につきましては、連日御多忙のところ御審議を願いまして、本日全会一致をもって可決されましたことはまことにありがたくお礼を申し上げます。  なお、付帯決議等につきましては、その運営に当りましては、十分政府といたしましては注意いたしまして、今後その弊害に陥らないよう努力いたしたいと思います。まことにありがとうございました。

高碕達之助

1959-04-07 第31回国会 参議院 予算委員会 第20号

国務大臣(高碕達之助君) お説のごとく、民間協定によって積み立て式でやるというのが中国日本との関係でございますが、その式にならってやるべきだと私は存じておりますのですが、しかし、それに踏み切るにつきましては、先刻申し上げました通り国際情勢が相当複雑でございますから、いましばらく時間をかしていただきたいと、こう思うのであります。

高碕達之助

1959-04-07 第31回国会 参議院 予算委員会 第20号

国務大臣(高碕達之助君) 日本北鮮との貿易につきましては、これは当然日本中共との貿易と同じような建前で進んでいくべきだと私は信じておりますですが、何しろ現在の国際情勢の非常に複雑な場合でございますから、この点はよく検討いたしまして、十分検討の上これをきめたいと思っておる次第でございます。

高碕達之助

1959-04-07 第31回国会 参議院 予算委員会 第20号

国務大臣(高碕達之助君) 日本工業力充実拡充というものは、これは日本国民が生きんがためにやるべきものでありまして、これは見る人によってどう解釈されるかは別の問題でございますが、その点につきましては、先ほど総理がお答え申し上げました通りでございます。日本といたしますれば、何としても、現在アメリカに対し輸出いたしております製品のほとんど大部分が中小工業製品でありまして、これを一そう拡大することは

高碕達之助

1959-04-01 第31回国会 参議院 商工委員会 第25号

国務大臣(高碕達之助君) 政府といたしましては、今日、軽機械輸出というものが、輸出品目の中で非常に重要性を持っておるということを特に痛感いたしましたことと、それからこの製品の作られているもとが、きわめて零細企業人たちが多い。その人たちは、海外の市場を調査するについても、また品質を改良するについても、外国調査というものは、なかなかするだけの力が各自がない。これをどうしてまとめていくかということが

高碕達之助

1959-04-01 第31回国会 参議院 商工委員会 第25号

国務大臣(高碕達之助君) ただいま通産省でやっております統制は、対米にいたしましても、たとえばある程度の数量規制するとか、それから品質規制するとか、同時に、チェックプライスをすると、こういうふうなことをやっておりますが、ミシン等につきまして、今のところまだ廃止するというまでは至っておりませんですが、検討中でございまして、ある程度、やはりチェックプライスというところにまで持っていかなくちゃならぬと

高碕達之助

1959-04-01 第31回国会 参議院 商工委員会 第25号

国務大臣(高碕達之助君) ただいま、お説がありましたが、私は、これはまだ局長の答弁は、そういう場合もあるだろう、系列化合同化という場合もあるだろう、こういうことを想像して言ったわけでございますがいやしくも輸出振興事業協会としてのイデオロギーと申しましょうか、根本方針といたしましては、零細企業は、零細企業として立っていくかどうかということが、やはり根本の問題でありますから、そういうような方針で、

高碕達之助

1959-03-31 第31回国会 参議院 内閣委員会 第17号

国務大臣(高碕達之助君) 今回本案を提出いたしました理由は、御承知の、最近の石炭の鉱区の災害等がはなはだしいものがありまして、それをいろいろ掘り下げて考えてみますと、明治三十八年にできた鉱業法というものが非常な欠陥があると、こういうことが順次わかってきたわけであります。できるだけ早い機会にこの審議会を作っていただいて、そうしてできるだけ早い機会にこの結論を出したい、こういうことで、まずもってニカ年間

高碕達之助

1959-03-31 第31回国会 参議院 商工委員会 第24号

国務大臣(高碕達之助君) 今回提出いたしました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び法律案の要旨について御説明申し上げます。  石炭鉱業合理化臨時措置法は、昭和二十八年以来の深刻な石炭不況を背景として昭和三十年八月に制定されたものでありまして、同法は、石炭鉱業合理化をはかり、もって国民経済の健全な発展に寄与することを目的として、石炭鉱業合理化計画に基いて石炭鉱業

高碕達之助

1959-03-31 第31回国会 参議院 予算委員会 第19号

国務大臣(高碕達之助君) 輸出貿易を促進いたしますことを最上使命と考えております政府といたしましては、今日、アメリカ貿易というものがいろいろ四月、五月ごろには毎年年中行事のごとく問題になっておりまして、それは輸入割当をするとか、あるいは関税引き上げをするとか、こういうふうなことでありまして、それに際しまして現職の大臣が今まで行ってその解決に当ったということはないわけでございますから、私はもし許されますれば

