1952-04-25 第13回国会 衆議院 大蔵委員会地方行政委員会連合審査会 第1号
○高田(浩)政府委員 お話はごもつともだと思いますが、実はこの移讓をいたしますについて、すなわち移讓のことについて相手方と協議をいたしますにつきましては、結局移讓の條件等が最も重要な要素になるわけでございます。この條件につきましては、今御審議を願つております法律によつて初めて具体的に決定されるわけでありまして、それ以前においては、いわゆる固有財産法による一般の建て方で行くよりほかしかたがないのであります
○高田(浩)政府委員 お話はごもつともだと思いますが、実はこの移讓をいたしますについて、すなわち移讓のことについて相手方と協議をいたしますにつきましては、結局移讓の條件等が最も重要な要素になるわけでございます。この條件につきましては、今御審議を願つております法律によつて初めて具体的に決定されるわけでありまして、それ以前においては、いわゆる固有財産法による一般の建て方で行くよりほかしかたがないのであります
○高田(浩)政府委員 予算につきましては、概算といたしまして組んでおりますが、法律によつて御承知の通りに、この法律はたとえば今申し上げました六十施設を、法律によつて強制的にそのまま移管をするということではなくして、地方等との話合いによりまして、話合いの整つた分から移讓をするということでございますので、従いまして九箇月分の予算を組んでおりますけれども、その辺の移讓の模様によりましては、この予算では不足
○高田(浩)政府委員 お答えいたします。御承知のように国立病院は現在九十九施設ございます。そしてそのうち二十四施設はこれは大体国の方に残しまして、残りのうちから約三千ベッドは国立療養所の方に転換をする。それでこれは約十五箇所になると見当をつけております。従いましてそういたしますと、六十箇所というものを地方の方に移讓をする、さように考えておる次第でございます。それからベッドの数でございますが、総体といたしまして
○高田(浩)政府委員 中央病院の復旧に関しまする補助金の問題でございますが、御承知のように、補助金の総額が五千万円という非常に寡少な額になつております。これが割当につきましては、目下検討中でございまして、全体決定をいたしておりませんし、そういつた意味におきまして、先ほど申し上げましたように、今回の場合の問題については、その辺のところも含んでやるつもりでございますが、さらに、このために特別にその辺の補助金
○高田(浩)政府委員 鳥取市におきます医療機関につきましては、先ほどもお話のありました県の中央病院——百四十床の病院でございますが、これらが焼けまして、ほかには病院は一つもないような状態であつたのであります。従いまして、この中央病院の復旧ということは、現地の医療事情からしますれば、最も急速にやらなければならない問題の一つではないかと思うのでございますし、現地からも衛生部長等が参りまして、そういう事情
○高田(浩)政府委員 今お話のように、約百四十床を持つておりましたたつた一つの県の中央病院が焼けて、非常にお困りになつておることは、私どもとしましても、十分承知いたしております。そこで、これが復旧の問題でございますが、まず第一には、起債の問題が起つて来ると思うのであります。この点につきましては、今度の災害全般の問題としまして、起債の問題が起つて来ると思いますから、この病院の復興に必要な起債の分につきましては
○高田(浩)政府委員 その当時の局長も次長もおりませんで、具体的な経過はつまびらかにいたしておりませんが、私たちの承知しております範囲におきましては、今この法律について申し上げたのと同じようであると考えます、
○高田(浩)政府委員 初めに申し上げましたように、この法律は、財産の関係が主でありますから、その関係としては、大蔵大臣が責任大臣になるわけであります。しかしながら、内容が、先ほど来申し上げましたように、国立病院に関する重要な問題でありますので、もちろん私どもの方と十分相談をしながら、むしろ、私たちの方の意見によつて定められた部分も、相当なウエートを占めているわけであります。そういうわけで、実質的に共同
○高田(浩)政府委員 お話によりまして、簡單に法律案の説明を申し上げます。 この法律案は、こらんの通りに、大体主といたしましては財産関係の法律でございまして、人の問題としましては、最後の方に恩給の関係が出ております。従いまして、この法律の主としての責任官庁は大蔵省ということにたりますが、もちろん内容が国立病院に関する最も重要な問題でありますので、私らの方としても、直接的に十分参與もし、協議も遂げてでき
