1988-02-19 第112回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第2号
○高木健太郎君 私、聞きまして、私医学関係なんですけれども、私立の医科大学に入るとしますと初めに二千万ぐらいかかるんだそうです。それから一年に三百万ぐらいかかる。それに下宿料とか入れるともっと高くなるんじゃないか。そうすると、年間五百万ぐらいの給与取りは、サラリーマンは子供を一人ぐらいまでは何とかやれても、二人三人になると、とてもやれないというようなことを父兄から聞くわけなんです。だから、やはりこれ
○高木健太郎君 私、聞きまして、私医学関係なんですけれども、私立の医科大学に入るとしますと初めに二千万ぐらいかかるんだそうです。それから一年に三百万ぐらいかかる。それに下宿料とか入れるともっと高くなるんじゃないか。そうすると、年間五百万ぐらいの給与取りは、サラリーマンは子供を一人ぐらいまでは何とかやれても、二人三人になると、とてもやれないというようなことを父兄から聞くわけなんです。だから、やはりこれ
○高木健太郎君 この方々がどうして中絶されたか、医者の方で調べればある程度わかるんじゃないかと思うのですけれども、どういう原因があるかということも一遍調べなきゃならぬのじゃないかと思います。六十万といってももっと隠れたものもございますから、それの二倍か三倍かあるんだろうと思うのです。百二十万とかそんな数になるんじゃないのか。この人たちがなぜ中絶をしなければならなかったのか。もちろん若い中学生や高校生
○高木健太郎君 黒田先生から前にもお話伺いましたし、また、いろいろの著書も拝見いたしまして、該博の知識をお持ちでございますので、もう私から何か質問といっても大したことはございませんが、私医者でございますので、その方面のことをちょっとお聞きしたいと思うのです。 私が、もう前に調べたことだからわかりませんが、現在人工中絶というものはどれくらい行われているんだろうか。私が十年ぐらい前か十五年ぐらい前に調
○高木健太郎君 先ほどもお話しありましたように、老人ももし元気であれば六十五で切らなくて も七十五まで働いてもいいわけであって、むしろ働けるわけですから、それは職場を考えれば何とかやれるんじゃないかという気もするわけですけれども、余り六十五で切るというような考えが強過ぎるとどうしても考えが固定してしまうんじゃないかと思います。 それから、人口問題はドイツにもあるわけですけれども、これは同じように敗戦国
○高木健太郎君 今、斎藤先生のお聞きになりましたような、いわゆる世界の適正人口といいますか、そういうものは非常に私は重要だと思いますが、結局は分野の問題も非常に大きいというふうに思うわけです。 日本の適正人口ということについてちょっとお考えをお聞きしておきたいと思うんですけれども、私が生まれたのは一九一〇年でございますが、そのころは大体四千九百万ぐらいの人口でございました。先ほどお聞きしますと、戦後
○高木健太郎君 大学審議会にはできるだけ、過半数以上ですね、半数を超える大学関係者が入られることが私は望ましい、こう思っております。 ただ、問題が一つございまして、これは先ほどの参考人のときにも申し上げたわけですけれども、社会的にといいますか、学界でといいますか、非常に立派な仕事をされている学者と言われる方がたくさんおられるわけです。あるいは学士院賞をもらわれたとか、立派な人がおられます。そういう
○高木健太郎君 主としてユニバーシティ・カウンシル、大学審議会のことについてお伺いしていきたいと思います。 先般、二十七日に開かれました設置審議会の委員会におきましては、やむを得ぬ用がございまして欠席をいたしましたので、その節行われました審議、討論の詳細を存じませんので、あるいは重複するところもあろうかと存じますが、お許しいただきたいと思います。また、これまで社会党の二人の委員が大臣並びに局長に御質問
○高木健太郎君 私は、この大学審議会法案というのは、原則的には賛成でございます。ただし、一定の条件を満たされなければいけない、こういうことで賛成の立場に立つものでございます。 先ほどから石川先生、田中先生のお話を聞いておりまして、大学審議会法案というものが、臨時教育審議会で討議されました種々の問題点、そういうものを根底に置いてこのユニバーシティ・カウンシルができているんだということをお聞きしました
