1963-02-18 第43回国会 衆議院 決算委員会 第5号
○高橋説明員 先般、昭和三十四、三十五両年度にわたりまして、百十四億円のうちの塩業整理交付金を交付しまして、百二十三万トンのうち約四十万トンを百十四億の金で買いつぶし、あとに九十三万トンの生産力が残ったわけであります。で、ただいま委員から御指摘がございましたように、これで完全に全部合理的になったとは申しかねる面が若干残ったわけでございます。しかし、その後におきまして、だんだんに塩業全体の合理化をはかる
○高橋説明員 先般、昭和三十四、三十五両年度にわたりまして、百十四億円のうちの塩業整理交付金を交付しまして、百二十三万トンのうち約四十万トンを百十四億の金で買いつぶし、あとに九十三万トンの生産力が残ったわけであります。で、ただいま委員から御指摘がございましたように、これで完全に全部合理的になったとは申しかねる面が若干残ったわけでございます。しかし、その後におきまして、だんだんに塩業全体の合理化をはかる
○説明員(高橋時男君) 先月の永岡委員の御要求に基づきまして、こういう四、五枚つづりの資料を配付申し上げてあると思いますが、終わりから二枚目のところをごらんいただきたいと思います。「四、昭和三十六年度塩輸入実績」というのがございまして、供給地別にずっと値段が書いてございますが、たとえば近海塩というところで、韓国、中共、台湾というのは、それぞれ二千七百九十七円、二千九百円、三千三十七円、平均二千九百五十円
○説明員(高橋時男君) 小田原の製塩試験場は、主としてイオン交換樹脂膜の関係の研究をいたしております。で、塩は試験の過程において何キロという程度はできますけれども、製造をしておるというほどの規模ではございません。 それから、防府のほうは、従来はあの地区に民間の塩田がございましたので、そういう塩田に関連しまして、海水から塩田で濃い塩水をとる——採鹹と申しておりますが、こういうことにおもな重点を置いて
○説明員(高橋時男君) 塩の直営工場といたしましては、従来福島県にございます小名浜工場ただ一カ所でございます。そのほかに公社の塩関係の地方の施設といたしましては、神奈川県の小田原市に製塩試験場、それから山口県の防府市に製塩試験場、その二つがございます。製造をやっておりますのは小名浜の工場で、これが一万トン前後の年生産をして参りましたが、昨年の十月に操業を停止いたしましたので、現在は公社としての生産はございせん
○説明員(高橋時男君) 御質問の趣旨がちょっとあれでございますが、公社でやっておる事業というのは、塩だけの事業でございますか、たばこも入れてのお話でございますか。
○説明員(高橋時男君) こまかい数字は探し出してあとで申し上げますけれども、国際運賃の動向によりまして若干の浮動はありますけれども、大体十ドル前後でずっと推移してきております。
○説明員(高橋時男君) 外国から輸入します塩が、大体十ドル前後でございまして、日本円に換算しまして三千五、六百円、それに対しまして、私のほうで内地の製塩業者から買っております塩が一万八百円ということでございますが、これは品質差等もありますので、一万八百円で買い上げております内地塩と、三千五、六百円の外塩とが、直ちに同一品質として比較できるわけではございませんので、そのほかに輸入塩につきましては、これを
○説明員(高橋時男君) 在庫はどうなっているかというお尋ねでございます。塩業整備を始めました最初の年三十四年度の末におきましては、百一万トンの在庫がございました。その後翌年には八十四万トンになり、三十六年末には六十七万トン、それから本年度末には大体五十万トン前後になる予定でございます。ただいまのところ六十万トン。現在の時点では大体六十万トン前後でございます。年間の消費が百五万トンないし百十万トンぐらいでございますので
○高橋説明員 大体におきまして、九十万トン前後の需要をまかなえれば、ちょうど適正であろうかということでやりましたのでありますが、実際にはこの塩業は非能率だから、お前はどうでもやめろ、能率のいいものから順番にとっていってずっと残していくので、一番能率の悪いものから順次強制的にやめさすんだ、従って、ここからここまでの塩業者は残って、ここからここまでは絶対にやめろ、こういうことでいけば、どんぴしゃり、全国何万
○高橋説明員 ただいま御指摘のように、三十四年度、三十五年度、両年度にわたりまして行なわれましたのは、百三十三万トンほどに上りました過剰塩田、製塩設備の過剰な能力を、適正な規模にまで切り詰めるという目的で行なわれたものでございまして、百十四億円の国家の交付金を支給していただきまして、約九十三万トンの規模に詰めたわけでございます。日本のソーダ工業用塩の、いわゆる工業用塩を除きまして、普通の食用その他塩蔵用
○高橋説明員 専売公社の塩脳部長の高橋でございます。 ただいま御質問の中に、先生が国会において質問されるについては、こういう問題は質問されないようにというようなふうに、公社が何か先生の質問に対して注文がましいことを申したように御質問ございましたが、私どもとしてはそういうことはございませんので、何か業者の方で勘違いされたんじゃないかと思います。よくわかりませんけれども、私どもとしてはそういうことはございません