○高田(浩)政府委員 大臣からお話があつた通りでございまして、大臣としては、現在国立病院の特別会計について、現在の制度がどうである、こうであるということでなくて、本来そうあるべき性質のものである、そういうふうな趣旨で御答弁になつておると思います。
○高田(浩)政府委員 今お話の経費は、大部分が施設の整備に要しまする経費でございますが、これにつきましては、各施設ごとにここをこういうふうに直したい、ここをこういうふうに改めたいというような希望なり意見が、それぞれありましたので、それらの点を従来のそういつた意見等に基いて総合いたしまして、積算をして出した数字でございます。
○高田(浩)政府委員 二十七年度におきましては、病院の歳入といたしまして、單価の値上り、点数の増点等に伴いまして収入が増加いたします。そういつたことをおもなる理由として減額したわけであります。
○高田(浩)政府委員 国立病院特別会計に対しまする一般会計からの繰入れは、割合について申し上げますと、昭和二十四年度二五・五%、二十五年度二五・三%、二十六年度二五・九%、二十七年度の予算におきましては一〇・八%、さようになつております。
○政府委員(高田浩運君) 前にお話申上げたと思いますが、具体的に地方、県庁等と、この病院を一つ引取つてもらいたい、引取りましようという意味の交渉はまだいたしておりません。全般的の方針についての考え方につきましては、衛生部長なり、或いは病院長なりにお話は申上げておりますが、それは具体的な引取等についての交渉だとは考えていないわけでございます。従いまして県との具体的な話合いということは、これは今後の問題
○政府委員(高田浩運君) 後段についてはさようでございます。それから前段につきましては、整備計画ということに的確に当てはまる資料が出せるかどうかわかりませんが、まあ成るべく御趣旨に副うようにいたしたいと思います。
○政府委員(高田浩運君) 先日お話の医療機関の整備に関します資料につきましては、遅くとも今週中にはお出しいたしたいと思つて今準備をいたしております。できればその前に提出いたしたいと思つております。それからもう一つのいわゆる法律に関しますることにつきましては、先日も申上げましたようにこちらが主管でございまするし、まだ実は十分向うのほうと具体的な内容について打合せが整つておりません。打合せを始めたような
○政府委員(高田浩運君) 御質問の御趣旨に副うかどうかわかりませんが、お手許に差上げてありますこの資料の一枚半ぺらの紙がございます。半ぺらの横書の数字の入りました国立病院特別会計歳入歳出決算及見込額調というのがございます。特別会計になりましたのは二十四年度からでございます。二十五年度におきましてはこれは決算が出ておりますが、それについては一般会計からの繰入が二割五分とちよつとになつておりまして、この
○政府委員(高田浩運君) 余り時間をとつても恐縮でございますが、中山先生のお話は、恐らくは医療団の後始末についてのお話であると思います。今私が申上げました医療制度審議会の答申は実はそれとは時期を異にいたしまして、必ずしも医療団の後始末ということとは関連せしめないで審議が進められ、答申になつた、かような経緯に承知いたしておりますので、或いはその辺の食い違いかとも思います。言葉が足りません点があつたかと
○政府委員(高田浩運君) 只今中山委員からお話のありました医療制度審議会からの答申の経過についてのお話でございますが、私当時医務課長をやつておりまして、答申の前後につきましてはいろいろ関与させて頂きました。その記憶からいたしますというと、答申がまとまらなくて、司令部の意向等を斟酌して、その線によつて答申されたというようなことは私の記憶にはございませんし、この点は何か或いは御記憶の違いじやないかというふうに
○高田説明員 御心配ごもつともだと思います。予算は先ほど申し上げましたように九箇月組んであります。そのあと当初予算としては、お話のように全部が全部計画通りに行くことに私たち努力はいたしたいと思つておりますが、これも相手のある話でございますので、こちらが思う通りにばかり行かないということも十分考えられますし、そうなつた場合に、いわゆるこれだけの金で全部をまかなつて行くということが不可能になる事態ということは