○高木健太郎君 山本先生にお尋ねいたします。 ここに書きましたものの中で、もう先生お読みいただいたと思いますので第一は省きまして、二、三、四についてお尋ねいたします。 労働時間の短縮というのは、諸外国並みにするんだということはいいと思いますが、日本の国民性というのがあって、企業への忠誠心とかあるいは身内意識とか、そういうものが日本人は強いわけでございます。もしも労働時間に相当した給与が得られればもちろんでありますが
○高木健太郎君 立派な御提案であると感心しているわけですが、二、三小さなことをお尋ね申し上げます。 第一は住宅政策でございますが、高齢者のために住宅の面積をふやしたらどうだということが提案されておりますが、家族一緒に寝るということはなかなか、寝たきり老人だとか、そういう高齢者の行動の不自由とかを考えまして、同居ということは今後は非常に困難になるんじゃないか。そういう意味では有料または公共の老人ホーム
○高木健太郎君 ありがとうございました。 金森先生にもお聞きしようと思いましたが、時間がございませんので、これで終わります。
○高木健太郎君 ありがとうございました。 時間がございませんので、下河辺先生にお尋ねしますが、貿易黒字が千百億ドルぐらいあるということですが、それが財政が日本は赤字である、何かやろうと思ってもできないと。ところが、国民生活は一般的には非常に私は低いと思います。貯金が多いといっても、実際に物価とかそういうものを比べるとアメリカの半分ぐらいではないかなと思うわけです。こういう金がどこへ行っているんだろうかということをよく
○高木健太郎君 三人の方から大変示唆に富むお話を伺いまして感謝しておる次第でございます。 最初に、暉峻先生にお聞きしたいと思いますが、暉峻先生はドイツにおいでになったということでございますが、私もドイツにおりまして、仰せのようなことを感じまして大変同感のところがたくさんございました。特にドイツの新聞で、金持ち日本、貧乏日本とか、富を国民に分けていないとか、あるいは欧州では福祉に富んでいるけれども、
○高木健太郎君 バランスというお話がございましたけれども、等しくすると一番バランスがとれるわけなんですけれども、そのバランスというのを一遍よくお考えいただきたい。どこまで上げていっていいかということですね。やはり言葉というのは聞いていると非常にぐあいがいいんですけれども、実際やってみると何もできないということがありますから、それも決めていただきたい。 それから、バランスをとろうと思えば、私学の方を
○高木健太郎君 おっしゃられましたように、大学教育もいわゆる教育の機会均等ということがある、そしてそれは国家の人材をそこで養成するという社会的な要請がある、こういうことは私おっしゃるとおりだと思います。 それで、もし社会的使命ということであるならば、極端に言えばそれは設置者負担である、全額設置者負担でなきゃならぬと、こう思いますが、それはだめ。どうしてだめかということですね。 それから、文、理が
○高木健太郎君 本日は、時間も余りございませんので、学費特に授業料の件と生命倫理の件、そして外国人留学生の受け入れのことについて、それからもし時間がありましたらスポーツ障害のことについてお尋ねしたいと思います。 学費の件でございますが、御承知のことと存じますけれども、公立学校と私立学校の間には非常に大きな格差がございまして、幼稚園から高等学校卒業までの十四年間を見てみますと、公立学校では百五十九万円
○高木健太郎君 まだよくまとまっておらないんでばらばらのお話をするわけでございますが、この報告書の案を見まして、これを今度立派に書き直されるということでございますから、そのときに御参考になるようなことを申し上げておこうかと思います。 私は国際化というものを三つに分けて考えることができるのではないかと思います。一つは人の問題である。人間の交流あるいは人間と人間とのつき合いの問題である。第二は物、金の
○高木健太郎君 専攻科も三年課程でございます し、今度つくろうとされ一でいる短大も三年である。それに研究的なものも入れるとかいろいろ一般教養的なものも入れる。これは非常にいいことでございますけれども、一方では、鍼灸というものは、今のところは理論というよりもまだまだ技術の面が多いわけでありまして、短期大学で研究するというのは少し無理じゃないかと思いますね。そうとさえも思うわけです。もしもそういう研究も
○高木健太郎君 今、新しい機器の開発ということがございましたが、私は、皆さん御存じのように、視覚障害者というのは非常に手の触覚が鋭敏であるということを聞いております。また、聴覚障害者にも何か特有なことがあろうと思うわけですね。機器の改良ということももちろん大事だと思いますけれども、そういう実用面ではなしに、我々が非常に目がよく見えるというようなこととかあるいは親指というものが非常に感覚がいいというようなことは
