1951-10-19 第12回国会 参議院 運輸委員会 第2号
○高木正夫君 只今の御説明で大体了承いたしたわけでありますが、この物価の値上りの問題は現に頭打ちしておる傾向がある。それでこのまま行くのではないかという御推定のようでありますが、これは浮動的のものではつきりしないと思うのであります。これは今後の情勢がどうなるかによる問題でございます。ただ確かにやれることは経費の節約と合理化であると、この点についてはよく御説明にありまして、非常に今まで御努力願つておる
○高木正夫君 只今の御説明で大体了承いたしたわけでありますが、この物価の値上りの問題は現に頭打ちしておる傾向がある。それでこのまま行くのではないかという御推定のようでありますが、これは浮動的のものではつきりしないと思うのであります。これは今後の情勢がどうなるかによる問題でございます。ただ確かにやれることは経費の節約と合理化であると、この点についてはよく御説明にありまして、非常に今まで御努力願つておる
○高木正夫君 只今の御説明だけではないのですが、昨日運輸大臣から御説明がありまして、只今津田さんから詳細なる御説明を頂きまして、なお又印刷物もたくさん頂戴いたしましたが、何分にも昨日頂戴したばかりで、十分に検討する暇がないのでありますが、極く大雑把なことにつきまして一応お伺いしておきたいと思うのであります。国有鉄道の案といたしまして、三割五分ということになつておりまするが、これによりますると、大体数字
○高木正夫君 全部で九千輛の要求に対して……。
○高木正夫君 ちよつと先ほど聞き漏らしたのですが、この二千四百円ベース・アツプを千五百円ベース・アツプですか、そのほかに何かおつしやいましたね。
○高木正夫君 私はこれは相当大きい効率が上るのじやないかと思うのですが、最近……これは施設をどこでなさつてもよろしいと思いますが、業者がやつてもよろしい、又省がやつてもいいと思いますが、若し業者にやらせるようなら相当大きくして荷物の引取を早くするということによつてもう少し効率が上るのじやないかという気がするのですが……。
○高木正夫君 この貨車の効率を上げるためにターミナルの作業、主として積卸し作業というものは或いはもう少し機械力を利用すれば貨車足が早くなるような気がするのですが、そういう施設についてはお考えになつておられますか。
○高木正夫君 只今上程になりました日本国有鉄道の貨物輸送力整備増強に関する決議案につきまして、その趣旨を極く簡單に申上げたいと存じます。 先ず決議案を朗読いたします。 日本国有鉄道の貨物輸送力整備増強に関する決議 日本国有鉄道はわが国陸運の根幹をなし、その輸送の良否はわが国産業経済に至大なる関係を有する。最近日本国有鉄道に対する輸送要請は増大の一途をたどりつつあり、このすう勢はわが国自立経済達成
○高木正夫君 それで結構です。
○高木正夫君 私もこの六法案に対しましては、賛成の意を表します。旧法はすでに三年を経過いたしまして、その間におきまして自動車が非常な発達をし参りましたので、いろいろ不備な点が旧法にはあつたと思うのであります。今回これを根本的に改正をいたしまして特に車両保安という点並びに金融上まで引つくるめて改正をせられた点は、非常に喜ばしいと存ずる次第であります。ただ自動車の事業の区分につきましては、これは自動車行政
○高木正夫君 この二十八條の自動車登録番号標交付代行者、これはどういう人なんですか。
○高木正夫君 道路運送審議会の組織の問題について重ねて御質問申上げたいと存じます。私どもも大体これでよかろうと思つておつたんですが、公聽会におきまして、いろいろの問題が出ましたが、これは大分甲論乙駁であつたのでありますが、ただ意見の全部殆んど一致を見たのが、この道路審議会の委員の数を従来通りにやつてもらいたいというのが殆んど全部であつたように思つております。併しこれはまあ予算等の関係もありまして、そうも
○高木正夫君 先ほどから有用な御意見を拝聽しまして、大変裨益するところが多かつたように存じます。又皆さんから大分質問がありましたので、私はその問題は、今まで出ました問題は別にしまして、ただ一つだけ皆さんにお尋ねを申上げたいと存ずるのであります。それは自動車運送取扱業ということでありますが、この問題はどなたからも意見がありません問題でありまするが、私たちが考えるのに、いわゆる取扱業というものは、いわゆる
