1986-10-29 第107回国会 衆議院 外務委員会 第3号
○青柳説明員 さ・え・ら書房発行の「日本のんびり旅行」という本のことかと思いますが、この本の問題につきましては、問題の箇所についてアイヌの方々のお気持ちをおもんぱかりますと適切でないというふうに思われる記述がございます。 これに対します私どもの対応でございますが、一般論といたしましては、出版物の内容について国が積極的な働きかけを行うということは表現の自由とのかかわりもございまして難しい問題でございます
○青柳説明員 さ・え・ら書房発行の「日本のんびり旅行」という本のことかと思いますが、この本の問題につきましては、問題の箇所についてアイヌの方々のお気持ちをおもんぱかりますと適切でないというふうに思われる記述がございます。 これに対します私どもの対応でございますが、一般論といたしましては、出版物の内容について国が積極的な働きかけを行うということは表現の自由とのかかわりもございまして難しい問題でございます
○青柳説明員 民間芸術団体に対する補助金の問題でございますが、我が国の芸術文化の向上普及を図ってまいりますには、民間芸術団体の自主的で創造的な活動に負うところが大きいわけでございます。そういったことで、かねてからこれらの活動を助成、促進していくということで、補助金を計上いたしまして助成をいたしておるわけでございます。 ただ、この補助金につきましては、御指摘のように昭和五十八年度以降、民間団体に対する
○説明員(青柳徹君) 小学校段階では、御指摘のとおり学級担任の先生が、先ほど申し上げましたように、学級指導の時間、あるいは学校行事としての健康診断その他の行事に関連をいたしまして指導をいたしております。特に五、六年生につきましては、体育の教科の中での「保健」の領域におきましてやや系統的な指導をいたしております。専任の先生ではございませんが、学級担任を中心に体育については、学校によっては専任の先生がおるわけでございますが
○説明員(青柳徹君) 学校におきます保健教育につきましては、健康に関する知識を理解させると同時に、健康な生活を営むために必要な習慣や態度を養うことをねらいといたしまして、教育活動の全体を通じてこれを取り進めるというようにいたしておるところでございます。特に、教科の体育または保健体育の授業におきまして健康に関する基礎的な知識や技能を修得させるということが中心でございますが、特別活動、学級指導あるいはホームルーム
○青柳説明員 学校におきましては、いろいろな教材、スライド等を使って先生方工夫をしながら指導をしておるところでございますが、例えば中学校の教科書でございますと、これは一つの教科書の例でございますが、たばこには気持ちを落ちつかせる働きがあると言われているが、健康上はむしろ有害である、たばこの中に含まれているニコチンやタール分は、気管支や肺の粘膜を刺激し、長い間にがんを起こすと言われ、たくさんのたばこを
○青柳説明員 お答えいたします。 中学校、高等学校におきます喫煙による健康への有害性の問題でございますが、中、高校におきましては、保健体育の教科におきまして、いわゆる健康問題の一環として、たばこがいろいろな面で健康に有害な面があるというようなことを教えておるわけでございます。特に青少年につきましては、発育、発達の途上でございますので、特にたばこが有害である、さらに今法律におきましても禁止をされておるというようなことを
○青柳説明員 お答えいたします。 喫煙に伴う健康への影響あるいは有害性の問題につきましては、先般もお答えをいたしましたように、中学校、高等学校の教科の保健体育の中で指導をする建前になっておるわけでございます。そのほかに、先ほども御答弁申し上げましたように、生徒指導の観点からの指導というのももちろんあるわけでございますが、子供たちは、健康にどういうふうな影響を与えるか、あるいは健康との関係でどういうふうに
○青柳説明員 日教組におきまして去る五月に、禁煙教育を考える会というのを発足されまして、小、中、高一貫した禁煙教育のカリキュラムの確立等を目指しまして諸活動を展開されようとしておることにつきましては、仄聞をいたしておるところでございます。 また御指摘のように、坂出市におきまして、小学校からの禁煙教育を実施をしていきたいということで計画が持たれておることも承知をいたしております。小学校の各学年において
○青柳説明員 お答えいたします。 学校におきます禁煙教育と申しますか、たばこに関する教育につきましては、喫煙による健康への有害性に関しまして、中学校及び高等学校におきまして学習指導要領の指導書あるいは解説書において、教科の保健体育で指導するようにお示しをし、それに基づきまして保健体育の教科書等には必要な記述を盛り込んでおるという状況でございます。こういった教材を使いまして、各学校でそれぞれ現場の先生方
