2021-04-22 第204回国会 参議院 内閣委員会 第14号
○政府参考人(高原勇君) お答え申し上げます。 総合科学技術・イノベーション会議が推進する戦略的イノベーション創造プログラム、SIPの第一期、平成二十六年から三十年度においてSIP4Dの開発を行ってまいりました。SIP4Dは、災害発生時において、浸水範囲や道路の通行止めなど各種災害関連情報を統合して電子地図上に表示し、関係機関あるいは関係者の間での情報共有を行い、迅速かつ的確な災害情報に、災害対応
○政府参考人(高原勇君) お答え申し上げます。 総合科学技術・イノベーション会議が推進する戦略的イノベーション創造プログラム、SIPの第一期、平成二十六年から三十年度においてSIP4Dの開発を行ってまいりました。SIP4Dは、災害発生時において、浸水範囲や道路の通行止めなど各種災害関連情報を統合して電子地図上に表示し、関係機関あるいは関係者の間での情報共有を行い、迅速かつ的確な災害情報に、災害対応
○高原政府参考人 お答えします。 スマートシティーは、ICTなどの技術活用によるマネジメントの高度化による新たな社会サービスの価値の創出を通して、ソサエティー五・〇の先行的な実現と地域間の格差を、目指しております。 内閣府では、第六期科学技術・イノベーション基本計画の策定において、次世代の社会基盤であるスマートシティーの展開を府省連携の重点施策として計画しております。 昨年十二月に決定した新経済
○高原政府参考人 お答え申し上げます。 内閣府では、戦略的イノベーション創造プログラム、国家レジリエンス(防災・減災)の強化において、早期の確実な避難を実現するため、線状降水帯観測、予測システムの開発を進めております。 水蒸気の高性能な観測技術を用いて、線状降水帯により、いつ、どこで、どのくらいの雨が降り始めるのか、これを半日前並びに二時間前に予測可能とする技術について、現在、研究開発を進めているところであります
○政府参考人(高原勇君) お答え申し上げます。 内閣府では、戦略的イノベーション創造プログラム第二期の国家レジリエンス、防災・減災の強化において防災チャットボットの研究開発を進めているところです。 防災チャットボットは、災害時に国民一人一人に対してスマートフォン等を通じて避難に必要な情報等を迅速かつ的確に提供するとともに、被災者等からの被災状況を収集、分析を行うものです。現在、五か年の研究開発期間
○政府参考人(高原勇君) お答え申し上げます。 防災を始め様々な分野のデータ連携と都市間での相互運用性を確保するスマートシティー、スーパーシティ等では、都市OSと呼ばれる基盤システムとともに外部とのデータのやり取りの方法を定め、共通化することが必須です。このため、内閣府では、この三月に関係省庁と、データ連携の方法とこれを定める共通リファレンスアーキテクチャーとして今年度の事業から適用を始めているところであります
○政府参考人(高原勇君) お答え申し上げます。 災害発生時において、初動などで必要となる情報が不足していることを課題と認識しております。そのため、第一期SIPの成果であるSIP4Dを活用し、災害関連情報の時間的、空間的変化である災害動態の分析を可能とする避難・緊急活動支援統合システムの開発に取り組んでおります。 このシステムは、例えば、水害時における浸水域の状況、道路通行可否情報、避難所、避難者数
○高原政府参考人 お答え申し上げます。 量子技術については、経済社会の発展や安全保障に大変大きな影響を与える重要技術との認識から、米欧中を始めとする諸外国において、国を挙げての取組が大変加速しております。 米国では、トランプ政権のもとで、二〇一八年十二月、量子情報科学に関する法案を制定し、十カ所程度の拠点形成など、五年間で十三億ドル、日本円にして約千四百億円の投資を行うことが盛り込まれています。