○高木健太郎君 私は、もっぱら筑波の短期大学の設立に関することで御質問申し上げたいと思います。 まず第一に、どういう理由でこの短大というものを設立されたかということについてお伺いしたい。 第二番目は、これまで視覚障害者というのは鍼灸とリハビリというようなものが主体でございまして、今度新たに情報処理をおつくりになった。また、聴覚障害者に対しましては新しい部門を三つお設けになった。その理由をお伺い申
○高木健太郎君 ぜひ大講座制といいますか、この講座制というのはドイツのそういう方式を入れたものですから、もうそろそろ考え直さなきゃいかぬのじゃないかなと思うわけです。もっと弾力的に考えるということを、今後ひとつ力を入れていただきたいと思います。 次に、今度は人のことではなくて機材のことなんですけれども、ある人がある研究をやっていた場合に、その機械というものはその研究者が実は非常に使いなれた、そしてその
○高木健太郎君 国立大学あるいはその他の大学にも研究所というものがかなりあると思いますし、大学の教官のポストがいつでも完全にふさがっているというわけではないだろうと思うんです。仮にそういうものを利用して回すというようなことも大学の中では行われていると思いますが、ひとつ文部省の方でも、できるだけそのポストを有効に使えるように指導していただければよいと思うんです。 次に、もう一つ人の問題がございますが
○高木健太郎君 今度の中曽根内閣の一番大きなお仕事は行政改革であろうと思うんです。行政改革というのは、できるだけ行政を簡素化する、また、それに係る財政をできるだけ緊縮していく、そして赤字を解消していこうというようなことにあると思うんです。もう一つの行政改革の方法は、せっかくあるものを有効に使っていこうということでなくちゃならぬと思うんです。 そこで、最初に私がお聞きしたいのは、この前もお話ししましたが
○高木健太郎君 ありがとうございました。 割と数が多いんでしょうけれども、その中には男も女も含めて大体二万ぐらいのものですか。
○高木健太郎君 いや、これ全体ですね。
○高木健太郎君 私、こういう経済的なことはどうも余りよくわからないので、いろいろ勉強させていただくという意味で読ましていただきました。大変うまくまとめてあると。 確かに、仰せのように、最後の結論にあるようにすごく金持ちになったとそうはちょっと思えませんけれども、自分自身からはそんな金持ちになったという気持ちは余りないんですし、私を取り囲む友人は大体サラリーマンですけれども、余り金持ちになったというように
○高木健太郎君 ありがとうございました。
○高木健太郎君 いわゆる内需を振興して輸出を削らしていくということはやらなきゃならぬことだと思いますし、これ以上輸出の黒字を日本がふやすということはとてもちょっとできない状況になりつつあると思います。しかし、輸出産業をとめてしまって、内需拡大ですべての業種についてうまくそれを転換できるか、いわゆる産業構造の思い切った変換をしなきゃいかぬということが一つあると思うんですが、その点についてどういうふうにお
○高木健太郎君 公明党・国民会議の高木と申します。私、経済の方は全く暗いわけでございまして、にわか勉強で大変外れた質問をいたすかと思いますが、どうぞひとつよろしくお願いいたします。 たった今、大塚委員からもお話ございましたことは、先般の十月の三十日の東京新聞ですか中日新聞に「銭屋五兵衛の教訓」というのがございまして、 〔会長退席、理事水谷力君着席〕 私、本日、ここでお話を直接お聞きするとは予期
○高木健太郎君 公明党・国民会議に属しております高木健太郎でございます。 共通一次の最初設立を見ました当時から何回かお会いいたしまして、きょうはまた大変示唆に富むお話を伺いまして、大変ありがとうございました。 特に、共通一次に、因っておりましたいわゆる語学の問題でヒアリングを入れるというような非常にユニークなお考えで、これがうまく成功すれば少しは変わり得るんじゃないかということで希望を持っておりますが
○高木健太郎君 牛の方はどうなんでしょう。
○高木健太郎君 大変示唆に富むお話をお伺いしましてありがとう存じました。私、一つだけお聞きしたいと思います。 私、医者でございまして、医者というよりも生物学者でございますが、生命ということについていろいろ考えておる者の一人でございますが、死生観ということについて一つだけお伺いいたします。 何か、これはアメリカだけではないと思いますけれども、鯨の問題です。鯨、イルカというものは、大変日本にとっては