○青柳説明員 児童生徒の健康診断の問題につきましては、桜島周辺の地域におきましても、御指摘のとおりそのための特別な健康診断は実施をいたしておりません。ただ、先ほど厚生省の方からお話がございましたように、県の民生部が五十三年度から児童生徒も含めました一般を対象とした桜島降灰健康検診事業、さらに五十八年からは健康影響監視事業というようなものを続けておられるわけでございます。私どもとしましても、こういった
○青柳説明員 文部省におきましては、学校におきます交通安全教育の充実に努めておるところでございます。 お手元の資料の十二ページをお開きいただきたいと思います。 十二ページの第六の一に、学校におきます交通安全教育関係の記載がございます。そこにございますように、学校におきます交通安全教育につきましては、安全教育指導の一環といたしまして、学校の教育活動全体を通じまして計画的、組織的な指導に努めておるところでございます
○青柳説明員 お答えいたします。 学校におきます交通安全教育につきましては、自他の生命の尊重という基本的理念に立ちまして、心身の発達段階やまた地域の交通環境などに即しまして、安全に行動できる態度あるいは能力を養うということをねらいといたしまして、特別活動、特に学級指導、ホームルームでございますが、こういった活動、あるいは学校行事、さらに各教科または道徳なども通じまして、いわば学校の教育活動全体を通
○青柳説明員 お答えいたします。 児童生徒等に対する健康診断の件でございますが、これにつきましては、定期または必要に応じまして臨時の健康診断を行うということに相なっております。定期健康診断の検査項目等につきましては、全国的に一般的な定めを持ってやっておるわけでございますが、それぞれの地域におきます実情を勘案しながら、各設置者において適宜その他の検査項目を加えながら実施をしていただいておるという状況
○青柳説明員 今その資料が手元にございませんのではっきりした数字はわかりませんが、たしか私どもの実施をいたしております研修会の経費が八百万ぐらいではなかったかと思います。学校の仕事というのは、申し上げるまでもございませんが、各設置者におきまして必要な経費を計上してやっていただいておるわけでございます。そういった経費を合わせますとかなりの額には達すると思いますが、私どもの直に所管をいたしております事業
○青柳説明員 学校におきます交通安全教育につきましては、自他の生命の尊重という基本理念に立ちまして、心身の発達段階や地域の実態に即しまして安全に必要な基本的な行動様式を理解させるということと同時に、身近な交通環境におきますさまざまな危険に気づいて的確な判断のもとに安全に行動できるよう、そういった態度と能力を養うということをねらいといたしまして、特別活動の学級指導あるいはホームルーム、あるいは学校行事等
○青柳説明員 学校におきましては、先ほども申し上げましたように、年に一度、定期健診を春に実施をいたしておるわけでございます。そこにおきましては、皮膚疾患も当然健診内容の中に入っておりまして、御指摘のアトピー性皮膚炎なども、専門の先生に診ていただいて診断をしていただいておるわけでございます。それに基づきまして事後措置と申しておりますが、専門医による治療の指示その他の事後措置もやっておるわけでございます
○青柳説明員 皮膚病も含めまして、例えば心臓疾患でございますとか、腎臓疾患でございますとか、虫歯、う歯でございますね、あるいは目の病気、そういった全体の区分での調査は、サンプル調査でございますが実施をいたしております。ただ、個々具体的な疾病のいろいろにつきまして調査をいたしますとこれは大変な作業になるものでございますので、そこまで踏み込んだ調査まではいたしてないわけでございます。
○青柳説明員 文部省におきましては、毎年春の学校におきます健康診断の結果に基づきまして、学校保健統計調査というのを実施いたしておるわけでございます。御指摘のようなアトピー性皮膚炎のような疾患につきまして、個々具体的な数字は私どもはつかんでないわけでございます。主要な疾病や異常につきましての大まかな数字はとっておるわけでございますが、何分にも学校の児童生徒の疾病は非常に多様でございますし、生徒数も多うございますので
○青柳説明員 私どもの方では、都道府県の教育委員会、それからさらに学校を直接管理いたしております市町村教育委員会、そういった学校の設置者側にお願いをしておるわけでございます。もちろん、防衛施設庁を初め関係の方で財政的にいろいろな裏打ちをしていただいておるわけでございまして、そういうものを活用していただきながら学校の環境整備をお願いしていく、こういうことでございます。
○青柳説明員 一応の目安としまして六十五ホン以下というようなことでお願いをいたしておるわけでございます。それぞれの学校の実情に即しまして、防音装置なり何なり適切な措置をとっていただくというようなことで鋭意御指導し、お願いをしておるところでございます。
