2004-04-14 第159回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
○高橋参考人 普及指導センターというものが置かれるかどうかということについては、都道府県に任せるということでございます。都道府県に任せるということで、どのような判断をするかというのは、むしろ都道府県の関係者、そこには普及職員もおりますし、それから議会で議論するとすれば農村出身の都道府県の議員もおられると思います。そこでの判断ということは、私はやはり尊重すべきことではないかと思っております。 そういった
○高橋参考人 普及指導センターというものが置かれるかどうかということについては、都道府県に任せるということでございます。都道府県に任せるということで、どのような判断をするかというのは、むしろ都道府県の関係者、そこには普及職員もおりますし、それから議会で議論するとすれば農村出身の都道府県の議員もおられると思います。そこでの判断ということは、私はやはり尊重すべきことではないかと思っております。 そういった
○高橋参考人 お答えいたします。 国の施策を、例えば普及職員、指導員を通じて農家に伝達するというような意味から、一定の協同普及事業の仕事があろうかと思います。しかし、現実に地域の農業を動かしているのは、国の農政だけではなくて、都道府県の固有の農政、しっかりした市町村の場合には市町村固有の農政がかなり有効に機能していると思います。そういう意味で、国の農政を伝達するという意味では協同普及事業の対象になるけれども
○高橋参考人 おはようございます。女子栄養大学の高橋でございます。こういう機会を与えていただいた委員長ほか皆さんに、まずは感謝したいと思います。 さて、私、農林水産省の試験研究機関あるいは大学において、長く農業経営問題あるいは地域農業問題を研究してまいりました。特に社会科学の立場から日本農業のあり方を論じてまいった者でございます。その関係から、平成十四年の八月から昨年、十五年の三月にかけて農林水産省
○高橋参考人 リスク評価というものとリスク管理というもの、これはしっかり分けなければいけない。 リスク評価というのは、あくまでも客観的な形で科学的に判断する。もちろん、狭い科学じゃないということは先ほど申し上げました。それを受けてどう対処するかというのがリスク管理だと思いますが、客観的な判断をする、あるいは中立公正で判断をするといった場合に、いわゆる生産者団体だとか消費者団体だとか利害を持っている
○高橋参考人 今奥山委員の御発言のように、一昨年BSEが発生しまして、昨年にかけて、日本の畜産界あるいは食肉業界は大きな授業料を払ったように思います。その授業料に対応した成果が、今回の食品安全委員会あるいは食品安全基本法ということになろうかと思っております。 さて、私は、今の御質問に対して二つの点を常に考えております。 一つは危機管理ということでございます。これは食品安全委員会だけではなくて、リスク
○高橋参考人 おはようございます。ただいま紹介いただきました女子栄養大学の高橋でございます。まずは、このような場で意見を開陳できることの機会を与えていただいた内閣委員会並びに佐々木委員長に感謝を表したいと思います。 私は、昨年四月二日に、厚生労働大臣、農林水産大臣にBSEに関する調査検討委員会の報告、これを手交させていただきました。その委員会の委員長を務めさせていただいた関係できょうお招きいただいたものと
○参考人(高橋正郎君) お答えします。 残念ながら、私どもの調査検討委員会には調査権というものがございません。したがいまして、我々が要求する資料、これは行政当局が準備していただく資料に基づいてだけしか判断できませんでした。これは、委員会としてのそもそもの性格からやむを得ないと。正直、私どももそこまでの調査権があればもっといろんなことをやりたかったな、もちろん時間の問題もございますが、そういう制約がございました
○参考人(高橋正郎君) 御質問の、原因究明にならないということで、ここの席にいないことはというふうにおっしゃいましたが、そのことについて参考人は何の発言もできません。
○参考人(高橋正郎君) 先ほど紹介いただきました、BSE問題に関する調査検討委員会の委員長を務めておりました高橋でございます。 去る四月二日、ようやく報告書がまとまりまして、厚生労働大臣、農林水産大臣にその報告書を提出いたしました。今日、ここでその概要をお話しして、あと、質疑等において詳しく御説明できればというふうに思っております。 お手元にございますかと思いますが、BSE問題に関する調査検討委員会報告
○高橋参考人 五ページを見ていただきたいと思います。下から四つ目のパラグラフ、「BSE侵入防止にはもっとも重要な時期であった。」という文言があります。 これはまさに議員御指摘の、一九八八年、イギリスで肉骨粉の使用を禁止している、それから九〇年前後にイギリスの畜産局長、獣医局長ですかから農水省に文書が参っております。それから、一九九〇年の六月に農林水産省の担当者が現地に視察をし、その報告書がたしか三千部配布
○高橋参考人 現状についてどのような問題点があるのかということは、全体の流れの中で論じているだけでございまして、現在の問題点については、例えば農林水産省のBSEに関する検討会ですか、そういう技術的なあるいは科学者の集団がございます。そこを中心に対応しているということで、我々委員会としては、現状の問題については、全体の文脈から流れてくる、例えば死亡牛の問題だとかあるいは全頭検査についての評価だとか、それから
○高橋参考人 ただいま紹介いただきました、BSE問題に関する調査検討委員会の委員長をやっておりました高橋でございます。 昨日の第十一回検討委員会において成案を得まして、その報告書を厚生労働大臣、農林水産大臣にそれぞれ手渡しいたしました。きょうここで発言する機会が与えられましたので、二点についてお話をしたいと思います。 一つは、このBSEに関する調査検討委員会の成り立ちあるいは運営の仕方等にかかわることでございます