○高木正夫君 成るほど二十三條の集貨配達をみずからやらなければならんということは、従来物品の扱いのときにはいいかと思うのですが、積合せ輸送の場合には、おのずからそれが違つて来るのじやないか。それからこれは少し根法問題になりまするが、二十四條のこの区域を定めることは、この前前田委員からもお話があつた通りに、なかなかこれはむずかしい問題だと思うのです。私はこれは意見になるかも知れませんが、この根本が、自動車
○高木正夫君 それから次に二十三條と二十四條の路線と、それから区域の関係でありますが、これが一番大きな骨子になるやに思うのであります。この二つの條文は、つまり一方のほうは、路線事業のほうは運輸大臣が事業区域を指定したときには、当然その事業区域内において運送ができる、こういうことになつておりまするが、二十四條のほうの区域のほうは、これに反して区域外に出る場合には運輸大臣の許可を受けてやらなければならない
○高木正夫君 先日の質問に引続きまして、二、三の御質問を申上げたいと存じます。その前に先ず第一に、先ほど岡田委員から御質問がありましたモーター・プールのことですが、お説のようでありますと、差当りは自由営業、若しそういうことを計画する人があれば、賃貸の業だとか、そういうことも殆んどもう自由に任す、当分は任するというお考えでありますか。
○高木正夫君 つまりそうすると申請を出して来てそれできめて行く、こういうことになりますが、実際のところは、結局これを政府のほうでおきめになることと思います。基準から考えて。そうしたときには地域的に大体おきめになるのですか。それとも全国一本でやられるのですか。
○高木正夫君 それはそれで。次には第八条の定額という意味でありますが、第八条の三項ですか、「第一項の運賃及び料金は、定額をもつて明確に定めなければならない」これは大分業界でも問題になつておると思うのであります。定額というのはどういう意味なんでありますか。つまり個々の事業者ごとの意味でありますか。それとも地域的であるか、或いは全国一本というような意味であるか、それをちよつとお伺いしたいと思います。
○高木正夫君 細かい問題につきましては、後ほど逐条的にお尋ねを申上げたいと思いますが、ただ最初概括的の御質問を申上げたいと思うのでありますが、先ず従来の道路運送法一本でありますと、事業者の側の取締のほうが重点を置かれておつたようであります。民衆から見まして、及び公共性から考えまして保安関係というような問題にはやや薄かつたように思うのでありますが、今回これを三つに分けまして、そういう点に重点を置かれました
○高木正夫君 私も本案には賛成の一人であります。御承知の通りに、陸上においては相当早くから規制されておりましたが、海運の運送におきましては、戦時中の統制から一遍に自由放任主義にやつておつたように思うのであります。併しながら一方は公衆の利便という立場からと、同時に又考えなければならんことは、企業の健全性ということだろうと思うのでありまして、どうしても先ほど小泉委員の言われました通り、保護助成をする上におきましては
○高木正夫君 それでは請願及び陳情に関する小委員会における審査の経過を御報告いたします。 請願第百九十三号、島根県、芦尾港災害復旧に関する請願、請願第七百九十三号、有家港災害復旧工事費国庫負担に関する請願。右はいずれも災害復旧工事完成促進に関する請願でありまして、政府当局はいずれも二十六年度において実施すべく考慮中でありまして、願意は妥当であると認めました。請願第三百九十号、神戸港第七突堤建設に関
○高木正夫君 今度は別の問題になりますが、地下鉄は東京と大阪にあるわけでありますが、大阪のほうに公共団体がこれを直営して凝る。然るにこの帝都のほうはこれが営団になつておる。ここに何か沿革的の事情か何かあるのですか。その点一つ参考に伺いたいと思います。