○説明員(高橋時男君) 野積みの塩は三万トンをちょっと欠けるくらいでございますが、これは順次他の用途に使って参りますので、そう長く処分に手間がかかるというふうには考えておりません。
○説明員(高橋時男君) 大体年間、国内の食料用塩と、若干小さい工業用塩も含めてでありますが、百万トンないし百五万トンくらいが必要であるというふうに考えておるのでありますが、そのうち国内の生産者の作ります内地塩と称するものが大体八十万トン前後——季節によって若干上下がありますが、八十万トンから八十五万トンくらい、あとの二十万トン前後は外塩ということに考えております。 今まで比較的だぶついておったということでありますが
○説明員(高橋時男君) この年度末で大体総体で六十万トンで、外塩が十万トンくらいであったと思いますが、あとでこまかい数字を申し上げますけれども、概数はそういうところでございます。
○説明員(高橋時男君) 今まで専売公社が近代化に何も努力していなかったのではないかという御質問でございますが、これは先ほど申し上げましたように、新しい技術としてパルプ製脳とかあるいは商周波製脳ということを推進して参ったのでありますが、そのほかにも、三十五年度にはやっぱり業界の発意で、製脳業者の間で、あまり零細であるということは、お互いに少しの小さなワクでもって小規模の零細な事業を続けていくということは
○説明員(高橋時男君) 先ほど製脳事業が、原木の関係、技術の関係、設備の関係で、大規模のものも若干はあるけれども、大部分は近代的な大工場、大規模生産になじみがたい事業のほうに属しておるように申し上げました。これは端的にいって、従来はそうであったわけでございます。どうしてそうかと申しますと、一つは専売制度も原因があるかと思うのでありますが、現在のしよう脳専売法では、法律上の建前でだれでもしょう脳を製造
○説明員(高橋時男君) 御質問の点でございますが、しょう脳は、御承知のように、天然のクスノキを機械でチップという小さなこのくらいの木片にしまして、それを蒸留、冷却して作るものでございまして、企業が本質的に、クスの大木が山林の中に自然にはえておる——造林でたくさんあるというものはごくまれでございまして、大部分の原木は自然に山林のがけ地のようなところとか、そういうところに大木があるのを、製脳業者が山の持
○高橋説明員 労働組合の方からは、しよう脳関係職員の今後の身の振り方はどうかというような質問がございまして、私の方としましては説明会というようなものを開きましてお話はしてあります。正式の団交で回答するということにはまだなっておりませんが、実質的には今総裁から申し上げましたように、他の部門が現に拡大している現状でございますので、一年間残務処理を終えた暁においてその方面に全部吸収されますので、一人も首切
○説明員(高橋時男君) この需品課だけは御指摘のようなことがございまして、内部では大分論争いたしましたりしますので、私のほうは用度関係をやつておりますので、二つに分けるのは不利になる虞れがあると思いましたので一年ぐらい抑えておりました工場もございます。これは大変大きい京都の工場なんでありますが、京都の工場は普通の製造工場のほかに、ピースの紫色の印刷をしております箱とか、そういう材料品もやつておりまして
○説明員(高橋時男君) 生産部と製造部はちよつと外部のかたには非常に煩わしい名前でございますが、生産部というのは葉たばこを購入するほうの部であります。耕作の指導、それからその結果できた葉つぱを買上げるもの、年間三百億前後、場合によれば四百億近くになるかと思いますが、そのくらいのものを購買する部でありますので、どうしても一つの部が要るわけでございます。製造部というのは全国三十九の工場を指導監督する、これもやはり
○説明員(高橋時男君) 千分の二でございますが、これは固定資産税が、年間固定資産税の評価額の百分の一・六かかりますので、地代家賃は月割で○公をきめてございますので、十二分いたしまして、月割にいたしますと千分の一・三三となるかと思いますが、それはつまり税金相当額は、地主なり家主が地方公共団体に納めます税金分だけは、地代の上り家賃の上りから十分に払えるようにしてやらないと困りますので、その分、千分の一・
○高橋説明員 間違いございません。これは大蔵省の決算の方にも出してございますので間違いございません。
○高橋説明員 御指摘のように悪意のものも若干あります。何にいたしましても、三百件という非常に件数が多うございまして、その中には八幡、富士、日本鋼管のごとき非常に大きな会社もございますが、小さいものにいたしますと、職工数名を擁しておるという、いわば鍛冶屋さんという程度のものも中にはございまして、帳簿組織も完備していなかつたという例も若干あるのでございまして、この点はわれわれとしても非常に困つておりますが