○高田説明員 ただいま精神病院のベッドの不足の状況についてお話がございました。まさしくその通りでありまして、ベッドの増設は焦眉の急でございます。この点につきましては、実は所管という点から申し上げれば、公衆衛生局の方の関係でございまして、私の医務局の方におきましては国立の関係を扱つておりますが、一般の都道府県その他の精神病院の増床につきましては、公衆衛生局の方から補助金を出してベッドの増床方策をとつているということになつております
○高田説明員 私先日医務局次長を拝命いたしました高田でございます。これからいろいろお世話になることが多いと思います。たいへん未熟でございますけれども、よろしく御指導をいただきたいと存じます。 それでは医務局関係の、昭和二十七年度予算のおもなる事項につきまして、簡略に御説明申し上げたいと思います。 第一に、一般のいわゆる医務行政の関係でございますが、お手元に差上げてあります資料は、あれこれまじつているようでございますし
○説明員(高田浩運君) その点が実は率直に申上げまして甚だはつきりしていなかつたのでございます。 なおこの際申上げておきたいと思いますのは医師、歯科医師の国家試験審議会、国家試験につきましては今度改められると同じような恰好、即ち厚生大臣が実施してそれで審議会のかたがたに御協力を頂いてやる、そういうことになつております。それとも歩調を合せるということになつております。
○説明員(高田浩運君) 形式的にはさようなことでございますが実質的には厚生省で取扱う、と申しますのは、厚生省の機構を以ちまして行なつておりました。形式的には審議が試験を行なうという恰好にはなつておりましたわけであります。
○説明員(高田浩運君) ちよつと私出欠の関係の資料を持つて参つておりませんので正確に申上げかねますが、勿論医療を受けるほうの側のかたも可成り御出席になつておつたと記憶いたしております。労働関係の代表であるとか或いは保險の関係の代表でありますとか、或いは船員の関係の代表でありますとか、それぞれの代表見えておつたと思いますが、正確にはなおそのときの速記録を調べましてお答えいたします。
○説明員(高田浩運君) お答え申上げます。 第一の診療報酬の調査会におきましては、これは全会一致でございますのですべて賛成でありました。 それから第二の医薬制度調査会のほうにおきましては、特別委員会乃至総会とも秘密の投票でございますので、どういう投票をされましたか私ら承知いたしておりませんが、委員会において出ました意見は詳細記憶しておりませんが、頭の中にある点を申上げますと、結局国民の医療費負担
○説明員(高田浩運君) それでは僭越でございますが、私から説明さして頂きます。概略につきましては、先般まだ本法案がかかります以前におきまして、私どものほうの葛西次官から申上げたのでございますが、従いまして簡單に申上げさして頂きたいと思います。 この例の医薬分業の問題が起りましたのは、実は古く明治八年、即ち明治初年からのことでございますが、その後幾多の経過、幾多の経緯を重ねて今日まで至つたのでございますけれども
○高田説明員 国内防疫全般の問題につきましては今申し上げたような事情でございますが検疫に関します限り、天然痘たけでなしに、ほかの伝染病も含めまして約三億円の予算を準備いたしております。
○高田説明員 防疫全般の問題でございますと、実はその方の関係者が参つておりませんのでお答えいたしかねますが、検疫所に関する限りは、お話のように準備がととのつております。
○高田説明員 お答えいたします。戰前は五箇所検疫所がありまして、そのほかに七箇所の強制隔離所がございました。今日におきましては十五箇所になつております。なおこのうちに羽田の飛行場が入つておりますから、港としては十四箇所になるわけでございます。
○説明員(高田浩運君) 只今の御心配は誠に御尤もな点がございますが、私のほうといたしましては、この問題を取締りの相手方となるべき人たちの特殊性等もありまして、お話の点につきましては、十分細心の注意を払つている次第でございます。今まで終戰後麻薬取締の関係は非常に嚴重にいたしましたが、只今まで非常に残念なことでございますけれども、ただ一件だけ鹿児島で極く軽易なお話のような事件がございまして、直ちに職員としては
○説明員(高田浩運君) 只今お話のように、麻薬の取締関係を厳重にすると いうことは、国際的に見ましても、国内的に見ましても、非常に重要なことでございまして、お話のような線に副つて折角努力をいたしておる次第でございます。ただ御引例になりましたヒロポンにつきましては、これは実は麻薬の取扱になつておりませんで、一般の薬の意味になつているわけでございますが、お話のようにいろいろこの関係については従来弊害を