○高木健太郎君 最後の質問者としまして、私は、公明党を代表し、かつ国民会議の立場から、総理並びに関係大臣に若干の質問をいたします。 最初に、愛国心及び総理の言われる新国家主義についてお伺いをいたします。 総理は、よく愛国心あるいは国家という言葉を口になさいます。終戦後、新憲法のもとで自由と人権が重視されましてから、この言葉を口にすることはタブーと考えられたこともございます。しかし、愛国心とはもともと
○高木健太郎君 御異議ないと認めます。 それでは、委員長に山田譲君を指名いたします。(拍手) ————————————— 〔山田譲君委員長席に着く〕
○高木健太郎君 ただいまから国民生活・経済に関する調査特別委員会を開会いたします。 本院規則第八十条により、年長のゆえをもちまして私が委員長の選任につきその議事を主宰いたします。 これより委員長の選任を行います。 つきましては、選任の方法はいかがいたしましょうか。
○高木健太郎君 だから、有病率ということがよく厚生白書なんかにも見られるわけですね。その有病率の中に、どういうふうにあれとって有病率を決めるのかわかりませんが、ただ病院に来た人間の数を見てやっていると、そのときに同一人が来ているのか、違った人が来ているのかというようなことをうまく選択してああいう統計ができているのかですね。一人の人が非常に長くかかっていれば有病率が非常に高くなるんですね、それをばらばらにとれば
○高木健太郎君 高木でございますが、経済の方は全然素人でございましてわかりませんが、また先生にお聞きするのが適当かどうかもわかりませんが、老人における病気というのを考えるときに、一つは病気ではなくて単なるエージングであるということですね。それを病気と自分が考えて医者に行く。それは何にもならないわけで、治療の方法も何もないというのが行くと。だから、先ほどまでは負担の方を先に考えていますが、消費といいますか
○高木健太郎君 せっかく佐分利先生おいでになったので、ちょっとお聞きしておきましょう。 マンパワーですね、これが今も義務づけというようなことでございましたが、医師の方の需要といいますか、供給面の方がどうであろうかということが一つですね。町の中にあってパートで来るというぐらいならば何とかやれますけれども、少し離れたところでは、別に医療というようなことでもないから、医師というのは余り要らないんじゃないかというような
○高木健太郎君 専門別でも結構でございますし、そのうちの一つでもやはりある程度の私はデータを持っておかれることが必要ではないかと考えますので、機会があればそういうこともやっていただきたいということをここで希望をしておきます。 次に、第二回の国際の理科教育調査というものが行われまして、国内でも教育研究所ですか、そういうところで日本は調べたわけでございますが、それによりますと、理科の学力というものは小中
○高木健太郎君 今後そういうことをなさるお気持ちはございますか。というのは、今後臨教審におきまして大学教育の改革もまた考えておられると思うわけですが、そのためには、どこが悪くてどういう点が改革すべきであるかということをあらかじめ知っておく必要があると思うのですが、そのような御意向がございますかどうかお尋ねいたします。
○高木健太郎君 初中教育の教育到達度といいますか、そういうものにつきましてはいろいろこれまで調査機関がございまして、かなりデータがそろっておるようでございます。それを見ますと、日本の教育というものは諸外国に比しまして非常に高水準にあるということが言われております。そういう意味では、私は日本の教育というのは一般的には非常に現在いい、ただし画一的であるとかあるいは学校内の暴力、いじめというような問題は反省
○高木健太郎君 ほかに共通一次のこともお尋ねしたいと思っておりましたけれども、私もこの設立のときには関係して岡本会長とも一緒にやってきたので、私こそいろいろの質問を投げかけられる方でございますので、まあいろいろ会長もお考えでございましょう。ただ、先ほどもお話がありましたように、国立大学でも検討している。それから高等学校の方でも混乱が予想されるような問題でございますからして、共通一次試験、共通テスト、
○高木健太郎君 ある程度疑惑を持たれているということを十分御承知の上、今御発言になりましたことはいずれ発表をどこかでなさるかもしれませんし、また、この委員会の報告もどこかで出されるという意味で私いいことだと思います。審議会の先生方が自主独立の精神で、とらわれない心でおやりになったということを聞いて、私は今のような誤解は解けるのではないか、こう思っております。 もう一つの問題でございますけれども、過日
