1959-12-02 第33回国会 衆議院 農林水産委員会 第8号
○高田説明員 その問題につきましてこの前八田先生から御質問があったというふうに聞いておりますが、私どもで調べてみますと、有機水銀を使って酢酸ビニールを作るという方法はあるようでございます。しかしながら、あの工場について現在調べている段階では、無機水銀を使っており、有機水銀は全然使っていないというふうに聞いております。まだこれも今十分調査しております。
○高田説明員 その問題につきましてこの前八田先生から御質問があったというふうに聞いておりますが、私どもで調べてみますと、有機水銀を使って酢酸ビニールを作るという方法はあるようでございます。しかしながら、あの工場について現在調べている段階では、無機水銀を使っており、有機水銀は全然使っていないというふうに聞いております。まだこれも今十分調査しております。
○高田説明員 その点につきましては、今までやはり不十分な点があったことは、私ども現地へ行って認めました。それで、帰りまして、局長名で、今後は大学側の調査に対して全面的に協力するようにというふうな通牒を出しております。それから、ちょうどあれから工場長も上京されましたものですから、局長の方からも、もっと積極的にサンプルを自分の方から提出するようにやれというふうにやっております。 それから、私どもも、現在出
○高田説明員 お答え申し上げます。 通産省といたしましては、現在の水銀につきましては、現地を御調査いただきましたときに見ていただきましたように、とりあえず、水銀に対して鉄粉を入れましてアマルガムのようなものを作って回収する装置を十二月の下旬までには完成させるようにしております。それから、完全な沈澱池につきましては、あれからも会社に対して厳重に早くやるようにということを申しまして、そうして、皆様方の
○高田説明員 ただいまのお尋ねの水銀の関係でございますが、水銀を使うのは、御承知のように、アセトアルデヒドを生産する段階と、それから塩化ビニールモノマーを作るときの段階であります。それで、最初のアセトアルデヒドでありますが、これは同種の工場は全国で七工場ございます。それから、塩化ビニール関係でございますが、これは現在のところ十四工場ございます。
○高田説明員 それでは私からお答えいたします。 この問題については、ただいま工業用水課長からお話しいたしましたように、当初この問題が起きましたときに、厚生省からいろいろ様子を聞きまして、それから、私どもの方としては、原因ははっきりわからないにしても、一応工業用水も危険であるというふうに考えまして、用水の沈澱池を作らすということで第一回は参ったわけであります。その後またいろいろな大きな問題が出ているようでございますので