2005-06-07 第162回国会 参議院 内閣委員会 第12号
○参考人(香川芳子君) 実は、日本食というのは、確かに今の太りやすいという食事から比べますと、非常にエネルギーが少なくて、そして味もいいですし、今実は内閣府の方で御一緒に日本食について検討しているところでございますけれども、本当に外の人はあこがれを持って日本食を見ていてくださるようです。 日本食といっても本当に幅が広いわけでございまして、何がということは言えませんけれども、少なくとも比較的油が少ない
○参考人(香川芳子君) 実は、日本食というのは、確かに今の太りやすいという食事から比べますと、非常にエネルギーが少なくて、そして味もいいですし、今実は内閣府の方で御一緒に日本食について検討しているところでございますけれども、本当に外の人はあこがれを持って日本食を見ていてくださるようです。 日本食といっても本当に幅が広いわけでございまして、何がということは言えませんけれども、少なくとも比較的油が少ない
○参考人(香川芳子君) 商売でたくさん売りたいという方々の場合には、どうも食べる人の健康ということはほとんど考えてないような気がするんですね。そうかといって、売るなというわけにはいきませんので、自分でそういうものを選択して、いいのか悪いのか、どれぐらいまでにとどめるべきかということを、たとえ幼児でも自覚していなければいけないと思うんですね。 アメリカ辺りでは、割合にいい食物を、あちらでは学校でそういうものを
○参考人(香川芳子君) 女子栄養大学の香川でございます。 本日は、食育基本法に関して発言の機会を与えていただきまして、ありがとうございました。本法案に賛成でございます。私の立場は、公衆衛生分野の医師ということで今日は発言をさせていただこうと思っております。 私は、個人的には日本の食の状況が非常に危険だと心配いたしまして、平成六年に食の教育推進協議会を立ち上げまして、そちらにいる小野議員も御一緒にずっと
○香川参考人 実は、糖尿病と申しますものは、これはほかにもたくさん生活習慣病はございますけれども、例を糖尿病にとりますと、私が医学部におりました昭和二十年代には、全国の糖尿病の患者は十万人ぐらいでございました。もう既に七百万人を突破しております。そして、健康日本21という厚生省で出した推計によりますれば、二〇一〇年には一千八十万という予想になっております。 これが大変なコストのかかる病気でございまして
○香川参考人 ありがとうございます。 今まで育てた栄養士にも教職を取っている者はかなりございます。それから、学校栄養職員になった栄養士にも、非常に教育のこと、一生懸命やりたい、そういう機会が与えられれば一生懸命努力するという傾向はございましたので、ある意味では、少し今までの仕事よりも大変ではないかという御意見もありますけれども、それは喜んで取り組んでいくと思います。 それから、教員としての、栄養指導
○香川参考人 女子栄養大学の香川でございます。 本日は、意見を述べさせていただく機会をいただきまして、ありがとうございました。 ちょっと先に私のことを申し上げておきますと、私のおります女子栄養大学というのは、私の両親が医師であって、食生活に問題があるために病気になる人が非常に多いので、ちゃんとした食生活をみんなに普及させることで人々を健康にしたいという願いで、ちょうど約七十年ぐらい前に創設したものでございまして