○高木健太郎君 今回の答申までこぎつかれた臨教審の御努力に対しましては敬意を表しておきます。また、これまでいろいろの意見をお聞きになった、各政党からもお聞きになり、また一般からもお聞きになりまして、それらの意見が非常にうまく取り入れられているということに対しても高く評価いたしたいと存じます。 これまでほかの答申がいろいろ出されましたけれども、それと同様に、国民全般から一〇〇%の支持を得るということはこれは
○高木健太郎君 この法案によりますと、寄宿舎教育としての専門性のいわゆる教育として二十単位ということがありますが、特殊教育として二十単位、こういうものをどこかに設置しなければ、その人たちは免許が取れないということになります。そうすると、それを受け入れる高等教育の方の学校がこの準備をしなければならぬ。その先生や設備もまたしなければならぬ、こういうことになります。 また、今申し上げましたような設備や施設
○高木健太郎君 いわゆる学校の荒廃ということが言われておりますが、それには現在の家庭の荒廃ということもある。子供がかぎっ子になるというような中からそういう子供が生まれてくるのではないかとも言われております。 こういうものに対応するために、寄宿舎とは言わず、何か文部省としてもそういう方針を、あるいはそういう考え方を今からひとつ計画しておくことが大事じゃないかな、こう思いましたのでお聞きしたわけです。
○高木健太郎君 まず提案者の方にお伺いいたします。 お知らせしておきましたテーマの中で、もう既に質問されたものもございますが、重複を省みずお聞きいたしたいと思いますが、今度の提案者の改正の趣旨とこれまでの経過をまずお話し願いまして、現在の寄宿舎教育というのは障害児のみに限っておりますけれども、それを将来は拡大をされるような意思をお持ちかどうか。例えば特殊な指導を必要とするような子供を預かる、あるいは
○高木健太郎君 ありがとうございました。大変結構な御意見を伺いまして、ほかの三人の参考人の方にもお伺いすべきであったと思いますが、時間の都合もございましたので失礼をいたしました。立派な御意見をお伺いしまして、参考にしていきたいと思っております。ありがとうございました。
○高木健太郎君 これの比は余り変わらないように思うんですが、それでも政府の方が日本も研究者数は少ない。 ところが、その次の三十ページを見ますと、これは国防費を含んでおりますけれども、一つは、このうちどれぐらい国防費が含まれているかということをぜひ私は知りたい。 それから、政府の負担の割合が日本は絶対値はもちろんでございますけれども、その比率におきましてもアメリカあるいはその他の国に比べましても、
○高木健太郎君 時間が少ししかございませんので、竹内参考人にだけお伺いいたします。 先ほどもちょっとお話しなさいましたように、外国と日本とのあれは、いわゆる貿易摩擦というよりは一種の文化摩擦ではないかというふうな御発言がございました。国々によって考え方が違うと。私も、貿易摩擦が今非常に大きく叫ばれておりますが、その根本には文化摩擦というようなものがあるのじゃないか、そういう意味でなかなかこの問題はおいそれとは
○高木健太郎君 私は、どちらかというと工業生産的な政策的な面の方が、今までの著作権、著作者といいますか著作物に比べてこちらの方にウエートが多いというふうに考えたものですからそういうふうにお伺いしたわけでございますが、その点も今後何か進めていかれる上でぜひその点を考慮して進めていただきたいと、こう思うわけです。 それで、同じような意味で著作権法で保護することに不都合な点を二、三挙げてみますので、その
○高木健太郎君 重ねてお伺いいたしますけれども、今後は次長からひとつお答えをいただきたいと思います。 御承知のように著作権法とは、先ほどから何回も次長からもお話ございましたように、人間の思想、感情、良心などの表現を保護する、そういうものである。したがって、これは著作者の人格権と密接な関連性を有しているということは、これはもう我々よく存じておるわけでございます。換言すると、著作権法というのは、工業所有権法
○高木健太郎君 私の予定しておりました質問のかなりの部分を既に伏見先生から聞いていただきましたけれども、少し重複するところもあるかと存じますが、お許しをいただきたいと思います。 まず、著作権で保護する根拠はどこにあるんだろうかということですが、コンピュータープログラムというのは結局は計算方法またはコンピューターの使用方法ということでありまして、現実的にはソフトウエアというのは経済財として取引の対象