高碕達之助

1959-03-31 第31回国会 参議院 予算委員会 第19号

国務大臣(高碕達之助君) 原則として、ただいま大蔵大臣がお答えいたしましたごとく、できるだけ為替管理にいたしましても、貿易管理にいたしましても、自由の方向へ進んでいきたい、こう思っておりますが、急に自由になりますというと、国内産業に及ぼす影響が相当大きなものがあるわけでございまして、一例を申しますれば、たとえばスクラップのごときも、これをAA制にかえてしまうということになれば、アメリカにおきましては

高碕達之助

1959-03-30 第31回国会 参議院 予算委員会 第18号

国務大臣(高碕達之助君) 曾祢さん御承知通りに、われわれがバンドン会議に参りましたときには、当時の日本情勢台湾中国代表として認めておる、日本アメリカとの間に安全保障条約があるということがはっきりしております。また当時の中国事情は、台湾と離れて中華人民共和国ができて、それはソ連との間に中ソ同盟条約を結んでおる、この事実もあったのであります。そのお互いの立場をよく尊重し、お互い政治機構というものをお

高碕達之助

1959-03-27 第31回国会 衆議院 予算委員会 第19号

高碕国務大臣 私は、露骨に申し上げましてまたPIMの決算報告等は取り調べておりませんから、それにつきましてはよく批評はできませんが、ただいままでの報告を総合いたしますと、最初予想しておったよりも非常に混乱しておる山である、それの採取については最初よりも非常に困難性があったということのために、最初計画よりも採鉱がおくれたという事実を聞いておるわけでありまして、そういう点から考えまして、私は必ずしもこの

高碕達之助

1959-03-27 第31回国会 衆議院 予算委員会 第19号

高碕国務大臣 お答えいたします。三十二年度におきますララップの鉄鉱石はFOB八ドル七十セントであります。それに対しましてズングンから持ってきております物は十ドル二十二セントであります。インド鉱石は十一ドル七十六セントになっております。もちろんフィリピンの鉄鉱石はFe五七%、ズングンが五九%、インドは六四%でありますから、品質はいいでありますけれども、ともかく、八ドル七十セントに対し、ズングンが十

高碕達之助

1959-03-27 第31回国会 衆議院 予算委員会 第19号

高碕国務大臣 お説のごとく、最初の契約は粉鉱塊鉱と平均しまして七ドル六十三セントということになっておったのでありますが、これが三十二年度におきましては、塊鉱は九ドル二十五セント、粉鉱は八ドル四十セントこういうふうに相なっております。その間におきまして、採鉱状態から申しまして、採鉱には予想以上の困難性があり、その上に世界全体の鉱石価格というものが、消費の増大のために高くなってきたわけでありますから

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 参議院 商工委員会 第23号

国務大臣(高碕達之助君) こういうふうな思想統一をしないような小さな業者が多いと思いますが、それをよく善導していって、大きくしていかなければならない、こう思うわけでございます。  従いまして、そういうふうな小企業者認定機関を作ります上におきましては、御説のごとく、政府は、ある程度これを指導していかなければ、なかなかできないかと思いますが、その結果、これは官僚統制に陥るというふうな御心配は、私は、

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 参議院 商工委員会 第23号

国務大臣(高碕達之助君) 本日、本案審議していただく上からして、政府委員として通商局長が出席する予定でございましたが、昨晩来、通商局長が発熱いたしまして、けさほどその届出があって、お願いしたようなわけでございますが、つきましては、この運用について、説明は日高振興部長が十分御説明いたします。かたがた、官房長も、こちらも参っておりますから、私全責任をもって答弁さしていただきたいと思いますから、よろしくお

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 参議院 商工委員会 第23号

国務大臣(高碕達之助君) 今回の、原子炉規制に関する法律の一部を改正案でございますが、これはだんだん原子炉設置者が、許可の申請をして参りますにつきましては、政府といたしましては、許可する第一の条件といたしまして、技術的に安全である基準というものを設けることが必要であると同時に、第二に、あとの監督ということを十分やらなければならん。監督、検査という点をやっておりますが、それだけでは、どうしても許可

