1973-06-29 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第36号
○高瀬(禮)政府委員 ただいまお尋ねの保護司に対する予算面の措置でございますが、保護司の活動に対しまして予算面で措置いたしておりますのは、一番大きなものは実費弁償金と申しております。保護司さんが保護観察を担当いたしますと、その担当いたしました件数一件につきまして、月に幾らということで支給をいたすわけでございますが、必ずしもたいへん多い額ではないのでございますが、現在三段階に分かれておりまして、一番高
○高瀬(禮)政府委員 ただいまお尋ねの保護司に対する予算面の措置でございますが、保護司の活動に対しまして予算面で措置いたしておりますのは、一番大きなものは実費弁償金と申しております。保護司さんが保護観察を担当いたしますと、その担当いたしました件数一件につきまして、月に幾らということで支給をいたすわけでございますが、必ずしもたいへん多い額ではないのでございますが、現在三段階に分かれておりまして、一番高
○高瀬(禮)政府委員 さようでございます。 ただいま先生から御指摘がありましたように、実際に事件処理に当たっております保護観察官は五百数十人でございます。したがいまして、先ほど申し上げましたように、民間の篤志家、ボランティアであられます保護司さんの御協力をいただいておるわけでございます。御協力をいただきまして、先ほど申し上げました対象者につきまして保護観察を実施いたしておるのでございますが、何ぶんにも
○高瀬(禮)政府委員 保護観察官と保護司の任務でございますが、御承知のように、保護観察官と民間の篤志家であります保護司が相協力いたしまして、保護観察を行なっておるわけでございます。 人員でございますが、現在、保護観察その他の事件処理に実際に当たっております保護観察官は五百六十七人でございます。そのほかに管理職の者、所長、課長等は別にございます。現実に事件処理に当たっておりますのが、ただいま申し上げました
○高瀬(禮)政府委員 お尋ねの平沢につきましては……(赤松委員「簡単にやってください、もう時間がありませんから。」と呼ぶ)先生御承知のとおり、ただいま三回目の恩赦の出願がございまして、現在、中央更生保護審査会におきまして審査中であるわけでございます。これも御承知のところでございますが、過去二回恩赦の上申がございまして、これは結論といたしましては、恩赦不相当の議決がなされているわけでございます。過去二回
○政府委員(高瀬禮二君) お尋ねの恩赦の関係でございますが、この事件につきましては、昨年の六月二十七日に本人から甲府地方検察庁検事正あてに恩赦の出願がございました。沖繩復帰に伴う特別恩赦の出願でございます。これを受けまして、昨年の十一月十六日に、同検事正から中央更正保護審査会あてに恩赦の上申がございました。同審査会におきましては、その後慎重な審査を進めました上で、本年の三月十三日に、恩赦不相当である
○説明員(高瀬禮二君) ただいま先生のお話のように、実費弁償金の予算につきましては、さらに私どもといたしましても増額につとめてまいらなければならないというように考えておるのでございますが、これと並行いたしまして、ただいまお話の保護司に対する顕彰の問題でございますが、この点につきましては、私どもといたしましても、かねてから特段の配意をいたしておるつもりでございます。 で、お尋ねの叙勲並びに褒章――藍綬褒章
○説明員(高瀬禮二君) 保護司は、ただいま先生からお話のありましたように、民間の篤志家でございまして、社会奉仕の精神から、また人間愛の心から、犯罪者の改善、更生に関する仕事に献身的に従事されておられるわけでございます。ただいまお話がございましたように、この保護司に対しましては、先生御承知のように、給与というものを支給いたしておらないわけでございます。これは保護司法にも支給しないという規定がなされておるわけでございます