○高橋説明員 鉄鋼補給金の取上げの結果を申し上げたいと思います。鉄鋼補給金は、金額におきまして相当大きい額が出ておる。たとえば昭和二十五年度をとつみますと、当初の予算におきまして、約二百八十億ほどとつてございます。ところが、昭和二十五年度は、御承知ごとくだんだん経済が常態に復して来る過程にございまして、補給金も当初の予算ほど、一トン当りの單価をたくさんやらなくても鉄鋼業も成り立つし、需要家も少し高くなつた
○高橋説明員 肥料につきましては、漸次少しずつ値上げをして参りまして、肥料に対する補給金をいうものを漸次なくして行こう、こういう趣旨でやつて参りまして、去年中に一回、二十四年の十二月末の消費者価格を一〇〇といたしまして、それに三五%アップしました。それが四月ごろだつたかと思います。それから肥料公団を廃止いたしまして肥料を自由にするというときに、七〇%アップにいたしまして——現在七〇%アップにすると、
○高橋説明員 補給金については昭和二十五肥料年度はこの来る七月末で終るということになつております。二十五肥料年度に計画されております燐酸肥料は、全部合せまして百五十万トンということになつております。来肥料年度は百六十万トン農民に配るという計画になつております。従つて補給金の点でも、七月末までに農民に渡すのに、百五十万トンのわく内では、補給金のついた安い燐酸肥料が農民の手に渡るように、本会計年度内に必要数量
○高橋説明員 かわつて申し上げます。肥料につきましては大体窒素肥料でございますが、硫安は最近御承知の通り相当増産になつております。来年度につきましても、かなり増産になるということが見込まれておりますので、値上りといたしましては大した値上りはないと思うのでありますが、ただ全体の含みとしては、メーカー側がやや強含みではないかとわれわれは考えております。どういう理由かということでありますが、大体硫安について
○説明員(高橋時男君) 代つてお答えいたします。 塩につきましては国内産が大体五十万トン、それから輸入が、来年度は大体百七十万トン程度予定されておりまして、食料用塩は大体内外合せまして百万トンちよつとくらい出たと思つております。正確な数字は覚えておりませんが、大体百万トンくらいだと思います。食料用塩は二十五年度も六年度も大体不安がないと信ずる次第であります。価格につきましては、先般一月でございますが
○高橋説明員 小麥粉につきましては、生産者は六四、五四とただいま申し上げた通りでありますが、消費者価格パリティーにつきましては、従来前年度までは小麥粉、米は一〇〇対一〇〇でございましたが、本年消費者価格から一〇〇に対して九五と開いたわけでございます。今度一月から実施しようとしております消費者価格におきましては、予算上の算出根拠といたしましては、現在小麥粉九五でありますものを、八一・七に下げ、それから
○高橋説明員 対米比価の問題につきましては、従来いろいろの論議があつたのであります。基準年次におきまして、大体六四及び五四になつておつたのでありますが、戦時中麥の増産等の関係で、一つは食糧というものが、生産の側から申しますと、米の生産にも限度があるという関係から、麥の増産を奨励するために、だんだんに比価が上げられて来たという実情もあるようでございます。他方消費の面から申しますと、食べる味ということに
○高橋説明員 私から補足させていただきます。麥につきましては、ただいまのところ閣議決定では、来年産麥から供出を行わない、但し政府は一定数量を限つて買い上げる、それ以外のものは農民が自由に売買してよろしい、こういう方針に決定いたしております。幾らで買い上げるかということでございますが、予算上、大体現在パリティー指数一九五くらいになるのではないかということを一応考えまして、それに二十七円十六銭の基本米価
○高橋説明員 物価統制の最近の状況と、今後におきまする見通しについて、概略を説明させていただきます。一月現在におきます物価統制の品目を見ますと、約千八十件ほどあるわけであります。これが今後だんだんはずれて参りますが、大体二十五年度の上半期ぐらいで、相当の数が急速度にはずれて参ります。下半期におきましてはそんなに急速にはずれるというものはございません。結局二十五年度の終りにおきまして、大体二百程度残るであろうかということを
○高橋説明員 私直接担当いたしておりませんので、少し記憶がしつかりしておりませんが、昨年の五月ごろでございましたか、石油の価格を改訂いたしました際には、国内原油は、入つて来る精製油の価格から、内地で精製するに要する経費を差引いた価格が、原油の価格であるということに計算し直しまして、原油の価格を、端数は忘れましたが、大体六千円べースから九千円ベースに引上げたのでございます。その後精製油の輸入引取り価格
○高橋説明員 最近におきます物価統制の廃止という問題につきまして、大体のことを申し上げてみたいと思います。 物価統制につきましては最近いろいろなものが続々とはずれて参りますので、一体今後どういうことになるのかというようなことが、問題になつておるわけでございますが、昭和二十四年度の当初・四月一日におきましては大体常識的な分類で、たとえば米なら玄米とか精米とか、ぬかとか、こういうような勘定の仕方をもつていたしますと