1952-05-27 第13回国会 参議院 法務委員会 第46号
○公述人(馬場恒吾君) そうですね。言論というけれどもね、共産主義の言論はね、私の考えではそういう言論に終始している間はね、僕は大したことじやないと思うのですね。恐るべきことはないと思うけれどもね、共産主義者がやる今のテロとか、或いは集団行動というものになればね、集団行動ならまだいいけたどもね、テロとか、その他のいわゆる刑法上の行動をとることがあると思うね。それは各国の例でだね、或る一つの段階に入つたと
○公述人(馬場恒吾君) そうですね。言論というけれどもね、共産主義の言論はね、私の考えではそういう言論に終始している間はね、僕は大したことじやないと思うのですね。恐るべきことはないと思うけれどもね、共産主義者がやる今のテロとか、或いは集団行動というものになればね、集団行動ならまだいいけたどもね、テロとか、その他のいわゆる刑法上の行動をとることがあると思うね。それは各国の例でだね、或る一つの段階に入つたと
○公述人(馬場恒吾君) この破壊活動防止法案、極く私のは簡單、これはね、目標とするところは共産党であろうと思うのです。ところで共産党という言葉は何にも書いてない。それは合法政党として今存在しているから書いてないんだと思いますけれども、こういうふうにこの破壊防止法案をちよつと見ますと、いろいろの刑罰が規定されておるんですけれども、この全文を通して共産党という言葉はない。私は思うに、私の意見としては共産党
○馬場参考人 それはややそういう形があるかもしれません。けれどもそれはいわゆる國の方針というものを一つの方針にまとめて行くためには、それもやむを得ないと思つておる。
○馬場参考人 それはあるかもしれませんが、議会政治というものは、人民の多数はひつきようするに善良であるという前提のもとにつくられておる。それは接触して利害関係に動かされる人もあるだろうけれども、ほんとうに人民の多数は最も信頼すべきであるという前提があれば、それはぼくは克服できると思う。たとえば小さい選挙区に行つて接触するのはむずかしいかもしれませんけれども、これも國政をつかさどろうと思う以上は、一ぺんや
○馬場参考人 私は五十年ぐらい新聞記者をしていて、始終政治の批評はしていましたけれども、選挙には出たことがない。終戰後ちよつと貴族院におつたけれども、それも選挙されて出て來たのではないから、選挙法改正などについて意見を述べるのは、まことに僭越しごくですけれども、平生考えていることを少し申し上げてお教えを請いたいと思います。 私は衆議院議員選挙は小選挙区二人一区がいいと思つている。それは、今日の民主政治