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 衆議院 予算委員会 第18号

高碕国務大臣 ただいま御質問ウルシ甘グリの問題でありますが、甘グリのことは私は存じませんが、ウルシの方は御承知のごとく、日本ウルシ業者が大体一年に二千六百トンばかりのウルシを使っております。そのうち二千トンはいわゆるカシュー・ウルシと称してインドのものを使っております。その六百トンのウルシの中で約八割、九割は中共から入っておったものでありますが、昨年の十月ごろまでは香港経由でそれが入っておったわけであります

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 衆議院 予算委員会 第18号

高碕国務大臣 対米貿易は現在わが国といたしましては最も重要な問題であります。お説のごとく昨年は十億ドルの輸入に対して約六億ドルの輸出でありましたから、三十三年度はさらに増加いたしまして六億九千万ドルの輸出をいたしましたが、輸入はやはりそれでも十億ドル輸入しておる。常に輸入超過になっておるということは事実でございます。大体先般カーンズが参りましたときに私会ったのでありますが、これは当事者としてはそういう

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 衆議院 予算委員会 第18号

高碕国務大臣 お説のごとく域外調達は年々減少するものという覚悟を持っていきたい、こういうように思っておりますが、現在の情勢といたしましてはMDAP、つまり相互防衛援助計画、この方は逐次ふえて参りまして、ICAの資金の方は順次減ってきているようでございます。ただいままでの情勢から申しますと、三十一年、三十二年、三十三年等におきまして、これらの域外調達を含めた特需全体として大体合計いたしまして、三十一年

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 参議院 内閣委員会 第16号

国務大臣(高碕達之助君) 何しろ、科学技術振興というものは、非常に重要であるということはわかっておりますが、これに対しまして、黒十一年度に発足いたしまして以来、ほかの予算と比較いたしまして、急速に予算の比率はふえているわけでございますが、まず私は人間の養成をするということが非常に大事だと思うわけでございます。そういう点も考慮いたしまして、人の養成を持たないというと、いたずらに予算だけふえても人がないというふうなことになっても

高碕達之助

1959-03-26 第31回国会 参議院 内閣委員会 第16号

国務大臣(高碕達之助君) お説のごとくどうも科学技術進歩は、原子力といわず、オートメーションといわず、戦後われわれの想像以上の発達をしておるわけでございまして、考えようによりましては、今後の日本経済あり方産業あり方等も、根本においてこの科学技術進歩によって変ってくるという非常に重要なる課題といたしまして、政府としてはこれを取り上げて、十分の施策を講じて、先進各国に劣らないで、のみならず

高碕達之助

1959-03-25 第31回国会 参議院 商工委員会 第22号

国務大臣(高碕達之助君) ただいまのところ、昭和五十年を期しまして、原子力の力におきましては、石炭換算にいたしまして、二案あるのでございますが、石炭換算二千七十二万トンに相当する額、B案としまして、石炭換算千百二十九万トンと、こういう予定で進みたいと思います。昭和五十年を目安といたしまして。で、詳細のことは原子力局長から御説明いたしたいと思います。

高碕達之助

1959-03-25 第31回国会 参議院 商工委員会 第22号

国務大臣(高碕達之助君) お説は私はごもっともだと思っております。(笑声)いろいろ内閣の人振りの問題上——私は元来は科学技術というものについては自分自身も興味を持っておりますから、自分の能力の許す範囲において十分尽していきたいと、こういう所存でございますが、やはり専門のもっと若い元気な方がやっていただくことを私は希望するわけであります。しかし今日私はこの席におります以上は、自分の老骨にむち打って、

高碕達之助

1959-03-24 第31回国会 衆議院 本会議 第28号

国務大臣(高碕達之助君) 北ベトナムとの輸出入が途絶した場合に商社の受ける損害を政府が補償するかとの御質問でありますが、これは、輸出入保険範囲を越えた以上は、政府は補償する考えは持っておりません。  それから、一九五五年のバンドン会議首席代表として出席いたしました私といたしましては、今日におきましても、南北ベトナムが一日も早く統一して国連に加入されんことを希望してやまないのであります。(拍手)

高碕達之助

1959-03-24 第31回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号

国務大臣(高碕達之助君) 長期エネルギー対策を講じます上におきまして、エネルギー資源としての石炭エネルギー資源としての重油、この二つをにらみ合せまして、国内生産する石炭につきましては、できるだけ増減のないように予定通りに進んで、そうしてこれによって起る国内消費増減につきましては、輸入する重油によってこれを加減するというのが、根本的の原則でなければならないと、私は信じておるわけなんでございますが