○高木正夫君 まあ実質的の問題になますると、これで遂行できると思いますが、法文の建前から言いまして、総裁が管理委員会の下に付くというわけでもないですが、議決に加わらんということが私はどうかと思うのです。これで果して運営がうまく行くのかどうか、ちよつと普通の株式会社やその他の営団なんかの関係と大分趣きが違うように思うのですが、私は管理委員会を国有鉄道のほうの関係と同じように強化しろとは申さんので、もう
○高木正夫君 私も管理委員会の性格について前田先生と同じような意見を持つておるのですが、国有鉄道の管理委員会は業務運営を指導統制する権限と責任を有すること、こういうことになつておるのですが、こちらのほうは非常に権力が強いと申しますか、株式会社で言えば一番重要である収入予算、それから事業計画、資金計画、収支決算、こういうものを管理委員会で議決する、而も総裁はその議決には入らないと、こういうことになつておるのですが
○委員外議員(高木正夫君) 次にお尋ね申上げたいと思いまするのは、これは愚問になるかも知れませんが、私どもは関税を課するよりも、むしろ国際情勢が、大分緊迫しておりまするこの際に、政府のアカウントにおいてこれをどんどん輸入をして置く必要がないろうかと思うのであります。その点について一応お尋ねしたいと思います。
○委員外議員(高木正夫君) 委員外議員としてお許しを得ました私は運輸委員をやつておるものでありますが、先ほど来関税全般につきまして高瀬委員から縷々質問がありまして、政府当局の御答弁によりまして、大分わかつたような点もありますが、ただ二、三の点につきまして御質問を申上げたいと思います。 運輸委員会といたしましては、二回ばかり開きましていろいろ御質問を申上げたのでありますが、その際の要点といたしましては
○委員外議員(高木正夫君) 大臣がお見えになりませんですから大臣がお見えになつてからにと思います。もう政務次官には申上げておりますので、同じことをくり返すことになりますので……。
○高木正夫君 特にそのうちで石油類の問題につきまして、一昨日御当局に対しまして、いろいろ数個の質問をいたしたいのであります。それぞれ御懇篤なる御答弁を頂いたのでありますが、その御答弁によりますると、專ら今回の石油の関税は国内産業を保護するという、保護制度にとどまつておるということでありまして、そのほかの何らの理由もないということであつたのでありますが、それから更に、そうしますると、私の見解からいたしまして
○高木正夫君 石油類の関税につきましていろいろ御質問を申上げたいと存じます。今回政府におかれましては関税法の定率を変更することを御意図されましてすでに各省との打合せを終り、審議会も終つて法案が国会に提出される運びになつておるように聞いております。その中で我々運輸委員としまして関心を持つものが数個あるわけでありまするが、例えば車輌の問題、部分品、或いは油脂の問題、燃料の問題等ありまするが、私どもの最も
○高木正夫君 それからもう一つ残つておるわけですがね。つまり将来に針してどういう方策をとられておるか。つまり民間に自由に任せておるのか。なお一層必要性に追られて政府が何かの手を打れたるような措置をとられておるか。
○高木正夫君 ちよつとお伺いいたしたいのでありますが、我が国の現状の造船能力がどの程度であるかという、これが第一問であります。それから将来これを増強するに対して、政府はどういうような施策をとられておるか、この二点についてお伺いをして置きたいと思います。
○高木正夫君 私は緑風会を代表いたしまして、本決議案に対しまして最も熱心なる一人として賛成の意見を述べたいと思うのであります。 本決議案提出の理由につきましては、すでに発議者山縣君を初め、小泉、駒井両君から縷々述べられまして、私の意見も大体これと大同小異でありまするし、又恐らく満堂の各位もすでに十分なる御理解を得ておることと存じますので、ここに詳細に申上げることを避けまして、極めて簡單に要領だけについて
○高木正夫君 組合側にちよつとお尋ねいたしたいと思いますが、数回この機構改革のことについて御意見を聞いております。組合としてはこの改革の趣旨については原則的には御反対じやないように聞いておるわけでありますが、尚先程から星加さんの御理論を拜聴しておつても、決して組合側の一方的な主張を固守されておるのではない。あくまで妥協を以て結論を出して行こうという御意見をお持ちになつておるようです。從つてそうした組合