1987-05-21 第108回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号
○青木参考人 農業問題は私専門でございませんのでお答えできませんが、先ほどの予算といいますか、お金の問題の住民の負担ということについてちょっと意見を述べさせていただきますけれども、先ほど申しましたように、五十二集落の集落計画を住民が主体的につくり出したわけでございます。これをやりますと、まず市会議員に対する陳情の件数が半分に減りました。そしてまた私は、やり方としましては、こういう計画の中で住民が、個人
○青木参考人 農業問題は私専門でございませんのでお答えできませんが、先ほどの予算といいますか、お金の問題の住民の負担ということについてちょっと意見を述べさせていただきますけれども、先ほど申しましたように、五十二集落の集落計画を住民が主体的につくり出したわけでございます。これをやりますと、まず市会議員に対する陳情の件数が半分に減りました。そしてまた私は、やり方としましては、こういう計画の中で住民が、個人
○青木参考人 総論賛成、各論反対というようなところでなかなか難しいところでございますが、少なくとも集落という一つの領域の中で、新住民の方々の入り方にもよりますけれども、そういう新しい人々は別といたしましても、そういう土地の利用につきまして、いわゆる私益追求型だけの土地利用ということでなしに、集落全体としての土地をどう利用するかということを討議できる——私は今、塩尻市というところの五十三集落の集落計画
○青木参考人 ただいま御紹介をいただきました日本大学の青木でございます。 私は、昭和五十九年まで東京工業大学の建築学科におきまして、建築計画並びに地域計画、主として小都市や農村地域の計画に関する研究と教育を行ってまいりまして、現在は、日本大学の農獣医学部農業工学科という学科におきまして、引き続き農村建築並びに農村計画の研究と教育を行っている者でございます。 〔委員長退席、近藤(元)委員長代理着席
○参考人(青木志郎君) 総パにつきましては、相当広い領域を扱って計画をしたということが一つ。ミニ総パというような形で小さいものも後から出てきたわけですが、やはり言わしていただきますと、管理する論理というように形の中でつくられていくわけです。やはり農業をやっていく者は食糧問題とかマクロ的な計画というような形で農業を見なきゃなりませんけれども、実際に生産しているところで、そこで生活している農民の生活というものをどういうものかということを
○参考人(青木志郎君) ただいまの集落計画の可能性ということが主体だと思いますが、私は実践的にこういう集落計画というものを市町村計画のときにやるわけで、五十三集落、これは塩尻市の例でございますが、全部これは集落の人々がやります。 これは表紙も集落の人々が書いたわけですが、これはどういう手法を用いるかといいますと、生活環境点検地図、それから生産環境点検地図、それから土地利用点検地図という地図で具体的
○参考人(青木志郎君) ただいま紹介されました日本大学の青木でございます。 私の専門であります建築計画、地域計画、特に農村計画の研究を通した立場から、また、数少ないことでございますが、私が農村計画的な村づくりの実践活動の体験の中から、今回提案されました二法律の改正案について意見を述べさせていただきます。意見を説明する前に私の農村計画に対する考え方を述べまして、その立場からの意見をということで御理解