2007-04-26 第166回国会 衆議院 教育再生に関する特別委員会 第5号
○高倉参考人 ありがとうございます。 私は、学長として、卒業式、入学式等、必ず学生に話をする機会がございます。また、それしか機会がございません。そのときに、また学長、始まったと言われますけれども、必ず学歌、大学の歌、校歌ですね、その一節を私なりにお話をする。それは、「ああこの世界を一度だけ通り過ぎる 何かひとつ 人類(ひと)のために 私達にできる何かを」、このことを胸に刻んで、一生誇り高く歩んでほしい
○高倉参考人 ありがとうございます。 私は、学長として、卒業式、入学式等、必ず学生に話をする機会がございます。また、それしか機会がございません。そのときに、また学長、始まったと言われますけれども、必ず学歌、大学の歌、校歌ですね、その一節を私なりにお話をする。それは、「ああこの世界を一度だけ通り過ぎる 何かひとつ 人類(ひと)のために 私達にできる何かを」、このことを胸に刻んで、一生誇り高く歩んでほしい
○高倉参考人 若宮先生の、人物に魅力がなければならないという言葉に非常に心打たれております。 関連して、第一点は、私、かつて教職課程の授業等を持っておりました。教員養成の大学にいたこともあります。そういうときに、学生に、なぜあなたは教師志望なのかと聞きますと、非常に多くの学生たちは、子供が好きだからだ、こういうふうに言うわけですね。子供が好きなんだ、それは大切ですけれども、私は子供から好かれるタイプ
○高倉参考人 おはようございます。高倉でございます。 私は、教員の資質能力向上の政策が展開される中で、免許更新制度をどういうふうに位置づけるかというようなことで陳述をさせていただきたいと思います。 その前にちょっと、私が教員養成などにどうかかわってきたかということについて簡単に申し上げますと、実は、私、昭和四十八年に教養審の委員に任命され、十年間やりました。その間に、OECDやユネスコの会議等々
○参考人(高倉翔君) 前半の部分の不要論云々ということに関連しまして、かつて臨時教育審議会の答申は、制度として形骸化していたり活力を失ってしまったりしているところも少なくなく、制度本来の機能を十分に果たしているとは言い難いということで、不要論ではなくて、何かこれにカンフル注射、あるいはそれの生き返る、あるいは生き生きと出直す道はないかということを模索する提言をされたと私理解しております。それを受けまして
○参考人(高倉翔君) 不当な介入、不当な支配ということに関して今までいろんな議論がなされてまいりましたけれども、束ねてみると、あらゆる主体が不当な介入の主体になり得るというようなところが落ち着き先であるというふうに私は理解しております。したがいまして、この問題の解決というのはそう簡単なことではない、これ一点ですね。 もう一点は、不当な介入云々、その前に、教委の無責任体制云々というようなことについて
○参考人(高倉翔君) おはようございます。高倉でございます。 私は、教育基本法の改正につきまして、大きく二つの柱でお話をさせていただきたいと思います。最初には、基本法改正に関する基本的な考え方、全体的な考え方について、二つ目は、政府原案及び民主党案における教育行政の条文というものをめぐりまして意見を述べさせていただきたいと思います。 まず、前半の教育基本法の改正に関する基本的な考え、全体的な考えでございます
○参考人(高倉翔君) 具体的にお答えさせていただきますと、現在抱えている問題というのはたくさんありますが、先ほどもちょっと申し上げましたように、六十三年の法改正によって設置された科目等々の担当者というものが、必ずしもその担当と自分の専門というものが一致してないというような場合というのはかなりあるんです。そういうことになってきますと、授業それ自体がかなり形式的になっているというような点一これが非常に私
○参考人(高倉翔君) どうもありがとうございました。 この答申の中で今の北岡先生がお尋ねのことに直接関連するものとしては、教師に求められる資質・能力というものを、いつの時代にも求められるものと、今後特に求められる具体的な資質・能力に書き分けたというのがこれまでになかった答申のつくり方だったわけです。そして、今後特に求められる具体的な姿の中にかなり書き込んであるというのが一つでございます。 二番目
○参考人(高倉翔君) 御紹介をいただきました高倉でございます。 本日は、本委員会で後日審議予定の教育職員免許法の一部を改正する法律案が、教育職員養成審議会、通称教養審でございますが、の答申を踏まえたものであるということで、特別委員会の主査として答申の取りまとめに当たった私に意見陳述の機会をいただいたものと理解しております。 時間も限りがございますので、以下、私の考えを簡潔に申し述べることといたします
○参考人(高倉翔君) 先生、最初におっしゃいました義務教育とそれから高等学校の教員の給与のスケジュールが違うという点、私は前々からあれ非常に疑問を持っておりまして、いろいろ調べてみますと、高等学校の先生の方が管理職になるパーセンテージが非常に低いから、その分だけ上乗せして全体でいえばバランスがとれているようになったんだというような話を聞いたことがあります。これが本当かうそか知りませんけれども、わかるような
○参考人(高倉翔君) 一口で言ってしまえば、プラクティカルトレーニングということに欠けている、こういうことかと思います。もっと突っ込んで言いますと、理論的な研究あるいは知識中心の養成というものが先行しておりますけれども、それと実態をブリッジするようなそういった配慮が欠けている、一言で言えばそういうことになろうかと思います。それを私はプラクティカルトレーニングと、こういうふうに呼んでおります。 以上
○参考人(高倉翔君) 筑波大学の高倉でございます。よろしくお願いいたします。 私は、教育職員免許法等の一部を改正する法律案に対しまして、早期に成立を図るべきであるとの立場から意見を申し上げます。 現行免許法の基本理念といたしまして三つが挙げられております。一つは、免許状主義の徹底と教職課程履修による専門職制の確立、二つ目に、大学における開放制の教員養成、三つ目に、現職研修の重視が挙げられます。私