○青柳説明員 学校における教室の騒音につきましては、昭和三十九年六月に保健体育審議会の答申がございまして、その中で、教室内の騒音レベルにつきましては六十五ホン以下であることが望ましいというような線の御答申がございました。文部省では、これを参考といたしまして、各学校において実情に即した適切な措置がとられるようにということで、都道府県教育委員会その他関係者にお願いをしておるところでございます。
○説明員(青柳徹君) お答えいたします。 学校におきます防災に関する安全教育につきましては、火災、地震、それから今回問題になっております風水害などの緊急時に起こるさまざまな危険とその際の安全な行動の仕方につきまして理解を深めさせて、状況に応じて安全に行動できるようにということをねらいといたしまして、社会科等の各教科あるいは道徳、それから避難訓練等やっておるわけでございますが、学校行事あるいは学級指導
○説明員(青柳徹君) 今回、不幸にも亡くなられました児童に対する災害共済給付の件でございますが、午前中もお答えを申し上げましたように、過去、地震に関連をいたしまして、宮城県沖地震等の災害に当たりましても、亡くなられた児童等について、死亡見舞い金を出しておるというような事例もございます。そういった事例を勘案いたしまして、現在、日本学校健康会におきまして検討を進めておるわけでございますが、文部省といたしましても
○説明員(青柳徹君) 日本学校健康会におきましては、災害共済給付を支給しておるわけでございますが、これは、学校管理下において発生した児童生徒の災害につきまして、不可抗力的ないわば不慮の災害をも対象といたすものでございます。地震に関連をいたしましては、過去、宮城沖地震でも若干の生徒がお亡くなりになりました。この際には、死亡見舞金をお支払いをいたしておるような経緯もございます。これらの過去の支給の事例等
○説明員(青柳徹君) お答えいたします。 学校におきます地震、風水害等についての安全教育指導の問題でございますが、児童生徒等が安全な行動をとることができるような態度あるいは能力を育てるということは重要な問題でございまして、各教科、先生おっしゃる社会科も含めまして各教科、道徳あるいは御案内のとおり避難訓練等も学校行事等として実施をいたしておるわけでございますが、そういった特別活動等、全体の学校教育活動
○青柳説明員 お答えいたします。 日本学校健康会の災害共済給付でございますが、学校管理下におきまして発生しました児童生徒の災害につきましては、不可抗力的な、いわば不慮の災害の場合もこれを対象といたしまして支給をいたしておるわけでございます。過去、地震に関連をいたしまして、宮城県沖地震等で死亡した数人の児童等につきましても支払いをしておるわけでございまして、今回の場合、すでに健康会の秋田支部を通じまして
○青柳説明員 お答えいたします。 学校の安全管理あるいは学校での安全教育指導の問題につきましては、午前中も笹山先生の御質問でお答えをしたとおりでございますが、従来、各教科もとよりでございますが、特別活動なかんずく避難訓練などを通じまして、その充実を図ってきておるところでございます。ただ、先ほども御指摘がございましたように、今回、大変不幸な事故が起こったわけでございますが、この不幸な事故を教訓といたしまして
○青柳説明員 お答え申し上げます。 学校におきます地震、風水害等の非常災害に対します安全教育の問題でございますが、児童生徒等が安全な行動をとることができるような態度や能力というものを養っていくことを目的といたしまして、各教科、道徳、特別活動等、学校のあらゆる教育活動を通じまして、毎年年間の指導計画をもちまして指導を行っておるところでございます。これらの指導を効果的に進めますために、文部省におきましても
○青柳説明員 お答えいたします。 御指摘のとおり、芸術、文化の振興は、それを支える芸術家個々人の力量あるいは生活上の安定というような要素に支えられて初めて育っていくものであろうと私どもも存ずるわけでございます。 ただ、文化庁といたしまして、一般的に芸術、文化の水準向上あるいは創作活動の育成助長というような観点でとっております施策につきまして概略を御説明させていただきたいと思います。 私どもで措置
○青柳説明員 お答えいたします。 私ども、テレビの普及に伴う芸術、文化における変化の状況というものを的確に捕捉しておるわけではございませんが、一、二の大きな事象といたしまして私どもが検討し、また、現実に施策としてとっております問題は、その一つの例といたしまして、映画がテレビの普及に伴いましてここ数年ずっと停滞ぎみだということもございまして、優秀映画を何とか育てていこうではないかというようなこともございまして