高碕達之助

1959-03-24 第31回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第2号

国務大臣(高碕達之助君) 御説のごとく三十三年度五千四百万トンを四千九百万トンにとどめても、なおかつ一千二百万トンの貯炭が出たということは、これはまことに遺憾しごくな点でございまして、かくのごとくそごを来たしたという原因につきましては、ただいま石炭局長から詳細の数字を御説明申し上げます。

高碕達之助

1959-03-19 第31回国会 参議院 予算委員会 第14号

国務大臣(高碕達之助君) お説のごとく、競輪は競馬そのほかモーター・ボート・レースなんかと同様に射倖的なものを含んでおりますから、社会的に悪影響を及ぼす、こういうことは当然考えておるわけでございますが、現在のところお話のごとく、地方財政におきましても年にかれこれ四十億円、これは競輪だけでございますが、それからまた住宅なり、社会施設なりに使われております。また一方におきまして、自転車そのほか機械工業

高碕達之助

1959-03-18 第31回国会 参議院 予算委員会 第13号

国務大臣(高碕達之助君) お説のごとく、昨年十月オープン・アカウントを廃止いたしまして以来、四千二百万ドルに相当する貿易協定ができたわけでありますが、これは日本が先行きに輸入するという原則になっておりますが、それ以来、ブラジルの特産物である綿花、砂糖についてはまだその時期でもないし、これが実行できないためにいろいろ問題が起りまして、すでに進出しております各企業者においても、プラント類はもちろん部品

高碕達之助

1959-03-18 第31回国会 参議院 予算委員会 第13号

国務大臣(高碕達之助君) 志免炭鉱がほかの炭鉱と比較いたしまして特に鉱害復旧がおくれておるというほどひどくは認めておりませんが、とにかくほかの炭鉱と比較いたしまして、あれは全体の復旧につきましては鉱業主とそれから被災者の間で話し合いをつけるわけでありますから、それがときどき補給、補助をしてやられた結果、根本的の施策につきましては多少おくれているというふうな点があるのでありますから、監督官庁といたしましては

高碕達之助

1959-03-18 第31回国会 参議院 商工委員会 第20号

国務大臣(高碕達之助君) ただいま御指摘の点は、私は、このプラント協会の問題と異なった意味において、最もそれは必要な点だと思っております。  とにかくプラント輸出する以上は、その国の大きな国策ということが、まず考えられなければならぬ。それと同時に、それにマッチするようにいかなければならぬということは、当然やっていかなければならないと存じますが、同時にまた、その国の経済状態も考慮いたしまして、その

高碕達之助

1959-03-18 第31回国会 参議院 商工委員会 第20号

国務大臣(高碕達之助君) ざっくばらんにお答え申します。  私は、今回の国会に、二つ大きな問題を出したのでございますが、一つプラント輸出を増進するために特殊法人を作って、阿部委員がおっしゃったごとく、強力な特殊法人でもって、そうして設計の面まで十分入りまして、コンサルティング・エンジニアを包容したものを作っていかなければ、今日、欧米各国がやっている東南アジアに対する輸出の増進の力と比較いたしまして

高碕達之助

1959-03-17 第31回国会 参議院 予算委員会 第12号

国務大臣(高碕達之助君) 新潟地盤沈下はまことに重大な問題でございまして、これは主として科学技術庁が中心になりまして新潟地盤沈下特別委員会というものを作りまして、この原因究明に、科学的の究明について今努力しておるわけでございますが、何しろ地下六百メートルという深い所に起る現象でありますものでありますから、今六百メートルないし千二百メートルの調査井戸を作りまして、地盤沈下状態を調べておるわけでありますが

高碕達之助

1959-03-17 第31回国会 参議院 予算委員会 第12号

国務大臣(高碕達之助君) 最近の経済の動向から見ますというと、在庫調整等予定のごとく進みまして、生産状況はきわめて順調に進んでおるようでありますから、この状況で参りますというと、来年度は予定の六・一%の生産の増加ということは十分見込まれるという見込みがついておるわけなんでございますが、御承知の、昨年は相当大きな輸入外貨予算を組んでおりました。ところが、これが予想よりもずっと減りまして、大体二十四億五千万

高碕達之助

1959-03-17 第31回国会 参議院 予算委員会 第12号

国務大臣(高碕達之助君) ただいま手元に数字は持っておりませんが、大体アメリカとかイギリスはすでに相当古い国でありますから、相当資本の蓄積ができておりますから、大体一五%程度だ、こう思いますが、日本ドイツ――ドイツは大体二四%、日本は二五、六%と私は考えておりますが、これは戦後ドイツにいたしましても、日本にいたしましても、戦争のために非常な大きな破壊を受けた。それからもう一つは、振興にだんだん進

高碕達之助

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