○説明員(高田浩運君) お話によりまして、「厚生省設置法一部改正の法律案」の内容について概略御説明申上げます。 一番最初の「第五條二十四号中「並びに船舶、汽車及び電車の検疫」を削り、」とありまする件は、これは字句の整理程度のものでございまして、従来都道府県知事が船舶、汽車電車等の検疫をやるについては、厚生大臣の認可を受けなければならないということになつておりましたが、先般その規則を改正いたしまして
○高田説明員 間違いました。横須賀、大阪は支所でございまして、羽田、呉、四日市、若松は出張所でございます。その他はいろいろ土地の希望もございますし、その辺の関係も十分考慮に入れまして決定いたしたいと考えております。
○高田説明員 その点はまだはつきりきまつているわけではございませんが、一応心組みといたしておりますのは、横須賀、大阪、羽田、呉、四日市、若松、そういつたところは置きたいと思つております
○高田説明員 厚生省設置法の一部を改正する法律案でございますが、正式には内閣委員会の方で御審議願つておりますので、一応内容について説明させていただきたいと思います。内容といたしましては、こまごましたものがございますが、大体大きな点は二点ございます。その一つは、検疫所につきまして支所あるいは出張所を設けることにいたしたいということと、それから第二は、麻薬取締りにつきまして、全国八ブロツクについて地区の
○高田説明員 御承知のように、私の方で直接品物を引取つて輸送し、あるいは代金を取立てることは、現在の役所の機構をもちましてはできないことでございます。と申しますのは、輸送機関もございませんし、代金取立ての方途もございませんし、従つて直接私の方の責任において輸送をし代金を取立て、これを公団に支払うということは事実不可能なことでございます。従いまして私の方としましては、どこそこに大体どの程度の数量といつたような
○高田説明員 お答えいたします。先ほど申し上げましたように当時自転車の末端機関べの確保ということは、厚生行政のために非常にけつこうなことである、そういうふうな考え方でございましたし、なお自転車の配給ということは、それまで私どもの方で取扱つた経験もございませんが、そういう事情におきまして、契約といつたような形式につきましては、実はあまり重きを置かなかつたのであります。一面において文部省にも同じような事例
○高田説明員 私の方の関係について申し上げたいと思います。厚生省関係の医師会の末端の団体でありますとか、あるいは食品衛生の各団体でありますとか、あるいは国民健康保險関係の各団体でありますとか、そういつた各団体等から自転車がほしいという話は前々からあつたのでありまして、当時の状況におきましては、自転車がそういう末端の機関に得られますことは、厚生行政のために裨益するところ大なるものがあると考えておつたのであります
○説明員(高田浩運君) 一枚目の裏の一番最初のあん摩、はり、きゆう云々、これがまあさつき御承知の通りの事情になつております。それからその頁の終りから二番目の、厚生年金保険法による低額の障害年金及び遺族年金の増額に関する法律、これが大体法案の整備を終えております。極く最近の機会に国会に出ることと考えております。その他につきましては、どうも甚だ面目ないのですが、ちよつとまだ予定を申上げるというところまで
○説明員(高田浩運君) それでは僣越でございますが、私から説明さして頂きます。次官が只今申し上げましたような事情でございますので、これからお話申上げる内容につきましても、今後上司に伺う場合において、或いは変更されるとか、そういうこともあり得るということをあらかじめ御承知を頂きたいと存じます。お手許に件名の概要を書き上げてありますが、その順序に従いまして御説明申します。大体役所の例に倣いまして、局の順序
○高田説明員 藥事法とこれとは根本の考え方が違います。これでは免許に関する効力は、第六條の一項と二項の規定で事が足りまして、三項は免許に関係のないことでありまして、藥事法と違いまして免許の効力は変りませんので罰則が必要だと考えるのであります。
○高田説明員 これは実体把握のための重要な規定ですので、やはり罰則は必要だと思います。但し、現実に処罰されることのないように届出が行われるよう十分励行したいと思つております。